■2022.01.08 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
お便り「Q.落合さんはヘッドコーチです。ドラゴンズは近年、先発ピッチャーが良い投球をしても勝ち星がつかない試合が沢山ありました。こういう場合、まず投手コーチとしてピッチャーにどんなアドバイス、話をするんでしょうか?どうモチベーションを保ってあげるんでしょうか?一方で、ヘッドコーチという立番で、こういった場合に不甲斐ない打撃陣をどう思うのか、どんなミーティングをするのか、言葉をかけるのか聞きたいです」
落合コーチ:
ピッチャー心理からいったら、やっぱり「打ってくれよ!」となると思いますけど、
そこはやっぱり立場的には、そこは強くはたぶん言えないので、
野手に関してはたぶん“お願い”が出ると思います。
祈っていると思います、攻撃中。
若狭アナ:
(笑)
「祈りましょう」が出るわけですね?(笑)
落合コーチ:
「祈りましょう」が出るかもしれないです。
でも、これはピッチャーも打たれることもありますし、
それはお互い様、僕の中ではお互い様。
我慢をさせなきゃといけないところは我慢させますし、
野手に尻を叩くなら、やっぱり叩いていきますし、
そこは上手くやる自信はあります。
言葉をかけるタイミング、どんな言葉をかけるとかというチョイスも、
自分なりにやっぱり経験してきているので、そこは間違いないように、
「ここでこんな言葉を言うか?」ということを言わないようにしたいと思います。
若狭アナ:
これは2軍監督の経験から来ているということですか?
落合コーチ:
そうですね。
若狭アナ:
野手にも適切な場面で適切な言葉をかけるという?
落合コーチ:
野手のほうが基本、優しいです、僕は、サムスンの時は。
ピッチャーにはやっぱり分かるんで、ピッチャーの気持ちというものが。
それはやっぱりピッチャーに関しては厳しい、
サムスンのピッチャー達もそう思っていたと思います。
若狭アナ:
1番やっちゃいけない野手への言葉のタイミングと内容って何なんですか?
「『ここでこんなこと言うか?』というのは極力避ける」という話が先ほどありましたが。
落合コーチ:
まぁ結果論で言うことじゃないですか。
若狭アナ:
「なんで、お前あそこでゲッツー打ったんだよ」?
落合コーチ:
そういうことじゃないですか。
だったら打つ前に何度か声かけて、
「よし!」という思いで入らせたかどうかが大事じゃないですか。
それで結果が出なかったら、しょうがないですけど。
かける言葉ってやっぱり打つ前、入る前だと思います。
準備してる段階だと思います、大事なのは。
打った、結果が出たあとの言葉なんて何を言っても僕はダメだと思います。
打った時の言葉は、ヒット打ったら気持ちが良いので、
それはどんな言葉をかけてもですけど、
凡退したあとのかける言葉なんて僕はない、放っておいたほうがいいと思います。
若狭アナ:
凡退後は放っておくべし!
落合コーチ:
僕は放っておくと思います。
しばらく時間が経って、次向かう時に、
そこが大事だと思っています。
若狭アナ:
ファンは言っていいですか?
凡退したあと「おい!ここでゲッツーか!!!」。
落合コーチ:
もちろんです。
それは言っていいです。
若狭アナ:
大丈夫ですか?(笑)
落合コーチ:
大丈夫です。
そこで言わなかったら。
若狭アナ:
(笑)
お金払って見に行っていて、応援していて。
落合コーチ:
僕もユニフォーム着てなかったら言ってますよ。
そういうもんですよ(笑)
若狭アナ:
(笑)
「おい!」と(笑)
そういうもんなんですね。
落合コーチ:
だから、かける言葉というのはやる前ですね。
『若狭敬一のスポ音』
落合英二ヘッド兼投手コーチがCBCラジオに!帰国後、初メディアです!サイン色紙を3名様にプレゼントします! #スポ音 pic.twitter.com/qsTwRMxydG
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) January 8, 2022
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お便り「Q.落合さんはヘッドコーチです。ドラゴンズは近年、先発ピッチャーが良い投球をしても勝ち星がつかない試合が沢山ありました。こういう場合、まず投手コーチとしてピッチャーにどんなアドバイス、話をするんでしょうか?どうモチベーションを保ってあげるんでしょうか?一方で、ヘッドコーチという立番で、こういった場合に不甲斐ない打撃陣をどう思うのか、どんなミーティングをするのか、言葉をかけるのか聞きたいです」
落合コーチ:
ピッチャー心理からいったら、やっぱり「打ってくれよ!」となると思いますけど、
そこはやっぱり立場的には、そこは強くはたぶん言えないので、
野手に関してはたぶん“お願い”が出ると思います。
祈っていると思います、攻撃中。
若狭アナ:
(笑)
「祈りましょう」が出るわけですね?(笑)
落合コーチ:
「祈りましょう」が出るかもしれないです。
でも、これはピッチャーも打たれることもありますし、
それはお互い様、僕の中ではお互い様。
我慢をさせなきゃといけないところは我慢させますし、
野手に尻を叩くなら、やっぱり叩いていきますし、
そこは上手くやる自信はあります。
言葉をかけるタイミング、どんな言葉をかけるとかというチョイスも、
自分なりにやっぱり経験してきているので、そこは間違いないように、
「ここでこんな言葉を言うか?」ということを言わないようにしたいと思います。
若狭アナ:
これは2軍監督の経験から来ているということですか?
落合コーチ:
そうですね。
若狭アナ:
野手にも適切な場面で適切な言葉をかけるという?
落合コーチ:
野手のほうが基本、優しいです、僕は、サムスンの時は。
ピッチャーにはやっぱり分かるんで、ピッチャーの気持ちというものが。
それはやっぱりピッチャーに関しては厳しい、
サムスンのピッチャー達もそう思っていたと思います。
若狭アナ:
1番やっちゃいけない野手への言葉のタイミングと内容って何なんですか?
「『ここでこんなこと言うか?』というのは極力避ける」という話が先ほどありましたが。
落合コーチ:
まぁ結果論で言うことじゃないですか。
若狭アナ:
「なんで、お前あそこでゲッツー打ったんだよ」?
落合コーチ:
そういうことじゃないですか。
だったら打つ前に何度か声かけて、
「よし!」という思いで入らせたかどうかが大事じゃないですか。
それで結果が出なかったら、しょうがないですけど。
かける言葉ってやっぱり打つ前、入る前だと思います。
準備してる段階だと思います、大事なのは。
打った、結果が出たあとの言葉なんて何を言っても僕はダメだと思います。
打った時の言葉は、ヒット打ったら気持ちが良いので、
それはどんな言葉をかけてもですけど、
凡退したあとのかける言葉なんて僕はない、放っておいたほうがいいと思います。
若狭アナ:
凡退後は放っておくべし!
落合コーチ:
僕は放っておくと思います。
しばらく時間が経って、次向かう時に、
そこが大事だと思っています。
若狭アナ:
ファンは言っていいですか?
凡退したあと「おい!ここでゲッツーか!!!」。
落合コーチ:
もちろんです。
それは言っていいです。
若狭アナ:
大丈夫ですか?(笑)
落合コーチ:
大丈夫です。
そこで言わなかったら。
若狭アナ:
(笑)
お金払って見に行っていて、応援していて。
落合コーチ:
僕もユニフォーム着てなかったら言ってますよ。
そういうもんですよ(笑)
若狭アナ:
(笑)
「おい!」と(笑)
そういうもんなんですね。
落合コーチ:
だから、かける言葉というのはやる前ですね。
中日・落合英二コーチ「福谷くんに関してはやっぱり理屈っぽいなっていう、受け答えがね」
中日・落合英二コーチ「監督に頭を下げてでも…ソブだけはヒゲを本当に伸ばしたい!」
結果論ではなく「やる前に」。落合英二ヘッドコーチとしての方針を明かしてくれました。