■2022.10.08 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
『中日・高橋宏斗投手の話題の続き』
若狭アナ:
高橋宏斗投手の能力は高い?
中田宗男:
やっぱり別格ですね。
器の大きさと言うんですかね、
僕はもう彼の1年の時から見ていましたけど、
見る度に球が唸りをあげるというんですかね。
若狭アナ:
はぁ~!
中田宗男:
フォーム云々いうよりモノの大きさというんですかね、
「これはとんでもないピッチャーになるんじゃないか」というのは。
若狭アナ:
ただ、1年目に苦しみました。
ちょっと違っていたんですかね?
中田宗男:
やっぱり腕がちょっと下がり気味でね、
僕は単純にボールを上から叩くという表現をするんですけど、
全く叩けずに、ちょっと横殴りになって、
球威、スピードは出ていたんです。
150km/h以上は常に出ていたんですけど、
ファームでバッターが打ちにいくと全部当たるんですよ。
若狭アナ:
バットに当たる?
中田宗男:
そうなんですよ。
それは角度と手元でのスピンのかかり方だと思うんです。
で、ことごとく当たってヒットをよく打たれていましたけど、
今年は本来のボールを叩けるようになって、
スピン量と、バッターのバットが下を通過する、そういう球に、
まぁ本来の球ですけど。
若狭アナ:
それを本当に中田さんがスカウトではなくなり、
いちドラゴンズファンとしてテレビを見ていた時に、
「あっ!これこれこれ!」と?
中田宗男:
そうですね。
本当に1年目は結構、心配したんです。
結構、ファームの試合を見に行ったり、
まだその時は現役でドラゴンズの職員だったので、
アドバイスはしませんけど、
「ちょっと今、横になってるよ」とか、そういう言い方で、
本人も悩んでいたんですよね。
まだもうちょっと時間をかける必要があるのかなと思いながら、
もう2月のキャンプ終わって帰ってきてオープン戦ですかね、
それをテレビで見た瞬間に「うわっ!一気にここまで変わるかな」というくらいに良くなっていたんですよね。
若狭アナ:
オープン戦の投球フォームで、
「あっ!これやるな!」ともう分かるんですね?
中田宗男:
そうですね。
一番懸念していた部分が「それや!それや!」というように、
「その感じ絶対に忘れるなよ!」というふうような綺麗に上からボールが叩けていたんで。
若狭アナ:
「これ!これ!これ!」と?
中田宗男:
そうです。
だから一緒の150何km/hでもバッターからすると、もう全然違います。
片や140km/h台の球にしか感じないのが、
今は160km/hとかそれ以上の球に感じるくらいはありますね。
『若狭敬一のスポ音』
12時20分からは「スポ音」をお聞きください。16時15分までの生放送です。「大谷ノブ彦のキスころ濃縮版」はホームランテラス問題。「未来アスリート」は愛知学院大学剣道部3年生本多祐輔選手を特集。15時台のゲストは中日ドラゴンズ元スカウト部長の中田宗男さん。質問をお待ちしています! #スポ音 pic.twitter.com/Dmma6BiLGZ
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) October 8, 2022
「スポ音」をお聞き頂き、ありがとうございました。らじお女子の水野楓奈ちゃんに久しぶりに会えて楽しかったです。15時台のゲストは中田宗男元スカウト部長でした。「最近の低迷に責任を感じています。でも、今年は若手が出てきました。これからに期待しています」と言って帰られました。 #スポ音 pic.twitter.com/Tz9ckjxhZr
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) October 8, 2022
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『中日・高橋宏斗投手の話題の続き』
若狭アナ:
高橋宏斗投手の能力は高い?
中田宗男:
やっぱり別格ですね。
器の大きさと言うんですかね、
僕はもう彼の1年の時から見ていましたけど、
見る度に球が唸りをあげるというんですかね。
若狭アナ:
はぁ~!
中田宗男:
フォーム云々いうよりモノの大きさというんですかね、
「これはとんでもないピッチャーになるんじゃないか」というのは。
若狭アナ:
ただ、1年目に苦しみました。
ちょっと違っていたんですかね?
中田宗男:
やっぱり腕がちょっと下がり気味でね、
僕は単純にボールを上から叩くという表現をするんですけど、
全く叩けずに、ちょっと横殴りになって、
球威、スピードは出ていたんです。
150km/h以上は常に出ていたんですけど、
ファームでバッターが打ちにいくと全部当たるんですよ。
若狭アナ:
バットに当たる?
中田宗男:
そうなんですよ。
それは角度と手元でのスピンのかかり方だと思うんです。
で、ことごとく当たってヒットをよく打たれていましたけど、
今年は本来のボールを叩けるようになって、
スピン量と、バッターのバットが下を通過する、そういう球に、
まぁ本来の球ですけど。
若狭アナ:
それを本当に中田さんがスカウトではなくなり、
いちドラゴンズファンとしてテレビを見ていた時に、
「あっ!これこれこれ!」と?
中田宗男:
そうですね。
本当に1年目は結構、心配したんです。
結構、ファームの試合を見に行ったり、
まだその時は現役でドラゴンズの職員だったので、
アドバイスはしませんけど、
「ちょっと今、横になってるよ」とか、そういう言い方で、
本人も悩んでいたんですよね。
まだもうちょっと時間をかける必要があるのかなと思いながら、
もう2月のキャンプ終わって帰ってきてオープン戦ですかね、
それをテレビで見た瞬間に「うわっ!一気にここまで変わるかな」というくらいに良くなっていたんですよね。
若狭アナ:
オープン戦の投球フォームで、
「あっ!これやるな!」ともう分かるんですね?
中田宗男:
そうですね。
一番懸念していた部分が「それや!それや!」というように、
「その感じ絶対に忘れるなよ!」というふうような綺麗に上からボールが叩けていたんで。
若狭アナ:
「これ!これ!これ!」と?
中田宗男:
そうです。
だから一緒の150何km/hでもバッターからすると、もう全然違います。
片や140km/h台の球にしか感じないのが、
今は160km/hとかそれ以上の球に感じるくらいはありますね。
報道陣「去年のオフに一緒に自主トレをやった高橋宏斗投手、どんなところに成長を感じますか?」 → 中日・福谷浩司投手「成長を感じるというよりも…」
中日・立浪和義監督「坊やが開幕投手なんかできるわけないでしょう? お前、答えろ!やめたほうがいいと思うぞ(笑)」 高橋宏斗投手「(笑)」
一気に劇的進化を遂げました。