■2021.02.17 CBCラジオ
『ドラ魂キング』
…
『岩瀬仁紀さんの変化球の話題 – スライダーについて』
お便り「中村武志捕手が当時、1球捕球しただけで突き指をしたというエピソードを紹介していましたが」
宮部アナ:
「スライダーを投げて来いよ」と同意した上でスライダーを投げたのに突き指しちゃった?
岩瀬:
はい。
思ったよりも曲がりが食い込んだというところで突いちゃったみたいで、
「1球で分かった」と言って、もう去っていったので、
「うわっ!やっぱり正捕手って凄いな!」と思っていたんですけど、
後々、聞いたら突き指していたっていう(笑)
宮部アナ:
痛くてもう捕れない(笑)
全然、違うじゃないですか!(笑)
ちょっとそれ岩瀬さん、1番面白い(笑)
岩瀬:
僕は「プロのキャッチャー、正捕手になるとやっぱり違うんだなぁ!」ってずっと思っていたんですよ(笑)
宮部アナ:
1球で分かると?
岩瀬:
はい。
「1球で僕のボールが分かったんだ!」って思って(笑)
宮部アナ:
(笑)
指腫れて痛いと医務室に走っていたと(笑)
その魔球・スライダーは岩瀬さん、どういうふうに握っていたんですか?
岩瀬:
スライダーは僕はこう、最初の頃はこう握っていました。
宮部アナ:
「こう握っていた」、ラジオでなんて言うんだろうな、
左利きです、人差し指のほうが縫い目に沿って。
岩瀬:
でもよく教科書に載っているスライダーの握りですよ、基本的な。
宮部アナ:
つまり野球少年なら分かるであろうスライダーの握りはオーソドックス。
なのに何でそんな、中村さんが突き指するほどえげつなかったんですか?
岩瀬:
そうですね。
僕の若い時の投げ方というのは結局ボディターンが人よりも強かったので。
宮部アナ:
ボディターン、体の回転?
岩瀬:
はい。
回転が人よりも大きくて強かったので、
だから最後の曲がりがもうひと曲がりがグッと食い込むような投げ方になっていたんで、
その変化に対応できなかったというところです。
宮部アナ:
へぇ~!
体も上手く使ってる、小手先じゃないと、つまり。
それで岩瀬さん、いつ「うわぁ俺これ凄いな…」というふうに?
岩瀬:
いや当時は思っていないですよ。
当時はそんなに自分の投げ方をそういうふうに分析したことなかったので、
ただ自分は必死に投げていただけなんで、
人と同じ事をやっているというふうに自分は感じていたくらいで。
宮部アナ:
で、その凄さに気づいたのはプロに入ってからですか?
岩瀬:
自分がベテランになってからですね。
宮部アナ:
えっ、そんなに遅い?
岩瀬:
はい。
それまではそういうふうに自分で自分のことは分かっていなかったですね。
宮部アナ:
中村武志先輩が突き指していた時は気づいていないということなんですよね?
岩瀬:
そうです。
それを知ったのは中村さんがドラゴンズから横浜に行く時だったんで(笑)
宮部アナ:
球団を移籍した時に、
その時に「岩瀬、お前の、そういえばなぁ」ということだったんですか?
岩瀬:
そういうことですね。
宮部アナ:
ご自分で告白されたということなんですね。
岩瀬:
そうですね。
宮部アナ:
へぇ~! 凄いな!
『ドラ魂キング』
#CBCラジオ 2月17日(水)夕方4時からの #ドラ魂キング は宮部アナと代打齊藤アナ!
— ドラゴンズまとめ@CBC公式 (@DragonsCBC) February 17, 2021
今日も沖縄から #ドラゴンズ キャンプ情報をお届け⚾️ ゲストは岩瀬仁紀さん!元ドラの守護神にドラゴンズブルペン陣の展望を伺います!お便りテーマは『あなたの方言』、沖縄キャンプトートバッグ🎁も!#dragons pic.twitter.com/3gBalyVylQ
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『岩瀬仁紀さんの変化球の話題 – スライダーについて』
お便り「中村武志捕手が当時、1球捕球しただけで突き指をしたというエピソードを紹介していましたが」
宮部アナ:
「スライダーを投げて来いよ」と同意した上でスライダーを投げたのに突き指しちゃった?
岩瀬:
はい。
思ったよりも曲がりが食い込んだというところで突いちゃったみたいで、
「1球で分かった」と言って、もう去っていったので、
「うわっ!やっぱり正捕手って凄いな!」と思っていたんですけど、
後々、聞いたら突き指していたっていう(笑)
宮部アナ:
痛くてもう捕れない(笑)
全然、違うじゃないですか!(笑)
ちょっとそれ岩瀬さん、1番面白い(笑)
岩瀬:
僕は「プロのキャッチャー、正捕手になるとやっぱり違うんだなぁ!」ってずっと思っていたんですよ(笑)
宮部アナ:
1球で分かると?
岩瀬:
はい。
「1球で僕のボールが分かったんだ!」って思って(笑)
宮部アナ:
(笑)
指腫れて痛いと医務室に走っていたと(笑)
その魔球・スライダーは岩瀬さん、どういうふうに握っていたんですか?
岩瀬:
スライダーは僕はこう、最初の頃はこう握っていました。
宮部アナ:
「こう握っていた」、ラジオでなんて言うんだろうな、
左利きです、人差し指のほうが縫い目に沿って。
岩瀬:
でもよく教科書に載っているスライダーの握りですよ、基本的な。
宮部アナ:
つまり野球少年なら分かるであろうスライダーの握りはオーソドックス。
なのに何でそんな、中村さんが突き指するほどえげつなかったんですか?
岩瀬:
そうですね。
僕の若い時の投げ方というのは結局ボディターンが人よりも強かったので。
宮部アナ:
ボディターン、体の回転?
岩瀬:
はい。
回転が人よりも大きくて強かったので、
だから最後の曲がりがもうひと曲がりがグッと食い込むような投げ方になっていたんで、
その変化に対応できなかったというところです。
宮部アナ:
へぇ~!
体も上手く使ってる、小手先じゃないと、つまり。
それで岩瀬さん、いつ「うわぁ俺これ凄いな…」というふうに?
岩瀬:
いや当時は思っていないですよ。
当時はそんなに自分の投げ方をそういうふうに分析したことなかったので、
ただ自分は必死に投げていただけなんで、
人と同じ事をやっているというふうに自分は感じていたくらいで。
宮部アナ:
で、その凄さに気づいたのはプロに入ってからですか?
岩瀬:
自分がベテランになってからですね。
宮部アナ:
えっ、そんなに遅い?
岩瀬:
はい。
それまではそういうふうに自分で自分のことは分かっていなかったですね。
宮部アナ:
中村武志先輩が突き指していた時は気づいていないということなんですよね?
岩瀬:
そうです。
それを知ったのは中村さんがドラゴンズから横浜に行く時だったんで(笑)
宮部アナ:
球団を移籍した時に、
その時に「岩瀬、お前の、そういえばなぁ」ということだったんですか?
岩瀬:
そういうことですね。
宮部アナ:
ご自分で告白されたということなんですね。
岩瀬:
そうですね。
宮部アナ:
へぇ~! 凄いな!
中日・浅尾拓也投手「投げてくれませんか?」 岩瀬仁紀投手「やだよぉ!」
レジェンド・岩瀬仁紀さん「宣銅烈(ソン・ドンヨル)さんの真っ直ぐの握りだけは絶対に真似できなかったですね」
正捕手も捕れない魔球だったようです。