■2021.09.11 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
『9月18日(土)に配信される文春野球コラムのためにCBC・若狭敬一アナが中日・米村明チーフスカウトに電話取材した話題(詳しくは文春野球コラム記事で) / ドラフト市況について』
若狭アナ:
今年のドラフト市況はどうなのか?
これ記事には書いていないんですが、
米村チーフスカウト:
ドラフト全体、市況は豊作か不作かと言われれば、
今年は不作。
と言いました。
不作というと今年のアマチュア選手に失礼になるかもしれませんが、
やっぱりこれは年々によって良い選手が沢山いる年とそうでもないというところがありますから、
米村チーフスカウト:
ハッキリ言うと不作なんだけども、
それ以上に今年は物凄く難しい。
と話していたんです。
理由はコロナです。
去年も確かにコロナの影響があったんですけど、
去年はよくよく確かにそうだなと考えると春先からドラフトまでの夏、ちょっと秋口くらいまでの半年間、
各アマチュア選手というのはなかなかまともな練習ができなかった。
緊急事態宣言も出されましたので活動休止などもあって、この半年間まともな練習ができなかった。
ただ、一冬越している感じというのは把握できたので選手の成長曲線というのはイメージできたんだけれども、
今年の選手に関しては丸1年コロナの影響でまともな練習ができていないんですね。
そりゃそうですよね。
となると、スカウト的には高校生の場合は2年生から3年生、大学生も3年から4年、
社会人もやっぱりドラフトイヤーにかかる1年の伸び、成長というのを見て、
当然ドラフトの順位も変わってきますし、指名するか否かもチェックする。
このドラフト直前のまるっと1年がとても大事なんだけども、
米村スカウトは、
米村チーフスカウト:
どの選手も丸1年、本来の練習ができていません。
成長するはずの選手が横ばいなんです。
特に高校生、甲子園も見ましたが、
今の状態が実力なのか、本当はもっとできるのか非常に評価が難しいんです。
特にバッターに関しては実戦不足、練習不足から、
ストレート、真っ直ぐを捉えられない選手が多いですね。
だから非常に難しいんですね。
で、さらに米村スカウトは、
米村チーフスカウト:
練習をよく見に行く。
練習を見に行って、試合のプレーには現れない性格を判断する。
人格ですね。
野球に対する取り組みだとか、他のチームメイトからどう思われているか、
そういった性格も把握して獲っている。
ところが、
米村チーフスカウト:
練習もなかなか見に行けない。
行ったとしても自主練習でひとりでやっている。
なかなか性格判断も難しい。
という話をしていましたね。
『若狭敬一のスポ音』
12時20分からは「スポ音」をお聞きください。昨日の「ドラ魂ナイト」でボツになったドラフト話を。「山田久志の栄光に近道なし」では厳しく自分を追い込む練習について。ドラゴンズ情報は東京ドームから今日の実況担当の江田亮アナがお伝えします。 #スポ音 pic.twitter.com/5PJdGlXVI3
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) September 11, 2021
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『9月18日(土)に配信される文春野球コラムのためにCBC・若狭敬一アナが中日・米村明チーフスカウトに電話取材した話題(詳しくは文春野球コラム記事で) / ドラフト市況について』
若狭アナ:
今年のドラフト市況はどうなのか?
これ記事には書いていないんですが、
米村チーフスカウト:
ドラフト全体、市況は豊作か不作かと言われれば、
今年は不作。
と言いました。
不作というと今年のアマチュア選手に失礼になるかもしれませんが、
やっぱりこれは年々によって良い選手が沢山いる年とそうでもないというところがありますから、
米村チーフスカウト:
ハッキリ言うと不作なんだけども、
それ以上に今年は物凄く難しい。
と話していたんです。
理由はコロナです。
去年も確かにコロナの影響があったんですけど、
去年はよくよく確かにそうだなと考えると春先からドラフトまでの夏、ちょっと秋口くらいまでの半年間、
各アマチュア選手というのはなかなかまともな練習ができなかった。
緊急事態宣言も出されましたので活動休止などもあって、この半年間まともな練習ができなかった。
ただ、一冬越している感じというのは把握できたので選手の成長曲線というのはイメージできたんだけれども、
今年の選手に関しては丸1年コロナの影響でまともな練習ができていないんですね。
そりゃそうですよね。
となると、スカウト的には高校生の場合は2年生から3年生、大学生も3年から4年、
社会人もやっぱりドラフトイヤーにかかる1年の伸び、成長というのを見て、
当然ドラフトの順位も変わってきますし、指名するか否かもチェックする。
このドラフト直前のまるっと1年がとても大事なんだけども、
米村スカウトは、
米村チーフスカウト:
どの選手も丸1年、本来の練習ができていません。
成長するはずの選手が横ばいなんです。
特に高校生、甲子園も見ましたが、
今の状態が実力なのか、本当はもっとできるのか非常に評価が難しいんです。
特にバッターに関しては実戦不足、練習不足から、
ストレート、真っ直ぐを捉えられない選手が多いですね。
だから非常に難しいんですね。
で、さらに米村スカウトは、
米村チーフスカウト:
練習をよく見に行く。
練習を見に行って、試合のプレーには現れない性格を判断する。
人格ですね。
野球に対する取り組みだとか、他のチームメイトからどう思われているか、
そういった性格も把握して獲っている。
ところが、
米村チーフスカウト:
練習もなかなか見に行けない。
行ったとしても自主練習でひとりでやっている。
なかなか性格判断も難しい。
という話をしていましたね。
中日・米村明チーフスカウト「補強ポイントは即戦力野手です。バンテリンドームだからといって長距離砲の野手を指名することを避け続けるのはいかがなものか」 ただし、会社側、中日球団側などのリクエスト次第では…
中日・米村明チーフスカウトがドラフト注目選手として名前を挙げた選手のうち2人「上武大学・ブライト健太は集中力のある時は超人的なプレーをします」「駒澤大学・鵜飼航丞は鍛えたら化け物になるでしょう」
新型コロナの影響などからこれまでの野球生活と一変。スカウト陣も判断が難しいようです。