■2022.05.02 東海ラジオ
『大澤広樹のドラゴンズステーション』
…
お便り「Q. 岩瀬さん、大野雄大選手、左バッターに対するヒットが増えているんですが、やっぱり相手バッターが攻略してきているんでしょうか?」
大澤アナ:
もう3割後半くらい打たれているんですよね?
岩瀬:
まぁそうですね。
やっぱり左バッターに対して食い込むボールがないので、
左バッターが怖がるボールがないんですよね。
大澤アナ:
左バッターに対して大野選手は食い込んでいくボールがない、
その食い込むボール、
例えば球種でいうと、どんなボールなんですか?
岩瀬:
ツーシームとかシュートとかあるんですけど、
ただ、大野のツーシームというのは落ちるボールなので、
食い込むボールじゃないんですよね。
ですから左バッターがインコースに投げられても、
まずデッドボールになるという恐怖感がないというところと。
大澤アナ:
当たらない、
自分の体には当たることのないという安心感?
岩瀬:
安心感と、
あと、どうしても球種が自分のほうに食い込んでくるボールがないので、
逃げるか、落ちるかなので、
左バッターが開いてくれないんですよね。
大澤アナ:
あ~、なるほど!
岩瀬:
ですから左バッターのほうが、
ボールを長くじっくり見れるというところで、
やっぱりミートされる確率が上がりますよね。
大澤アナ:
やっぱり自分のほうに食い込んでくるボールがあると、
多少開くのが早くなる?
岩瀬:
はい。
大澤アナ:
だから外のボール、
対応が遅れるということですか?
岩瀬:
はい。
だから内・外、どっちも対応しづらくなるんですけど、
今の大野選手の場合だと、
インコースに来ても、
結局、真っすぐかツーシームなので、
そこまでバッターが抜かれないんですよね。
大澤アナ:
これ、やっぱり岩瀬さん、
例えばインサイドに結構、厳しめにストレート強いボールでドンといっても、
そんなに効果はないものなんですか?
岩瀬:
ストレートだとバッターに怖さがないんですよね。
大澤アナ:
あ~、そうなんですか。
岩瀬:
そこはバッターが捨てているので、
無理に打ちにこないという、
どうせ違う球でくるんだろうというふうにバッターは思っているんで、
追い込まれない限りはインサイドのストレートというのは、
いきなり打ちにこないというところですよね。
大澤アナ:
左バッターが打ちにいった時に、
自分のほうにボールが変化して、
自分のほうに食い込んできて当たるかもしれないというような恐怖心を抱かせないと?
岩瀬:
やっぱり今の左バッターというのは打ち取るのは難しくなりますよね。
大澤アナ:
よく左対左、
ピッチャーのほうが有利って簡単に言われたりしますけど、
そんな甘いもんでもないですよね。
岩瀬:
ですから左ピッチャーが左バッターに当ててもいいのは、
やっぱり変則な左ピッチャーは基本的にはいいですよね。
大澤アナ:
その左サイドハンドとか、
バッターの背中のほうから投げるピッチャーだったら?
岩瀬:
それとかシュートボールが良い左ピッチャーは左バッターを抑えやすいですよね。
大澤アナ:
なるほど。
逆に言えば、それがないと、
左バッターのほうが打ちやすいということも言えますか?
岩瀬:
そうですね。
やっぱり打ちやすくなりますよね。
両方、追わなくて済みますから。
大澤アナ:
ちょっとそのあたり、
もちろん大野選手も分かっていることでもありますけども、
ちょっと改めて対策考えていかないと、
おそらくこのままいったら他の球団も左バッター中心で並べてくる可能性って十分ありますよね?
岩瀬:
いやあるでしょうね。
これだけ成績に、数字に出てしまっているので、
そういうところは左バッターの抑え方というのを考えていかないといけないでしょうね。
『大澤広樹のドラゴンズステーション』
⚡️東海ラジオ
— ガッツイッター(東海ラジオ) (@guts1332) April 29, 2022
大澤広樹のドラゴンズステーション
スタジオには #岩瀬仁紀 さんです!
高橋周平が1軍登録!
今日の先発は高橋宏斗!
W高橋の活躍はあるのか!?
📻radikoは⤵️https://t.co/spjYRHd6L7 #東海ラジオ #ドラステ #ドラゴンズ pic.twitter.com/2sA5SxNViK
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お便り「Q. 岩瀬さん、大野雄大選手、左バッターに対するヒットが増えているんですが、やっぱり相手バッターが攻略してきているんでしょうか?」
大澤アナ:
もう3割後半くらい打たれているんですよね?
岩瀬:
まぁそうですね。
やっぱり左バッターに対して食い込むボールがないので、
左バッターが怖がるボールがないんですよね。
大澤アナ:
左バッターに対して大野選手は食い込んでいくボールがない、
その食い込むボール、
例えば球種でいうと、どんなボールなんですか?
岩瀬:
ツーシームとかシュートとかあるんですけど、
ただ、大野のツーシームというのは落ちるボールなので、
食い込むボールじゃないんですよね。
ですから左バッターがインコースに投げられても、
まずデッドボールになるという恐怖感がないというところと。
大澤アナ:
当たらない、
自分の体には当たることのないという安心感?
岩瀬:
安心感と、
あと、どうしても球種が自分のほうに食い込んでくるボールがないので、
逃げるか、落ちるかなので、
左バッターが開いてくれないんですよね。
大澤アナ:
あ~、なるほど!
岩瀬:
ですから左バッターのほうが、
ボールを長くじっくり見れるというところで、
やっぱりミートされる確率が上がりますよね。
大澤アナ:
やっぱり自分のほうに食い込んでくるボールがあると、
多少開くのが早くなる?
岩瀬:
はい。
大澤アナ:
だから外のボール、
対応が遅れるということですか?
岩瀬:
はい。
だから内・外、どっちも対応しづらくなるんですけど、
今の大野選手の場合だと、
インコースに来ても、
結局、真っすぐかツーシームなので、
そこまでバッターが抜かれないんですよね。
大澤アナ:
これ、やっぱり岩瀬さん、
例えばインサイドに結構、厳しめにストレート強いボールでドンといっても、
そんなに効果はないものなんですか?
岩瀬:
ストレートだとバッターに怖さがないんですよね。
大澤アナ:
あ~、そうなんですか。
岩瀬:
そこはバッターが捨てているので、
無理に打ちにこないという、
どうせ違う球でくるんだろうというふうにバッターは思っているんで、
追い込まれない限りはインサイドのストレートというのは、
いきなり打ちにこないというところですよね。
大澤アナ:
左バッターが打ちにいった時に、
自分のほうにボールが変化して、
自分のほうに食い込んできて当たるかもしれないというような恐怖心を抱かせないと?
岩瀬:
やっぱり今の左バッターというのは打ち取るのは難しくなりますよね。
大澤アナ:
よく左対左、
ピッチャーのほうが有利って簡単に言われたりしますけど、
そんな甘いもんでもないですよね。
岩瀬:
ですから左ピッチャーが左バッターに当ててもいいのは、
やっぱり変則な左ピッチャーは基本的にはいいですよね。
大澤アナ:
その左サイドハンドとか、
バッターの背中のほうから投げるピッチャーだったら?
岩瀬:
それとかシュートボールが良い左ピッチャーは左バッターを抑えやすいですよね。
大澤アナ:
なるほど。
逆に言えば、それがないと、
左バッターのほうが打ちやすいということも言えますか?
岩瀬:
そうですね。
やっぱり打ちやすくなりますよね。
両方、追わなくて済みますから。
大澤アナ:
ちょっとそのあたり、
もちろん大野選手も分かっていることでもありますけども、
ちょっと改めて対策考えていかないと、
おそらくこのままいったら他の球団も左バッター中心で並べてくる可能性って十分ありますよね?
岩瀬:
いやあるでしょうね。
これだけ成績に、数字に出てしまっているので、
そういうところは左バッターの抑え方というのを考えていかないといけないでしょうね。
■2022.05.01 個人投手成績
中日・大野雄大(33歳)
5試合 1勝3敗 防御率3.55
33回 奪三振19 奪三振率5.18 与四死球7
WHIP1.24 被打率.264 K/BB2.71
2020年 対右.189(354-67) 対左.232(168-39)
2021年 対右.181(321-58) 対左.301(209-63)
2022年 対右.169(*65-11) 対左.359(*64-23)
中日・大野雄大(33歳)
5試合 1勝3敗 防御率3.55
33回 奪三振19 奪三振率5.18 与四死球7
WHIP1.24 被打率.264 K/BB2.71
2020年 対右.189(354-67) 対左.232(168-39)
2021年 対右.181(321-58) 対左.301(209-63)
2022年 対右.169(*65-11) 対左.359(*64-23)
中日・大野雄大投手「祖父江(先輩)が勝ち投手かよぉ!!! 祖父江が勝ち投手かよぉ!!! 祖父江が勝ち投手かよぉ!!! 祖父江が勝ち投手かよぉ!!!」
イチローさん、中日・大野雄大投手と対戦する「球ノビるぅ~~~!!!」【動画】
対左の打数自体も増加。他球団が対策しているようですねぇ。