■2021.12.05 ぶらぶら!D級ウォーカー~藤井淳志さん引退記念!御礼巡りSP~
…
『藤井淳志が語る プロ野球選手の覚悟』
井戸田:
藤井さんから見て、退いたばかりですけども、
新たな立浪ドラゴンズ、どう見えていますか?
藤井:
立浪さん、「身だしなみからきちんとしなさいよ」って始まったじゃないですか。
井戸田:
長髪・茶髪・ヒゲ禁止、
藤井さん、全部ダメじゃないですか。
藤井:
(笑)
大丈夫でしょ、ヒゲも生えていないし。
井戸田:
ヒゲ生えているでしょ。
マスク取ってくださいよ。
生えてるじゃん!(笑)
藤井:
(笑)
身だしなみでいきなり「NO!NO!」って言われて、
みんながなんか「あっ、新しくいくんだな」ってなると思う。
しかもめちゃくちゃ練習は僕はハードになるんじゃないかなって思っているんですよ。
井戸田:
今の秋季キャンプもかなりキツめだっていう話も聞きますもんね。
藤井:
もう僕は立浪さんがなるって話になった時から「あ~、これ若い選手、大丈夫かな?」って正直思ったんです。
井戸田:
え~、そんなにですか?
藤井:
「ケガする奴はいらん」っていうのがやっぱり根本にはある方なので、
1つだけ今の若い選手に僕が引退前に話をしたことがあって、
ケガっていうのは野球ができなくなったらケガなんですよ。
テーピングしたり、痛み止め飲んででもやれるならまだケガじゃないと。
それって結局は立浪さんの言う、考える「丈夫な奴しかいらん」っていうのを、
「ケガをケガと思わず、それを乗り越えられる奴じゃないと、この世界じゃ飯食えねえぞ」ってのがあるんですよ。
でもそれがこれ以上やったら本当に、例えば肩をとばしてしまうとか、肘をとばしてしまうとか、
そこってでも自分が体の痛みと向き合っていっているからこそ分かるんですよ。
どこも痛くない選手って正直いないんですよ。
でもこれはもうプロだから、仕事なんで、
「痛い」って言うことによって他の選手にチャンスを与える、
ということは自分が蹴落とされる可能性がそこで一気に上るわけで、
そこをシビアに感じられていないのが今の若い選手には多いので、
今回、立浪さんが監督になられて「ケガする奴はいらん」っていう方針は絶対にあると思うので、
プロ野球って世界にいる、少しでもこの世界で長くやりたいのなら、
長くやりたいというか結果を出したかったり、お金を稼ぎたかったりってなるのであれば、
そこって自分との勝負の場面でもあると思うんですよ。
この痛みを乗り切ってでもパフォーマンスを出せるのか、
この痛みがあるせいでパフォーマンスを出せずに評価を下げるのかっていうところも自分で感じ取らないといけないし。
井戸田:
時代的に考えるとそれを強制するのは違うけども、
本人に気がついてほしいってことなのよね。
藤井:
そうなんです。
まさにそうです。
井戸田:
それを気がつける選手が今後、選手生活が長くなる。
藤井:
僕は絶対にそうだと思うし。
井戸田:
それは40歳までやった藤井さんの意見っていうことですもんね。
藤井:
僕はそれは間違いないと思っているし、
そういう選手は結局は周りの人に認めてもらえるんですよ。
だから森野、小田さんの空気が、
たぶん森野さんも前回にコーチやっている時よりも今回のコーチのほうが、
よりピリピリした空気になっていくのかなっていう。
まぁ小田さんは上手いこと選手の空気を、圧を抜いてくれるから。
井戸田:
小田さんは小田さんなりのね、
選手のみなさんを和らげる要素もあると思いますし。
藤井:
でも、そういうのもありますけど、
あの人は結構、野球にはシビアなんですよ。
だから面白いと思います。
#日高さんご指摘
— ぶらぶら!D級ウォーカー (@bura2_d_walker) December 3, 2021
#12/5(日)の番組PR動画#超レアかも…#4日ドラHOT+でも告知します。#見てね pic.twitter.com/5UXeeXVJ0C
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『藤井淳志が語る プロ野球選手の覚悟』
井戸田:
藤井さんから見て、退いたばかりですけども、
新たな立浪ドラゴンズ、どう見えていますか?
藤井:
立浪さん、「身だしなみからきちんとしなさいよ」って始まったじゃないですか。
井戸田:
長髪・茶髪・ヒゲ禁止、
藤井さん、全部ダメじゃないですか。
藤井:
(笑)
大丈夫でしょ、ヒゲも生えていないし。
井戸田:
ヒゲ生えているでしょ。
マスク取ってくださいよ。
生えてるじゃん!(笑)
藤井:
(笑)
身だしなみでいきなり「NO!NO!」って言われて、
みんながなんか「あっ、新しくいくんだな」ってなると思う。
しかもめちゃくちゃ練習は僕はハードになるんじゃないかなって思っているんですよ。
井戸田:
今の秋季キャンプもかなりキツめだっていう話も聞きますもんね。
藤井:
もう僕は立浪さんがなるって話になった時から「あ~、これ若い選手、大丈夫かな?」って正直思ったんです。
井戸田:
え~、そんなにですか?
藤井:
「ケガする奴はいらん」っていうのがやっぱり根本にはある方なので、
1つだけ今の若い選手に僕が引退前に話をしたことがあって、
ケガっていうのは野球ができなくなったらケガなんですよ。
テーピングしたり、痛み止め飲んででもやれるならまだケガじゃないと。
それって結局は立浪さんの言う、考える「丈夫な奴しかいらん」っていうのを、
「ケガをケガと思わず、それを乗り越えられる奴じゃないと、この世界じゃ飯食えねえぞ」ってのがあるんですよ。
でもそれがこれ以上やったら本当に、例えば肩をとばしてしまうとか、肘をとばしてしまうとか、
そこってでも自分が体の痛みと向き合っていっているからこそ分かるんですよ。
どこも痛くない選手って正直いないんですよ。
でもこれはもうプロだから、仕事なんで、
「痛い」って言うことによって他の選手にチャンスを与える、
ということは自分が蹴落とされる可能性がそこで一気に上るわけで、
そこをシビアに感じられていないのが今の若い選手には多いので、
今回、立浪さんが監督になられて「ケガする奴はいらん」っていう方針は絶対にあると思うので、
プロ野球って世界にいる、少しでもこの世界で長くやりたいのなら、
長くやりたいというか結果を出したかったり、お金を稼ぎたかったりってなるのであれば、
そこって自分との勝負の場面でもあると思うんですよ。
この痛みを乗り切ってでもパフォーマンスを出せるのか、
この痛みがあるせいでパフォーマンスを出せずに評価を下げるのかっていうところも自分で感じ取らないといけないし。
井戸田:
時代的に考えるとそれを強制するのは違うけども、
本人に気がついてほしいってことなのよね。
藤井:
そうなんです。
まさにそうです。
井戸田:
それを気がつける選手が今後、選手生活が長くなる。
藤井:
僕は絶対にそうだと思うし。
井戸田:
それは40歳までやった藤井さんの意見っていうことですもんね。
藤井:
僕はそれは間違いないと思っているし、
そういう選手は結局は周りの人に認めてもらえるんですよ。
だから森野、小田さんの空気が、
たぶん森野さんも前回にコーチやっている時よりも今回のコーチのほうが、
よりピリピリした空気になっていくのかなっていう。
まぁ小田さんは上手いこと選手の空気を、圧を抜いてくれるから。
井戸田:
小田さんは小田さんなりのね、
選手のみなさんを和らげる要素もあると思いますし。
藤井:
でも、そういうのもありますけど、
あの人は結構、野球にはシビアなんですよ。
だから面白いと思います。
中日・朝倉健太スカウト「お前、いい加減にしろ。40のジジイ、どこもいらんって!」 藤井淳志さん「返ってくる言葉が分かった上で聞きましたね。その返事を求めていたのかもしれないです、僕は」
藤井淳志さん「プロ野球選手は体が丈夫なことと体力があることは本当に武器なんです。最終的にはそこが弱い奴というのは、どうしても出てこれなかったりとか、やっとチャンス掴んだと思ったら、すぐケガするとかってなっちゃうので…」
大ベテランになるまで現役を続けた藤井淳志さんがプロ野球選手としての覚悟を語ってくれました。