「前年最下位から見事に日本一に輝いたヤクルトが、今年のセ・リーグの主役であることは間違いないですが、開幕以来ずっと話題の中心だったのは阪神タイガースだと思いますね」。
— 集英社スポルティーバ (@webSportiva) December 27, 2021
2021年のセ・リーグついて、#アレックス・ラミレス 氏に総括していただきました。@Ramichan3https://t.co/E2P13sTrL8
■2021.12.28 集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
ラミレスが2021年のセ・リーグを総括。ヤクルト優勝、阪神失速の理由、来季のサプライズチームを語る
《ラミレスが2021年のセ・リーグを総括。ヤクルト優勝、阪神失速の理由、来季のサプライズチームを語る(webスポルティーバ) – Yahoo!ニュース》
【中日は来季のサプライズ候補】
――続いて、5位の中日ドラゴンズについてお願いします。
ラミレス チーム防御率が12球団トップだったように、柳裕也をはじめとして先発投手陣には何も問題がなく、リリーフ陣も万全でした。それだけに、チームとして5位に終わってしまったのはもったいなかったですね。ホーム球場であるバンテリンドームでは圧倒的な強さを誇りつつ、シーズン全体としては結果が出ない。課題は明白で、攻撃力アップこそ、中日に求められている点です。
――ここ数年、ずっと打撃陣の奮起が期待されるシーズンが続いています。
ラミレス 毎年期待されている高橋周平が、不振に苦しんだことが痛かったですね。今シーズンは、打率.259で、ホームランは5本、打点はわずかに39。これでは相手バッテリーに脅威を与えることはできません。そして、ダヤン・ビシエドの前後を打つ外国人選手をしっかり固めないと、ビシエドと勝負をしてもらうこともなくなり、ますます得点力は下がってしまいます。
――中日の来シーズンをどのように予想しますか?
ラミレス 攻撃陣に大きな課題があるとはいえ、投手力はリーグ屈指であることは間違いないし、現段階で私が「セ・リーグナンバーワンキャッチャーだ」と考える木下拓哉を中心に、センターラインも揃っています。先発投手もいい、クローザーのライデル・マルティネスもいい。攻撃陣に飛躍が見られれば、優勝もあるかもしれません。2022年のサプライズ候補の筆頭は中日だと思いますね。
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アレックス・ラミレスさん「ドラゴンズはビシエドの他に、さらにもう1人外国人選手が打線に加われば、より強力になるだろうね」【動画】
日本ハム・新庄剛志ビッグボス「中日さん、打てないらしいですね?ウチも打てないんですよ。ただ…ドラゴンズ、ガラッて変わるんじゃないかなと思ってます」
やはい得点力をどう上げていくかがカギですねぇ。