■2022.02.02 東海ラジオ
『大澤広樹のドラゴンズステーション』
…
お便り「Q.育成の松木平選手が立浪監督、木下捕手に相手に真っすぐとスライダーを投げてアピールしていました。結果を残せば支配下登録されると思います。紅白戦、オープン戦で結果を残して、支配下を勝ち取ってもらいたいです」
大澤アナ:
松木平選手に関していえば、
藤井さんは去年、ファームで見ているわけですが。
藤井:
「良いボールを投げる子だな」という話は出ましたよ。
大澤アナ:
ああ、そうですか。
藤井:
「手足も長いし、なんかきっかけ1つで変わるかもね」って、
「体ができてきたら、また変わるんじゃない?」っていう話をしていましたね。
大澤アナ:
あっ、まだ今2年目、
高卒2年目ということですけれども、
1年目からちょっと「あっ!」と思わせるものはあったんですか?
藤井:
見えましたね、本当にそれは。
体が出来てきたら球質も変わるだろうし、
僕、1回対戦しましたけれど、シート打撃で。
大澤アナ:
ああ、そうですか。
藤井:
なんかスライダーかな? 何か凄い独特だった気がするんですよ。
その時は対打者はほとんど投げていなかったので、
バッティング練習というかシート打撃、ゲーム形式のバッティング練習で、
ピッチャーとして投げて対戦ですよね。
緊張していたのかストライク入らなかったりはしてましたけど、
「球質とかはやっぱり良い球を投げるよなぁ」なんて言っていたんで、
今回、高卒育成選手2年目という、そういう立ち位置なのに1軍キャンプに呼んでもらえるというのは、
もちろん松木平選手のポテンシャルもあるとは思いますけど、
そういうところまでちゃんと見ているという今の首脳陣が僕は凄いなと。
大澤アナ:
あ~!
まぁ言葉は悪いですけど、
なかなか注目、目が行き届かなくてもおかしくない立ち位置なわけじゃないですか?
藤井:
そうですね。
これはもうシビアな言い方をすれば、
よっぽどじゃなきゃ見てもらえない状況にいるんですね、これは間違いなく。
大澤アナ:
よく横一線と言いますけれど、
本当に横一線のことって?
藤井:
あるわけがないです!(笑)
それはあるわけない。
大澤アナ:
もうちょっとソフトに言うのかなと思ったら(笑)
「あるわけない」と?(笑)
藤井:
あるわけないです!
やってきた年数、実績、体つき、積み上げた物があるので、
そこで「横一線です」って、
それはずっとレギュラーで頑張っている大島と今年入ってきたルーキーの子が「横一線だぞ」と、
本当に横一線のわけないじゃないですか。
それはもちろんみんな分かっていますけど、
でも「レギュラーをこれから獲るぞ」という選手にとっては同じポジションに新しい選手がくるというのは、
これはもう「ここを競いなさいよ」という意味で、
「争っている君達のところは横一線で見てるよ」という意味だと思うんです、基本的に言う時は。
そんなことを言ったら落合監督の頃なんてね、
いきなりキャンプ中に開幕スタメンを発表されちゃいましたかね。
大澤アナ:
あっ、そうでしたね(笑)
藤井:
落合監督:
俺はお前達が横一線だって思ったことはねぇ。
って。
それはそうだと思います。
それは選手のやる気を促すためにという。
大澤アナ:
「お前たちはレギュラーだ」ということを打ち出すやり方もあるわけですよね。
藤井:
それは監督とかチームの空気にもよると思いますけど。
「横一線だから、みんなで頑張った人間が出てこれるんだよ」というのは、
それを聞いて「頑張ろう」という選手もいるだろうし、
逆に「お前たちは横一線じゃねぇ」ということで、
自分の立場を自分で受け入れてそこから頑張ろうという人もいるだろうし、
それはチームの監督の方針によって変わると思いますよね。
『大澤広樹のドラゴンズステーション』
『大澤広樹のドラゴンズステーション』、きょうは藤井淳志さんとお送りします!#東海ラジオ #ドラゴンズ #ガッツナイター #ドラステ #ドラゴンズステーション pic.twitter.com/weSRlXR6hl
— 大澤広樹(東海ラジオアナウンサー) (@osawahiroki) February 2, 2022
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お便り「Q.育成の松木平選手が立浪監督、木下捕手に相手に真っすぐとスライダーを投げてアピールしていました。結果を残せば支配下登録されると思います。紅白戦、オープン戦で結果を残して、支配下を勝ち取ってもらいたいです」
大澤アナ:
松木平選手に関していえば、
藤井さんは去年、ファームで見ているわけですが。
藤井:
「良いボールを投げる子だな」という話は出ましたよ。
大澤アナ:
ああ、そうですか。
藤井:
「手足も長いし、なんかきっかけ1つで変わるかもね」って、
「体ができてきたら、また変わるんじゃない?」っていう話をしていましたね。
大澤アナ:
あっ、まだ今2年目、
高卒2年目ということですけれども、
1年目からちょっと「あっ!」と思わせるものはあったんですか?
藤井:
見えましたね、本当にそれは。
体が出来てきたら球質も変わるだろうし、
僕、1回対戦しましたけれど、シート打撃で。
大澤アナ:
ああ、そうですか。
藤井:
なんかスライダーかな? 何か凄い独特だった気がするんですよ。
その時は対打者はほとんど投げていなかったので、
バッティング練習というかシート打撃、ゲーム形式のバッティング練習で、
ピッチャーとして投げて対戦ですよね。
緊張していたのかストライク入らなかったりはしてましたけど、
「球質とかはやっぱり良い球を投げるよなぁ」なんて言っていたんで、
今回、高卒育成選手2年目という、そういう立ち位置なのに1軍キャンプに呼んでもらえるというのは、
もちろん松木平選手のポテンシャルもあるとは思いますけど、
そういうところまでちゃんと見ているという今の首脳陣が僕は凄いなと。
大澤アナ:
あ~!
まぁ言葉は悪いですけど、
なかなか注目、目が行き届かなくてもおかしくない立ち位置なわけじゃないですか?
藤井:
そうですね。
これはもうシビアな言い方をすれば、
よっぽどじゃなきゃ見てもらえない状況にいるんですね、これは間違いなく。
大澤アナ:
よく横一線と言いますけれど、
本当に横一線のことって?
藤井:
あるわけがないです!(笑)
それはあるわけない。
大澤アナ:
もうちょっとソフトに言うのかなと思ったら(笑)
「あるわけない」と?(笑)
藤井:
あるわけないです!
やってきた年数、実績、体つき、積み上げた物があるので、
そこで「横一線です」って、
それはずっとレギュラーで頑張っている大島と今年入ってきたルーキーの子が「横一線だぞ」と、
本当に横一線のわけないじゃないですか。
それはもちろんみんな分かっていますけど、
でも「レギュラーをこれから獲るぞ」という選手にとっては同じポジションに新しい選手がくるというのは、
これはもう「ここを競いなさいよ」という意味で、
「争っている君達のところは横一線で見てるよ」という意味だと思うんです、基本的に言う時は。
そんなことを言ったら落合監督の頃なんてね、
いきなりキャンプ中に開幕スタメンを発表されちゃいましたかね。
大澤アナ:
あっ、そうでしたね(笑)
藤井:
落合監督:
俺はお前達が横一線だって思ったことはねぇ。
って。
それはそうだと思います。
それは選手のやる気を促すためにという。
大澤アナ:
「お前たちはレギュラーだ」ということを打ち出すやり方もあるわけですよね。
藤井:
それは監督とかチームの空気にもよると思いますけど。
「横一線だから、みんなで頑張った人間が出てこれるんだよ」というのは、
それを聞いて「頑張ろう」という選手もいるだろうし、
逆に「お前たちは横一線じゃねぇ」ということで、
自分の立場を自分で受け入れてそこから頑張ろうという人もいるだろうし、
それはチームの監督の方針によって変わると思いますよね。
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