中日・和田一浩コーチが高橋周平選手に伝えていること

■2023.02.06 まるっと！

『和田一浩コーチ 独自の指導で打撃指導』

和田コーチ：
（立浪監督から）「任せているから頼むよ」と言われているので、

まぁそういった責任感を持ってやっていきたいなと思っています。


─8年ぶりにドラゴンズのユニフォームに袖を通した和田コーチ。立浪監督からは得点が昨シーズン両リーグで最も少なかった打線のテコ入れを託されています。

和田コーチ：
色々な今のバッティングの理論っていうのが飛び交っていますし、

その中で選んでいかなきゃいけないものだったり、

選手、それぞれが違うと思うんですよね。

自分のやっていくべき方向というものは明確にしてあげたいなと思いますね。


─和田コーチは現役時代、首位打者などのタイトルを獲得。さらに解説者として外から野球を見つめ直し、選手に接する際の引き出しが増えているようです。

和田コーチ：
高橋周平はやっぱり去年までのバッティングスタイルはダメだと本人は感じているんですよね。


ただ、良かった時のフォームというのも、

やっぱり残像として残っているんですよね。

─プロ12年目の高橋周平選手、昨シーズンはケガもあって5年ぶりに規定打席に達しませんでした。和田コーチにとっては、かつてのチームメイトでもあります。

高橋周平：
まぁやらないといけないと思っていますし、

期待には応えたいなとは思っています。

─不信から脱しようと打撃フォームを模索する高橋選手。これに対し和田コーチは今のところ、必要以上に考えすぎず、自分が思う形で調整するようにアドバイスを送っています。

和田コーチ：
彼は凄く不安がりというか、

選手は結構、みんな不安なんですよね、シーズン始まる前って。

自分の「やっていることが合っているのかな」っていう。

悪くはないっていう状況で進んでいるので、

あとはやっぱり彼自身が「これで突き進んでいくんだ」という自信をもたせてあげたいというか。


高橋周平：
和田さんも、

　和田コーチ：
　あまり悩まずに、

　自分のバッティングをすればいいから。

と言ってくれて、

とにかく結果を残して、

（結果を）残すだけですね。