■2021.05.27 東海ラジオ
『源石和輝!抽斗(ひきだし)!』
…
『中日・阿部寿樹選手の5月の月間打率が.360だったという話題』
源石アナ:
5月に入ってから本当に阿部選手、打つようになりましたね。
井端:
そうですね。
シーズン開幕当初からとかオープン戦とかって「あまり良い打ち方をしていないな」と思っていたんで、
そこがやっとセンターから反対方向に入っていって打っているなというところだったんですよ。
時折、悪いクセをのぞかせては戻るという感じで来たんですけど、
それが5月は悪いクセがすぐに戻るじゃないですけど、これじゃあいけないなというので、
またセンターのほうへ、ピッチャーのほうへ入っていけるようになったんですけど、
昨日のホームラン、これ危険です。
源石アナ:
昨日の解説でも井端さんがおしゃっていました。
実は昨日のホークス戦では4-3で勝ったんですが、阿部が決勝ソロホームラン含めて2安打2打点。
このホームランのあとに「ホームランは危険だ」と。
井端:
阿部選手の場合は特に危険ですね。
昨日も1打席目でそれを出しちゃったんですよ。
阿部選手の悪くなる、打ちにいった瞬間にガッと開くというのが1打席目に出て、
2打席目にそれはこれじゃダメだというところで戻ったんですけど、
ホームランで結果として現れちゃったら、そのあとバッターというのはずっと残るんですよ。
源石アナ:
あ~っ、何かホームランの残像みたいなものが。
井端:
残るんですよ。
源石アナ:
酔っちゃう?
井端:
はい。
あれがセンターに入っていってからクルッと回ってのホームランだったら、そのホームランはいいんですけど、
もう最初からレフトにガッと体を開いて打ったので、
「あぁ、今日あたりから危険だな」と思っているんですね、やっぱり。
源石アナ:
だから昨日も井端さんは「すぐに忘れろ」と。
井端:
大事ですよ、打ち方は大事です。
源石アナ:
井端さん自身が現役の時はホームランを打ったあとというのは残像はいつまで残っていたんですか?
井端:
僕の場合はもう自分で分かっていたので、
ヒット打っていても良い当たりがレフトに飛び出したら、
自分の中ではちょっと黄色信号くらいに思っていましたので。
源石アナ:
「危ないぞ、自分に酔っちゃうぞ」と?
井端:
そうですね。
なので反対方向、反対方向でたまにそろそろインサイドくるんじゃないかと引っ張っていった、もうすぐ変えますよね。
でも阿部選手は昨年あたりも10何本ホームラン打ったりとかしているというところではある程度、
もしかしたら20いけるんじゃないかとか、そうなってくるほうが怖いので、
横浜スタジアムでも大貫投手からホームラン打った、あそこからまたおかしくなったので。
源石アナ:
ホームラン打つたびに阿部選手がおかしくなる法則が?
井端:
だけど僕がこんなに言うことでもないんですよ。
「バッティングコーチが気づけよ」という話なので、正直。
源石アナ:
(笑)
井端:
僕が阿部選手を見ていて、3年間見ているんですけど、
3年間見ていて、長打を狙っている時の阿部選手は良くないなっていうふうには、
むしろノーアウトランナー2塁で、進塁打を打ちに行っていて、よくヒットを打つなって思う、
これほど進塁打のサインでヒット打つ選手って多分12球団1だと思っているんで、
そのくらい反対方向ばっかり狙ってれば、率はどんどん、
下手すりゃ3割を楽に超えてくる選手だなとは思うんですけど、どうしても欲しがるんですよね。
分かるんですよ、魔力ですから、ホームランは。
源石アナ:
気持ちいいんですよね。
僕、打ったことないんで分かんないんですけど。
井端:
気持ちいいですよ。
気持ちいいんですけどそればっかり追い求めていたら4月のような状態になってしまうかなというところではね。
…
『源石和輝!抽斗(ひきだし)!』
【ドラの抽斗!】
— 東海ラジオ源石和輝!抽斗! (@hikidashi1332) May 27, 2021
ガッツナイター解説者 #井端弘和 さんに、
昨日活躍した阿部選手について
分析していただきました。
井端さんはこのあと16:30頃からドラステプラス
17:15からの#ドラステ にも出演しますよ。#ひきだし #東海ラジオ #源石和輝 pic.twitter.com/nHrhb6PEjH
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『中日・阿部寿樹選手の5月の月間打率が.360だったという話題』
源石アナ:
5月に入ってから本当に阿部選手、打つようになりましたね。
井端:
そうですね。
シーズン開幕当初からとかオープン戦とかって「あまり良い打ち方をしていないな」と思っていたんで、
そこがやっとセンターから反対方向に入っていって打っているなというところだったんですよ。
時折、悪いクセをのぞかせては戻るという感じで来たんですけど、
それが5月は悪いクセがすぐに戻るじゃないですけど、これじゃあいけないなというので、
またセンターのほうへ、ピッチャーのほうへ入っていけるようになったんですけど、
昨日のホームラン、これ危険です。
源石アナ:
昨日の解説でも井端さんがおしゃっていました。
実は昨日のホークス戦では4-3で勝ったんですが、阿部が決勝ソロホームラン含めて2安打2打点。
このホームランのあとに「ホームランは危険だ」と。
井端:
阿部選手の場合は特に危険ですね。
昨日も1打席目でそれを出しちゃったんですよ。
阿部選手の悪くなる、打ちにいった瞬間にガッと開くというのが1打席目に出て、
2打席目にそれはこれじゃダメだというところで戻ったんですけど、
ホームランで結果として現れちゃったら、そのあとバッターというのはずっと残るんですよ。
源石アナ:
あ~っ、何かホームランの残像みたいなものが。
井端:
残るんですよ。
源石アナ:
酔っちゃう?
井端:
はい。
あれがセンターに入っていってからクルッと回ってのホームランだったら、そのホームランはいいんですけど、
もう最初からレフトにガッと体を開いて打ったので、
「あぁ、今日あたりから危険だな」と思っているんですね、やっぱり。
源石アナ:
だから昨日も井端さんは「すぐに忘れろ」と。
井端:
大事ですよ、打ち方は大事です。
源石アナ:
井端さん自身が現役の時はホームランを打ったあとというのは残像はいつまで残っていたんですか?
井端:
僕の場合はもう自分で分かっていたので、
ヒット打っていても良い当たりがレフトに飛び出したら、
自分の中ではちょっと黄色信号くらいに思っていましたので。
源石アナ:
「危ないぞ、自分に酔っちゃうぞ」と?
井端:
そうですね。
なので反対方向、反対方向でたまにそろそろインサイドくるんじゃないかと引っ張っていった、もうすぐ変えますよね。
でも阿部選手は昨年あたりも10何本ホームラン打ったりとかしているというところではある程度、
もしかしたら20いけるんじゃないかとか、そうなってくるほうが怖いので、
横浜スタジアムでも大貫投手からホームラン打った、あそこからまたおかしくなったので。
源石アナ:
ホームラン打つたびに阿部選手がおかしくなる法則が?
井端:
だけど僕がこんなに言うことでもないんですよ。
「バッティングコーチが気づけよ」という話なので、正直。
源石アナ:
(笑)
井端:
僕が阿部選手を見ていて、3年間見ているんですけど、
3年間見ていて、長打を狙っている時の阿部選手は良くないなっていうふうには、
むしろノーアウトランナー2塁で、進塁打を打ちに行っていて、よくヒットを打つなって思う、
これほど進塁打のサインでヒット打つ選手って多分12球団1だと思っているんで、
そのくらい反対方向ばっかり狙ってれば、率はどんどん、
下手すりゃ3割を楽に超えてくる選手だなとは思うんですけど、どうしても欲しがるんですよね。
分かるんですよ、魔力ですから、ホームランは。
源石アナ:
気持ちいいんですよね。
僕、打ったことないんで分かんないんですけど。
井端:
気持ちいいですよ。
気持ちいいんですけどそればっかり追い求めていたら4月のような状態になってしまうかなというところではね。
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8回裏1アウト、泉圭輔から阿部寿樹151㌔ストレートを振り抜いて第3号勝ち越しソロホームランきたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
— しーと (@drashiito1512) May 26, 2021
4-3!!! pic.twitter.com/U9WmAz53Us
井端弘和さん「アラダスは当てになんねぇな!」
中日・阿部寿樹、セカンドUZRがリーグトップになる
この日の成績は四球3つと遊ゴロ1つ。残像を消し去り、また良い形で打てるか注目です。