■2021.09.18 ドラHOTプラス
…
『田島慎二 気持ちの変化と投球の進化』
─トミー・ジョン手術、復帰まで1年以上かかると言われるリハビリ生活。それでも前向きに取り組んだ。
田島:
後ろ向きになることはなく、本当に順調にできていたので、
次の段階、次の段階にいくことが楽しくじゃないけど、
そういう感じでできたかなとは思いますね。
─そして今年7月。
田島:
約2年ぶりに1軍に戻ってこられました。
昨日の夜からめちゃくちゃ緊張していて、自分が自分じゃないみたいなんですけど、
早く慣れて1日1日を必死に頑張りますのでよろしくお願いします。
─プロ10年目、まるでルーキーのような挨拶にその緊張具合が見て取れた。迎えた復帰登板、これまで経験したことのない感覚に襲われた。
田島:
あの試合だけは今まで味わったことのないというか、
もう地に足がついていないというのは、こういうことなのかなという感じがしましたね。
─実に757日ぶりの1軍マウンド。
田島:
本当に沢山の人に助けられてきて、やっとマウンドに立てたので、
正直ここまで早くとは思っていなかったですけど、
本当に思っていたより早く復帰できたと思います。
─マウンドに戻ってきた田島。その後、完全復活を印象づける試合が。
田島:
あの場面で登板することに「任せた」という気持ちもあったと思うんですけど、
─8月18日広島戦、2点をリードし、2アウト満塁のピンチ。しびれる場面での起用に結果で応えた。4年ぶりのお立ち台にも上がった。
田島:
お立ち台というのあまり正直上がりたくないというか(笑)
あの時はリハビリ期間中もSNSとかでファンの方からも「頑張って」とか色々な声をかけてもらっていたので、
改めて感謝を伝えられる場所でもありましたし、
もう1回ここから再スタートという気持ちになれた場所かなと思います。
─リハビリ期間に改めて感じた感謝。それは野球に対する気持ちの変化、そして投球の進化にも繋がった。
田島:
やっぱり楽しんでやらなきゃなという思いがあって。
─2年ぶり1軍のマウンドに帰ってきた田島慎二。ここまで14試合に登板し、手術前からの進化を自身でも感じている。
田島:
真っすぐで勝負できるようになったというか、
真っすぐでファールも取れていますし、
今までの自分と比べると、もしかしたら数字としては変わってきているのかなと思うので。
─今シーズンの最速は自身の最速にあと4km/hと迫る149キロ。全盛期に比べても最速、平均共に上回り、空振りを奪える確率も上がっている。
田島:
(リハビリ期間に)筋力的にも色々とトレーニングしたりしましたけど、
そうやって聞くと、やってきたトレーニングとかっていうのが身になっているのかなというふうに感じますし。
─全盛期を上回るほどの球威を手にした田島だが、さらなる進化の気配すら感じている。
田島:
ただまだ自分でもうちょっと(腕を)振れるというか、
まだリミッターが外せそうな感じはあるので、
その時にポンとスピードが上がったらいいかなと思います。
─そして野球に対する気持ちの変化も。
田島:
本来マウンド上で楽しく野球をやるなんていうことは、今まで全くそういう考えがなかったんですけど、
今はしっかり楽しんでやらなきゃなという思いがあって、
マウンドに上がる前までは野球を楽しもうと思ってあがって、
マウンドにあがったら勝負に集中すると言う形が上手く取れているのかなと思います。
─リハビリ期間を糧に変え、復活を果たした田島慎二。プロ10年目、まだ進化は止まらない。
田島:
これからのピッチングってのが来年以降に繋がっていくと思うので、
復活というよりは、
より良くなって、また頑張れるようにやっていきたいです。
きょうの #ドラHOT は今季初の5連勝を記録した #ドラゴンズ の1週間に加え、復活した #田島慎二 投手の特集もお送りします!復活後の変化と進化とは!?お楽しみに!! pic.twitter.com/a7cdfhepi0
— 東海テレビ ドラHOTプラス (@drahotplus) September 18, 2021
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『田島慎二 気持ちの変化と投球の進化』
─トミー・ジョン手術、復帰まで1年以上かかると言われるリハビリ生活。それでも前向きに取り組んだ。
田島:
後ろ向きになることはなく、本当に順調にできていたので、
次の段階、次の段階にいくことが楽しくじゃないけど、
そういう感じでできたかなとは思いますね。
─そして今年7月。
田島:
約2年ぶりに1軍に戻ってこられました。
昨日の夜からめちゃくちゃ緊張していて、自分が自分じゃないみたいなんですけど、
早く慣れて1日1日を必死に頑張りますのでよろしくお願いします。
─プロ10年目、まるでルーキーのような挨拶にその緊張具合が見て取れた。迎えた復帰登板、これまで経験したことのない感覚に襲われた。
田島:
あの試合だけは今まで味わったことのないというか、
もう地に足がついていないというのは、こういうことなのかなという感じがしましたね。
─実に757日ぶりの1軍マウンド。
田島:
本当に沢山の人に助けられてきて、やっとマウンドに立てたので、
正直ここまで早くとは思っていなかったですけど、
本当に思っていたより早く復帰できたと思います。
─マウンドに戻ってきた田島。その後、完全復活を印象づける試合が。
田島:
あの場面で登板することに「任せた」という気持ちもあったと思うんですけど、
─8月18日広島戦、2点をリードし、2アウト満塁のピンチ。しびれる場面での起用に結果で応えた。4年ぶりのお立ち台にも上がった。
田島:
お立ち台というのあまり正直上がりたくないというか(笑)
あの時はリハビリ期間中もSNSとかでファンの方からも「頑張って」とか色々な声をかけてもらっていたので、
改めて感謝を伝えられる場所でもありましたし、
もう1回ここから再スタートという気持ちになれた場所かなと思います。
─リハビリ期間に改めて感じた感謝。それは野球に対する気持ちの変化、そして投球の進化にも繋がった。
田島:
やっぱり楽しんでやらなきゃなという思いがあって。
─2年ぶり1軍のマウンドに帰ってきた田島慎二。ここまで14試合に登板し、手術前からの進化を自身でも感じている。
田島:
真っすぐで勝負できるようになったというか、
真っすぐでファールも取れていますし、
今までの自分と比べると、もしかしたら数字としては変わってきているのかなと思うので。
─今シーズンの最速は自身の最速にあと4km/hと迫る149キロ。全盛期に比べても最速、平均共に上回り、空振りを奪える確率も上がっている。
田島:
(リハビリ期間に)筋力的にも色々とトレーニングしたりしましたけど、
そうやって聞くと、やってきたトレーニングとかっていうのが身になっているのかなというふうに感じますし。
─全盛期を上回るほどの球威を手にした田島だが、さらなる進化の気配すら感じている。
田島:
ただまだ自分でもうちょっと(腕を)振れるというか、
まだリミッターが外せそうな感じはあるので、
その時にポンとスピードが上がったらいいかなと思います。
─そして野球に対する気持ちの変化も。
田島:
本来マウンド上で楽しく野球をやるなんていうことは、今まで全くそういう考えがなかったんですけど、
今はしっかり楽しんでやらなきゃなという思いがあって、
マウンドに上がる前までは野球を楽しもうと思ってあがって、
マウンドにあがったら勝負に集中すると言う形が上手く取れているのかなと思います。
─リハビリ期間を糧に変え、復活を果たした田島慎二。プロ10年目、まだ進化は止まらない。
田島:
これからのピッチングってのが来年以降に繋がっていくと思うので、
復活というよりは、
より良くなって、また頑張れるようにやっていきたいです。
中日・田島慎二vs.日本の4番…絶体絶命のピンチで見せた最高の火消しピッチング!!!
2018年の春季キャンプ、中日・田島慎二投手が巨人・坂本勇人選手を救っていた…?「坂本さん!危ないっすよ!!!」
復活のその先へ、「より良く」と力強く語ってくれました…!