■2021.03.01 名城大学|ニュース
硬式野球部出身で元中日ドラゴンズの森越祐人氏がコーチに就任
大学4年生で主将 堅実な守備が持ち味
本学硬式野球部出身で元プロ野球選手の森越祐人(もりこし・ゆうと)氏(32)が3月1日、同部のコーチに就任しました。
森越氏は稲沢市出身。愛知啓成高校時代は2006年春の選抜高校野球大会に出場し、2回戦で、PL学園のエース前田健太投手(大リーグ・ミネソタ・ツインズ)から2本の二塁打を放ち一躍脚光を浴びる選手となりました。
2007年、将来プロ野球選手になることを視野に入れつつ本学に入学。4年生では主将を務め、1部復帰に貢献するとともに、1部復帰後の秋季リーグでも活躍し、遊撃手のベストナインを獲得しました。
本学での活躍が評価され、2010年のドラフト会議で中日ドラゴンズから4位指名(1位指名は大野雄大投手)され入団しました。中日ドラゴンズ(2011~2014年)在籍後、阪神タイガース(2015~2019年)、埼玉西武ライオンズ(2020年)の3球団に在籍し、一貫して堅実な守備力が高い評価を受け、10年もの長きにわたり活躍しました。自由契約から合同トライアウトを経て2度契約した選手は、現在のところ森越氏だけで、苦労人としての一面もあります。
本学では野手の総合コーチを務めることとなりますが、チームは2018年秋季1部リーグで10回目の優勝の後、あと一歩にとどまっていますので、山内壮馬ヘッドコーチ(35)(元中日ドラゴンズ)との指導体制の充実により、一気に優勝への期待が高まります。
森越コーチは就任に先立って2月18日、天白キャンパスを訪れ、立花貞司理事長、小原章裕学長と懇談しました。森越氏からは「コーチをやらせて頂ける機会を得て感謝しています。必ず優勝を遂げて母校に恩返ししたい」と力強く決意表明がありました。同席した渋井康弘部長(経済学部長)は「森越氏を迎え名城らしいあきらめない野球をさらに強化してもらいたい」と期待を述べました。安江均監督は「今のままでは1部死守も危ない。もちろん優勝も難しいと考え森越氏を招聘(しょうへい)した。経験を生かした育成指導に期待し底上げを図り悲願の優勝をつかみ取りたい」と抱負を述べました。立花理事長、小原学長とも野球好きとあって、野球談議に花が咲きました。
春季リーグは4月3日に開幕します。安江監督、山内ヘッドコーチ、森越コーチのトロイカ体制で3年ぶりの優勝を狙うチームをみんなで応援しましょう。
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