中日・根尾昂、ロッテ・藤原恭大へのライバル心をむき出しにする

■2022.10.22 中日スポーツ

【中日】根尾VS藤原、大阪桐蔭の同学年で中学以来の対戦、オール直球で勝負し二塁打で藤原に軍配


　「なかなかリズムがつかめずテンポも良くなかった。良くも悪くも、しっかり5回を投げることが最低限の目標だったので、そこだけは良かったと思います」

　初回、いきなりこの日の見どころが訪れた。先頭打者は、大阪桐蔭高時代の同学年でチームメートだった藤原だった。根尾は初球から3球連続で直球を投げ込み、最後は149キロを左中間へはじき返され、失点につながる二塁打を許した。

　投手・根尾が藤原と対するのは、根尾が飛騨高山ボーイズ（岐阜）に所属し、藤原が枚方ボーイズ（大阪）に所属していた中学時代以来。その時は根尾が抑えた。「一打者として、しっかり投げた。どんな打者でも抑えられるようにと思っていた」と今回の対戦を振り返り、「次は絶対に抑えます」とライバル心をむき出しに言い切った。

　その後は、3回2死二塁から4番・佐藤都に右翼へ2ランを許し、3回までに3失点。それでも4、5回と2イニング連続無失点で切り抜けた。計82球を投げて、ストレートは最速150キロだった。

　山井2軍投手コーチは「立ち上がりの難しさだとか今は経験してくれればいい。打者の反応を見たり、いろいろなことを一球一球、投げていく中で何かを感じてくれればいい」と話した。

　次戦は同リーグでの最終登板となる。「やっぱり、ここで5イニング、6イニング、7イニングと投げられるところが春につながってくる。その経験を生かした上で、春に先発でしっかり6イニング、7イニング投げられるようにやっていきたい」と意気込んだ。南国・宮崎で貴重な経験を積んでいる根尾は、今後も貪欲に取り組んでいく。

〔ちょい見せトーチュウ10/22〕3面
フェニックス・リーグでロッテ戦に先発した中日の根尾は5イニング3失点。大阪桐蔭のチームメート藤原との対決では二塁打を打たれた。#根尾昂 #フェニックス・リーグ#東京中日スポーツ のWeb購入はこちら↓↓↓https://t.co/LHAA3LRpVa pic.twitter.com/ifsEWjjE8q

— 東京中日スポーツ (@tochu_sports) October 21, 2022

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ロッテ・藤原恭大「僕も活躍していないし、お互い球界を代表するような選手にならないといけない立場だと思う。次はもっとお客さんが入ったところで、注目されるところで戦えるように頑張りたい」

ロッテ・藤原恭大が中日・根尾昂に「高校の時はもっと意識が高かったよな」と指摘 → 翌日から根尾が発奮するように、さらに練習に熱を入れ始める

「次は絶対に抑えます」と宣言です。

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