サンデードラゴンズが直撃！　中日ドラフト1位候補として注目される上武大・ブライト健太選手が目指す理想の選手像とは…？

■2021.09.26 サンデードラゴンズ

『ドラ1候補 右の長距離砲 上武大学 ブライト健太選手』

─上武大学・ブライト健太選手。ガーナ人の父と日本人の母のもとに生まれ、抜群の身体能力が武器。50ｍ5秒8の俊足を活かした広い守備範囲も持ち合わせる。走攻守、三拍子揃ったプレイヤーだ！


─Q.ブライト選手の一番の魅力は？

チームメイト達「勝負強いのかなってのは」「勝負強いなっていうふうに思います」「異次元です」

─その勝負強さを証明したのは今年春の全国大会。決勝点となるホームランを放ち、ドラフト注目の的となった。サンドラは東海3県の垣根を超えて、ブライト選手を群馬で直撃！ 取材を始めて、まず驚いたのが…？

牧野学生コーチ：
リーグ戦の経験もほとんど無く、

本当にボールは遠くへ飛ぶんですけれども、

バットの当たる確率が凄く低くて。

ブライト健太：
レギュラーはこの春からで、

ホームランにこだわり過ぎていて、

三振であったり、率がなかなか残せなかった。


─今年のドラフト注目選手となったブライト健太選手だが、この春までなんとレギュラーどころかリーグ戦出場も数試合だった。そんなブライト選手急成長の要因は技術面と精神面にあった。

ブライト健太：
バッティングでもティーでもそうなんですけど、

歩行した中で割れをしっかりつくるという。

─技術面では歩きながらスイングをする歩行ティー、この歩いている時間が「間」となり、溜めのあるスイングをすることで打撃が飛躍的に向上した。


ブライト健太：
「間」というのは凄く意識していて、

なるべく自分の間で引き込められるようにということは常に意識していますね。

─そして一方の精神面では？

牧野学生コーチ：
後輩をつかまえて一緒に練習してあげている姿が凄い見られるようになって、

周りを見られるようになったのが心の余裕に繋がって、

自分自身の成績にも繋がっているんではないかなというふうに思います。

─そうしてドラフト1位候補にまで成長したブライト選手。理想の選手像は…？

ブライト健太：
吉田正尚選手であったり鈴木誠也選手というのが凄く好きで、

オリンピックであったり、凄い場面で結果を残すという精神力が本当に凄いなということは思います。

打率が残せてホームランも打てるというバッターになりたいなと凄く思います。