■2021.03.23 東海ラジオ
『大澤広樹のドラゴンズステーション』
大澤広樹のドラゴンズステーション | 東海ラジオ | 2021/03/23/火 17:15-19:00
…
『中日・与田監督&仁村2軍監督インタビュー』
村上アナ:
仁村さん、ドラゴンズは去年のドラフトでも高橋広斗というね、
これで3年連続、全国から注目されている、しかも地元の高校生ドラフト1位ということで、
根尾にせよ石川昂弥にせよ、去年1軍でヒットも出たり、
どんな思いでご覧になっていました?
仁村2軍監督:
いやもう本当に普通の親と一緒ですよ(笑)
もう「頑張ってくれ」って見ているしかないので、我々は。
まぁでも本当に我慢して、昂弥なんか最初にヒット打って20打席くらいノーヒットでしょ(笑)
本当に1軍の監督も使うのに我慢いりますよ。
根尾にしても然りですよね。
もう少しもうちょっとレベル上げないといけないかなとは思いましたね。
村上アナ
やっぱり実際、評論家としてご覧になっているのと、
今度の2軍監督という立場でご覧になるのとやっぱりちょっと印象変わりますか?
仁村2軍監督:
全然違います、根尾なんかにしたらね。
やっぱり人間性ですよ。
もう少しやっぱり人に愛されるというか、
「もう一回、根尾を見たいな」とかね、
ただ物珍しさじゃなくて、甲子園のスターとしてじゃなくて、
根尾が一振り、走る姿も守る姿も、
「もう1回見たいな」「良い選手だな」というふうになって欲しいし、できると思うんですよね。
だからやっぱり去年のオフくらいからちょっと「ショートでやりたい」とかね、
意思表示というか出てきたので、だいぶ自信が出てきたのかなと思って、
今年はちょっと期待していますけどね。
村上アナ:
2年目の石川昂弥はいかがですか?
仁村2軍監督:
少し考えている。
予定より去年は試合数に出れたというのと、
高校、甲子園を終わってから体重10キロ増やしたというのを維持するってことが1番の大前提で、
その重さに慣れるという1年だったのでね、
技術的なところは波留コーチとか立石コーチに言ってまだ少しいじる時期じゃないのでっていう、
まず慣れて、パウエル含めて石川を将来の4番としてね、
みんなで変えていこうというところですよね。
村上アナ:
どうしてもファンというのは、特にドラフト1位で入団した選手というのは、
高校生だろうが、大学生だろうが、社会人だろうが、
すぐにでも見たいというふうに言っちゃうので(笑)
なかなか難しいところですけど、
例えばヤクルトの村上みたいに高校出て2,3年で本当に主軸になるバッターもいますので、
その素質は十分あるとは思うんですけど。
仁村2軍監督:
まぁでも村上くんはチーム事情ですけどね。
出れる環境だったのでね。
で、結果も出していますからね。
まだまだ本当、石川も1軍のピッチャーの球、
根尾にしても速さ、スピード、キレっていう部分ではまだまだ対応できないので、
もう少し時間かかるのかなと思いますけど。
村上アナ:
やっぱり与田監督、
もうドラゴンズの将来中心選手になってもらわなきゃいけないメンバーですから。
与田監督:
いやもう就任する時のドラフトで運良く根尾が獲れて、翌年に石川が獲れて、
やっぱりみんなの期待にね、良い運として我々に降りてきたような感じだったので。
仁村監督にとっては試練ですよね、
高卒のドラフト1位ばかりを獲るわけですからね(笑)
だからそれはもう僕が安心して仁村さんだから育ててくれると、みんなでもちろん育てるんですけど。
あとは多くの方がすぐ見たがる、これはやっぱりスターとしては証だと思うんですけども、
でもそれを我々がファンの方と同じような考えを持ってしまってはなかなかいけないところもある、
だから「勝負をなぜさせないんだ」「まだ勝負をさせる準備ができていない!」、
まだ準備もできていないのに争わせるってのはそれは無茶なことなんですよね。
無能なことはしてしまったら、やっぱり将来性のある選手達を潰してしまう、
これが私にとっても、他の首脳陣にとっても、“我慢”ていうね、何を言われても我慢をするという。
やっぱりそのために信頼するコーチ達が毎日、シーズン始まったら家族よりも長い時間を過ごすわけですからね、
まぁでも1番ファンの方と同じくらい選手には愛情を持っているわけですからね。
だから仁村さんは本当に2軍でよく我慢してくれたんですよ。
「いや監督! いいんですよ打てなくて! すぐに2軍に戻してください! できないことが分かりましたから。だからいいんですよ」っていう(笑)
やっぱりそういう器でね、
2軍でまたやってもらっていたんで助かりました。
『大澤広樹のドラゴンズステーション』
大澤広樹のドラゴンズステーション | 東海ラジオ | 2021/03/23/火 17:15-19:00
大澤広樹のドラゴンズステーション、きょうは大西崇之さん、三浦志麻さんとお送りします! やっぱりホームグラウンドがいいなぁ(笑い)。#東海ラジオ #ドラゴンズ #ガッツナイター #ドラステ #ドラゴンズステーション pic.twitter.com/btZjUYULwl
— 大澤広樹(東海ラジオアナウンサー) (@osawahiroki) March 23, 2021
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『中日・与田監督&仁村2軍監督インタビュー』
村上アナ:
仁村さん、ドラゴンズは去年のドラフトでも高橋広斗というね、
これで3年連続、全国から注目されている、しかも地元の高校生ドラフト1位ということで、
根尾にせよ石川昂弥にせよ、去年1軍でヒットも出たり、
どんな思いでご覧になっていました?
仁村2軍監督:
いやもう本当に普通の親と一緒ですよ(笑)
もう「頑張ってくれ」って見ているしかないので、我々は。
まぁでも本当に我慢して、昂弥なんか最初にヒット打って20打席くらいノーヒットでしょ(笑)
本当に1軍の監督も使うのに我慢いりますよ。
根尾にしても然りですよね。
もう少しもうちょっとレベル上げないといけないかなとは思いましたね。
村上アナ
やっぱり実際、評論家としてご覧になっているのと、
今度の2軍監督という立場でご覧になるのとやっぱりちょっと印象変わりますか?
仁村2軍監督:
全然違います、根尾なんかにしたらね。
やっぱり人間性ですよ。
もう少しやっぱり人に愛されるというか、
「もう一回、根尾を見たいな」とかね、
ただ物珍しさじゃなくて、甲子園のスターとしてじゃなくて、
根尾が一振り、走る姿も守る姿も、
「もう1回見たいな」「良い選手だな」というふうになって欲しいし、できると思うんですよね。
だからやっぱり去年のオフくらいからちょっと「ショートでやりたい」とかね、
意思表示というか出てきたので、だいぶ自信が出てきたのかなと思って、
今年はちょっと期待していますけどね。
村上アナ:
2年目の石川昂弥はいかがですか?
仁村2軍監督:
少し考えている。
予定より去年は試合数に出れたというのと、
高校、甲子園を終わってから体重10キロ増やしたというのを維持するってことが1番の大前提で、
その重さに慣れるという1年だったのでね、
技術的なところは波留コーチとか立石コーチに言ってまだ少しいじる時期じゃないのでっていう、
まず慣れて、パウエル含めて石川を将来の4番としてね、
みんなで変えていこうというところですよね。
村上アナ:
どうしてもファンというのは、特にドラフト1位で入団した選手というのは、
高校生だろうが、大学生だろうが、社会人だろうが、
すぐにでも見たいというふうに言っちゃうので(笑)
なかなか難しいところですけど、
例えばヤクルトの村上みたいに高校出て2,3年で本当に主軸になるバッターもいますので、
その素質は十分あるとは思うんですけど。
仁村2軍監督:
まぁでも村上くんはチーム事情ですけどね。
出れる環境だったのでね。
で、結果も出していますからね。
まだまだ本当、石川も1軍のピッチャーの球、
根尾にしても速さ、スピード、キレっていう部分ではまだまだ対応できないので、
もう少し時間かかるのかなと思いますけど。
村上アナ:
やっぱり与田監督、
もうドラゴンズの将来中心選手になってもらわなきゃいけないメンバーですから。
与田監督:
いやもう就任する時のドラフトで運良く根尾が獲れて、翌年に石川が獲れて、
やっぱりみんなの期待にね、良い運として我々に降りてきたような感じだったので。
仁村監督にとっては試練ですよね、
高卒のドラフト1位ばかりを獲るわけですからね(笑)
だからそれはもう僕が安心して仁村さんだから育ててくれると、みんなでもちろん育てるんですけど。
あとは多くの方がすぐ見たがる、これはやっぱりスターとしては証だと思うんですけども、
でもそれを我々がファンの方と同じような考えを持ってしまってはなかなかいけないところもある、
だから「勝負をなぜさせないんだ」「まだ勝負をさせる準備ができていない!」、
まだ準備もできていないのに争わせるってのはそれは無茶なことなんですよね。
無能なことはしてしまったら、やっぱり将来性のある選手達を潰してしまう、
これが私にとっても、他の首脳陣にとっても、“我慢”ていうね、何を言われても我慢をするという。
やっぱりそのために信頼するコーチ達が毎日、シーズン始まったら家族よりも長い時間を過ごすわけですからね、
まぁでも1番ファンの方と同じくらい選手には愛情を持っているわけですからね。
だから仁村さんは本当に2軍でよく我慢してくれたんですよ。
「いや監督! いいんですよ打てなくて! すぐに2軍に戻してください! できないことが分かりましたから。だからいいんですよ」っていう(笑)
やっぱりそういう器でね、
2軍でまたやってもらっていたんで助かりました。
中日・与田監督「若狭くん、それは“若手を起用してみては?”ってこと?」
立川志らくさん「監督はどちらかというと、球界の宝・チームの宝をいきなり1軍でどんどん経験を積ませて、負けても負けても使い続けてというタイプではない?」 中日・与田監督「準備が整えばすぐに1軍で使います」
お二方とも竜の未来を担う選手達を大きく大きく育てようとしてくれているのが伝わってきます。