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中日・京田陽太選手「諒へ。一年間グラブ使わせてくれてありがとう。本当にたくさん助けてもらったわ」

■2020.12.31 Full-Count

23歳で他界した親友へ…中日・京田陽太が綴った手紙 新たなグラブと交わした約束
中日・京田陽太選手「諒へ。一年間グラブ使わせてくれてありがとう。本当にたくさん助けてもらったわ」

 4月。訃報は突然だった。青森山田高時代に2学年下だった中井諒さんが、23歳の若さで他界。可愛げのある生意気さがなんとも心地よく、同じ遊撃手として高め合う仲でもあった。京田は一足先にプロの世界へ。社会人のNTT西日本に進んだ後輩を待っていたが、もう叶うこともない。行き先を失った友の夢。せめて受け取ることが、自らの役目だと思った。

 中井さんが今季使用するはずだったグラブを譲り受け、全120試合を戦った。手元に届いたのが開幕戦の前夜でも、不思議と怖さはなかった。これまで愛用してきた同じ久保田スラッガー製というのも心強く、強い縁を感じた。

 プレーの合間、無意識のうちに左手に目を落としている。そんな瞬間は、一度や二度じゃなかった。「諒が捕ってくれた打球もあります。スッとグラブに入ってくれるんです」。助けてもらったからこそ、ひとつの形として報いたかった。

 「やっぱり、今年はゴールデングラブ賞を獲りたかったですね。諒と一緒に。でも、僕が13個もエラーしちゃったんで、仕方ないですよね

 グラブを祭壇に供え、持ち主に返す。中井さんの誕生日だった7月4日にフェンス直撃の二塁打を放ったバットと、試合で着用したユニホームも添えた。ここで思いを口に出せば、堪え切れないかもしれない。だから、近くにあったメッセージ帳にペンを走らせた。



 年の瀬。啓子さんのスマホに、1枚の写真が届いた。写っていたのは、新品のグラブ。手のひらが当たる部分に「諒」の刺繍が施されていた。

 「僕の方が、力をもらっているんです」。京田には遺志を背負っている実感はない。亡き友と戦うことは、もうプロ人生の一部になった。今はただ、2人をつないでくれた遊撃というポジションを突き詰めたい。

 1年後、また会いに来る約束を交わした。胸を張ってシーズンの報告ができなければ、先輩としては格好がつかない。新たなグラブとともに迎える2021年。京田は微笑んで言った。

 「諒に笑われないようにしないといけませんね

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■2020.12.31 Full-Count(フルカウント)さん (@Fullcountc2) / Twitter



 諒へ

一年間グラブ使わせてくれてありがとう。

本当にたくさん助けてもらったわ。

いつも一緒にショート守ってたけど、諒ちゃんと守ってたか?

エラー13個したから多分ずっと笑ってたやろ?

来年もまた家に行くからいい報告出来るように頑張るわ!

また一緒にショート守ろうな。

              京田陽太

中日・京田陽太選手「荒木さんはもうあんまりファインプレーとかしても褒めないんですけど、ここぞという時のプレーでよく褒めてくれるので」


中日・福谷浩司投手「どれだけ打たれた抑えたよりも京田の『福谷さん守りやすいっす』っていう一言で凄い救われた時はありましたね」


京田選手は2021年シーズンも諒さんと共に戦います。

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