■2021.11.27 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
お便り「Q.藤井さんと放送後に色々と話をしたそうですね。内容がどうだったのか気になります」
若狭アナ:
秋季キャンプを実際に見に行った藤井淳志さんなんですが、
藤井:
変わったことが2つある。
1つは空気が変わった。
もう1つは練習が変わった。
空気が変わった、「厳しくなるだろう、厳しくなるだろう」と思って現場に足を運ぶと、
実際に厳しくはなっていたんだけども、選手が伸び伸びとしている。
これは素晴らしい。
萎縮しているわけではなくて、伸び伸びと楽しくやっている。
と。
本編にもありましたが、ナゴヤ球場のロッカーで根尾昂選手と会って、
藤井:
おい、根尾!
元気か?
根尾:
体バキバキですけど充実しています!
と、追い込んでいるけれども「ああ野球やっているなぁ」という充実感がある。
藤井:
厳しい中にも萎縮せず、伸び伸びと、
野球に真摯に向かっているという空気が完全に変わった。
もう1つ、練習が変わったというのはやっぱり強制練習が多くて地味な練習、
本当に、体幹強化だったり、下半身強化だったり、
野手だったらひたすら守る、ひたすら打つ、
そういった地味な強制練習が多くて長い。
これは落合博満監督の時のような練習の内容にも思える。
ということでした。
藤井:
これがとても良いことだ。
と放送後に言っていたんですよね。
藤井:
高卒の野手が多い、そして高卒の野手が伸び悩んでいる。
この現状をこの長い強制練習が開花させるきっかけになるのではないか。
と藤井さんは言っていました。
というのは基本的に学生・アマチュアの練習は強制、
プロの練習は自主性・任意なんですけども。
藤井さんも豊橋東高校から筑波大学に行って、NTT西日本に行って、
結構、高校-大学-社会人と長いことアマチュア野球人生を歩んだんですが、
藤井:
アマチュア時代って20歳前後の時に、
今思えばとっても理不尽で、
今思えばとっても役に立たない、ムダとも当時は思える練習が多かった。
しかもそれが強制だった。
でも、20歳前後に無理やりやることによって、
あるいは指導者の立場から言うと、無理やりやらせることによって後々それが生きてくる。
と。
それを藤井さんも実感している。
で、
藤井:
プロになると、特に今年までの政権では、
ある意味、選手に自由にさせているので、
良いことなんだけども、
逆にプロの本当の練習、本質的な練習を理解していないまま「自主練習」って言われても、
ちょっと高卒の選手達はフワフワした状態であった。
学生の時の理不尽なアマチュア時代の練習、
「ムダだじゃないか、理不尽じゃないか、役に立たないんじゃないか」という練習に比べれば格段にプロの練習のほうが質が良いので、
その質の良い練習をこの20歳前後の高卒の1年目,2年目,3年目,4年目ぐらいの選手に強制的に長いことさせることは、とても大事。
今、伸び悩んでいる選手達が来年ブレイクするきっかけにこの秋のキャンプはなるのではないか。
と藤井さんは力説していました。
まず空気が変わった、厳しい中にも伸び伸びと充実感がある、
そして長く、良質な強制練習をさせていることで、
伸び悩んでいる高校を卒業して間もない野手達が開花するのではないかと話しておりましたので、
本当に期待しかないですね。
『若狭敬一のスポ音』
12時20分からは「スポ音」をお聞きください。京田陽太選手のサイン入りユニホームを1名様にプレゼント。FAX(0522636800)かメールでご応募ください。「大谷ノブ彦のキスころ濃縮版」はサピエンスの歴史について。「光山雄一朗の気になったので○○してみました」はナナちゃん人形の話題! #スポ音 pic.twitter.com/aRjEIpuc2q
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) November 27, 2021
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お便り「Q.藤井さんと放送後に色々と話をしたそうですね。内容がどうだったのか気になります」
若狭アナ:
秋季キャンプを実際に見に行った藤井淳志さんなんですが、
藤井:
変わったことが2つある。
1つは空気が変わった。
もう1つは練習が変わった。
空気が変わった、「厳しくなるだろう、厳しくなるだろう」と思って現場に足を運ぶと、
実際に厳しくはなっていたんだけども、選手が伸び伸びとしている。
これは素晴らしい。
萎縮しているわけではなくて、伸び伸びと楽しくやっている。
と。
本編にもありましたが、ナゴヤ球場のロッカーで根尾昂選手と会って、
藤井:
おい、根尾!
元気か?
根尾:
体バキバキですけど充実しています!
と、追い込んでいるけれども「ああ野球やっているなぁ」という充実感がある。
藤井:
厳しい中にも萎縮せず、伸び伸びと、
野球に真摯に向かっているという空気が完全に変わった。
もう1つ、練習が変わったというのはやっぱり強制練習が多くて地味な練習、
本当に、体幹強化だったり、下半身強化だったり、
野手だったらひたすら守る、ひたすら打つ、
そういった地味な強制練習が多くて長い。
これは落合博満監督の時のような練習の内容にも思える。
ということでした。
藤井:
これがとても良いことだ。
と放送後に言っていたんですよね。
藤井:
高卒の野手が多い、そして高卒の野手が伸び悩んでいる。
この現状をこの長い強制練習が開花させるきっかけになるのではないか。
と藤井さんは言っていました。
というのは基本的に学生・アマチュアの練習は強制、
プロの練習は自主性・任意なんですけども。
藤井さんも豊橋東高校から筑波大学に行って、NTT西日本に行って、
結構、高校-大学-社会人と長いことアマチュア野球人生を歩んだんですが、
藤井:
アマチュア時代って20歳前後の時に、
今思えばとっても理不尽で、
今思えばとっても役に立たない、ムダとも当時は思える練習が多かった。
しかもそれが強制だった。
でも、20歳前後に無理やりやることによって、
あるいは指導者の立場から言うと、無理やりやらせることによって後々それが生きてくる。
と。
それを藤井さんも実感している。
で、
藤井:
プロになると、特に今年までの政権では、
ある意味、選手に自由にさせているので、
良いことなんだけども、
逆にプロの本当の練習、本質的な練習を理解していないまま「自主練習」って言われても、
ちょっと高卒の選手達はフワフワした状態であった。
学生の時の理不尽なアマチュア時代の練習、
「ムダだじゃないか、理不尽じゃないか、役に立たないんじゃないか」という練習に比べれば格段にプロの練習のほうが質が良いので、
その質の良い練習をこの20歳前後の高卒の1年目,2年目,3年目,4年目ぐらいの選手に強制的に長いことさせることは、とても大事。
今、伸び悩んでいる選手達が来年ブレイクするきっかけにこの秋のキャンプはなるのではないか。
と藤井さんは力説していました。
まず空気が変わった、厳しい中にも伸び伸びと充実感がある、
そして長く、良質な強制練習をさせていることで、
伸び悩んでいる高校を卒業して間もない野手達が開花するのではないかと話しておりましたので、
本当に期待しかないですね。
藤井淳志さん「プロ野球選手は体が丈夫なことと体力があることは本当に武器なんです。最終的にはそこが弱い奴というのは、どうしても出てこれなかったりとか、やっとチャンス掴んだと思ったら、すぐケガするとかってなっちゃうので…」
井端弘和さんが藤井淳志さんの引退報告時にかけた言葉「基本的にみなさんは『よう頑張ったな』と言うんですけど、井端さんだけ返ってきた言葉が違って…」
若い選手達と共にプレーしてきた藤井淳志さんが感じた変化。高卒選手達にとって良い影響があるのではと分析です。