■2021.06.12 セ・パ交流戦「西武vs.中日」
『スーパーベースボール 西武×中日』
【解説】宇野勝、井端弘和
【実況】 堂野浩久
【リポート】島貫凌
…
堂野アナ:
調子がなかなか上がっていないという福田ですが、この打席をきっかけに!
どうでしょう今の空振りは宇野さん?
宇野:
わがままに振っているだけで、
相手に、ボールに合わせていないように感じるというね。
ただただ振っているというイメージがするんですよ。
ボールって、ボールの軌道を見極めながらバットを振りにいくんですけど、
その見極めができていないというかな、それがもうひとつ。
だから間合いの取り方が遅いんじゃないですかね。
もうちょっと早めに準備をするという、バットをセッティングすると、たぶん軌道も見えてくるかなと。
今のはかなり遅いです。
間合いの取り方がかなり遅いです。
もっと早くですね、早めに。
堂野アナ:
単純にテイクバックを早くするということでもない?
宇野:
いや、早めにもう始動するというね、
(センターへのヒットを放つも)まだ遅いですね。
もっと早めに、なんて言うんだろうな?
まぁ井端さんに聞いた方がいいです。
井端:
(笑)
堂野アナ:
井端さんどうでしょう?
井端:
宇野さんが言われた通りで、
宇野さんは私が現役でやっている時のバッティングコーチだったんですけど、
私が宇野さんに教わったのは、
ピッチャーがトップの時、離れるインパクトの時に、
自分がもう打てる体勢でいないと要は勝てないということですよ。
だから今は福田選手のようにピッチャーが脚を上げている時に、
脚が降りてきた時に自分がやっと動き出していてということではもう遅くなるので、
この映像を見ながらでいうとピッチャーとシンクロしていかなきゃいけないんです。
脚を上げた時に福田選手も脚を上げるんだから、
脚を上げていないといけないということなんです。
宇野さんが先ほど言われた通り、
リリースからボールがキャッチャーの届くのは0.4秒ですから、
その時に自分がまだ、離れた瞬間にまだ自分が打つ準備でなかったら、
やっぱり変化球ですかされる、ストレートは詰まるというところで。
というところでどうですか、宇野さん?
宇野:
そうなんですよ。
早くて悪いことはないです。
堂野アナ:
それによって対応できるのは、理論上では分かるんですけが。
(三ツ俣が捉えるもレフトフライ)
井端:
三ツ俣選手とかはランナーがいてもこうやって打つのは、
そんなに脚を上げないですし、
シンプルにすっとトップまで持っていけるので、
右にも打てる、今のも引っ張れるというところですよね。
堂野アナ:
状態としては?
井端:
いいですね。
中日・福田永将(32歳)
48試合 打率.222(144-32) 3本 13打点
出塁率.307 長打率.389 OPS.696 1盗塁
『スーパーベースボール 西武×中日』
【解説】宇野勝、井端弘和
【実況】 堂野浩久
【リポート】島貫凌
…
堂野アナ:
調子がなかなか上がっていないという福田ですが、この打席をきっかけに!
どうでしょう今の空振りは宇野さん?
宇野:
わがままに振っているだけで、
相手に、ボールに合わせていないように感じるというね。
ただただ振っているというイメージがするんですよ。
ボールって、ボールの軌道を見極めながらバットを振りにいくんですけど、
その見極めができていないというかな、それがもうひとつ。
だから間合いの取り方が遅いんじゃないですかね。
もうちょっと早めに準備をするという、バットをセッティングすると、たぶん軌道も見えてくるかなと。
今のはかなり遅いです。
間合いの取り方がかなり遅いです。
もっと早くですね、早めに。
堂野アナ:
単純にテイクバックを早くするということでもない?
宇野:
いや、早めにもう始動するというね、
(センターへのヒットを放つも)まだ遅いですね。
もっと早めに、なんて言うんだろうな?
まぁ井端さんに聞いた方がいいです。
井端:
(笑)
堂野アナ:
井端さんどうでしょう?
井端:
宇野さんが言われた通りで、
宇野さんは私が現役でやっている時のバッティングコーチだったんですけど、
私が宇野さんに教わったのは、
ピッチャーがトップの時、離れるインパクトの時に、
自分がもう打てる体勢でいないと要は勝てないということですよ。
だから今は福田選手のようにピッチャーが脚を上げている時に、
脚が降りてきた時に自分がやっと動き出していてということではもう遅くなるので、
この映像を見ながらでいうとピッチャーとシンクロしていかなきゃいけないんです。
脚を上げた時に福田選手も脚を上げるんだから、
脚を上げていないといけないということなんです。
宇野さんが先ほど言われた通り、
リリースからボールがキャッチャーの届くのは0.4秒ですから、
その時に自分がまだ、離れた瞬間にまだ自分が打つ準備でなかったら、
やっぱり変化球ですかされる、ストレートは詰まるというところで。
というところでどうですか、宇野さん?
宇野:
そうなんですよ。
早くて悪いことはないです。
堂野アナ:
それによって対応できるのは、理論上では分かるんですけが。
(三ツ俣が捉えるもレフトフライ)
井端:
三ツ俣選手とかはランナーがいてもこうやって打つのは、
そんなに脚を上げないですし、
シンプルにすっとトップまで持っていけるので、
右にも打てる、今のも引っ張れるというところですよね。
堂野アナ:
状態としては?
井端:
いいですね。
中日・福田永将(32歳)
48試合 打率.222(144-32) 3本 13打点
出塁率.307 長打率.389 OPS.696 1盗塁
和田一浩さん「僕の個人的な意見になるんですけどもね、福田の場合はバットを寝かさないほうがいい」
中日・福田永将、打撃フォームが変わる
4月から取り組んでいるこの新フォーム。ピッチャーとシンクロしていけるか注目です。