■2020.09.28 まるっと!
『快挙達成の大島洋平 異例のシーズン 特別な思いで』
吉岡アナ:
新型コロナウイルスの影響で開幕が延期になったり、
観客数の制限など異例づくしのシーズンとなったんですが、もう2/3を終えました。
こうした中、大きな節目を達成したのが中日のリードオフマン・大島洋平選手です。
異例のシーズン、特別な思いで戦っています。
…
─先月、通算1500本安打を達成した大島洋平選手。プロ11年目での快挙達成でした。
大島:
内野安打だったというのが僕らしいというか、
1500本の中でも内野安打は結構多いと思うので、”らしいな”と思いましたね。
─新型コロナウイルスの影響で開幕時期が見えない異例のシーズン。昨シーズン、初の最多安打のタイトルを獲得した34歳のベテランも難しい調整が迫られていました。それでもここまでリーグ4位のヒットを積み重ねている秘訣、それは”常に修正を繰り返す”ことだと考えています。
大島:
やっぱりずっと同じ動きだと身体に慣れが来るような感覚が僕はあるので、
ちょっと時折変えてみたり、元のフォームに戻したり、
シーズン中でも自分の体に合わせて考えながら日々変えているような感じですかね。
─その修正力の原点にあるのは、ある恩師の教えでした。ことし1月に亡くなった高木守道さんです。大島選手が3年目の時に監督に復帰しました。2012年当時、インコース攻めに苦しみ開幕直後に19打席ノーヒットと苦しんでいた大島選手。高木監督から、ある言葉をかけられたと言います。
大島:
ちょっと調子悪くなった時に”一回踏み込んで引っ張れ”ということを言っていただいて。
─アドバイス通り踏み込んで引っ張る打ち方を取り入れたことで、その年プロになって初めて規定打席に到達。球界を代表するヒットメーカーとしての道が始まりました。
大島:
そういった一言ちょっとかけてくれたことで思い切って行けたというか、
変な迷いがなく振れたような感じがありました。
─それ以降、日々打撃フォームを追求しながら年間で平均160本のヒットを積み重ねています。現役時代、走・攻・守三拍子揃った選手として活躍し、”ミスタードラゴンズ”と呼ばれた高木さん。打ったヒットは通算2274本です。
大島:
高木さんの安打数を自分が抜けるように、見ていて下さいという気持ちでやっていきたいと思います。
─大島選手は高木さんのヒット数を超えること。さらに恩師のように走・攻・守三拍子揃ったチームの中心選手となること。新型コロナウイルスの影響を受けた異例のシーズン。そして恩師が亡くなった今年、改めてその思いを強くしています。
大島:
守備・走塁、やっぱり全部の面でできないと僕はいけないと思っているので、
そういった物を出していければと思います。
『快挙達成の大島洋平 異例のシーズン 特別な思いで』
吉岡アナ:
新型コロナウイルスの影響で開幕が延期になったり、
観客数の制限など異例づくしのシーズンとなったんですが、もう2/3を終えました。
こうした中、大きな節目を達成したのが中日のリードオフマン・大島洋平選手です。
異例のシーズン、特別な思いで戦っています。
…
─先月、通算1500本安打を達成した大島洋平選手。プロ11年目での快挙達成でした。
大島:
内野安打だったというのが僕らしいというか、
1500本の中でも内野安打は結構多いと思うので、”らしいな”と思いましたね。
─新型コロナウイルスの影響で開幕時期が見えない異例のシーズン。昨シーズン、初の最多安打のタイトルを獲得した34歳のベテランも難しい調整が迫られていました。それでもここまでリーグ4位のヒットを積み重ねている秘訣、それは”常に修正を繰り返す”ことだと考えています。
大島:
やっぱりずっと同じ動きだと身体に慣れが来るような感覚が僕はあるので、
ちょっと時折変えてみたり、元のフォームに戻したり、
シーズン中でも自分の体に合わせて考えながら日々変えているような感じですかね。
─その修正力の原点にあるのは、ある恩師の教えでした。ことし1月に亡くなった高木守道さんです。大島選手が3年目の時に監督に復帰しました。2012年当時、インコース攻めに苦しみ開幕直後に19打席ノーヒットと苦しんでいた大島選手。高木監督から、ある言葉をかけられたと言います。
大島:
ちょっと調子悪くなった時に”一回踏み込んで引っ張れ”ということを言っていただいて。
─アドバイス通り踏み込んで引っ張る打ち方を取り入れたことで、その年プロになって初めて規定打席に到達。球界を代表するヒットメーカーとしての道が始まりました。
大島:
そういった一言ちょっとかけてくれたことで思い切って行けたというか、
変な迷いがなく振れたような感じがありました。
─それ以降、日々打撃フォームを追求しながら年間で平均160本のヒットを積み重ねています。現役時代、走・攻・守三拍子揃った選手として活躍し、”ミスタードラゴンズ”と呼ばれた高木さん。打ったヒットは通算2274本です。
大島:
高木さんの安打数を自分が抜けるように、見ていて下さいという気持ちでやっていきたいと思います。
─大島選手は高木さんのヒット数を超えること。さらに恩師のように走・攻・守三拍子揃ったチームの中心選手となること。新型コロナウイルスの影響を受けた異例のシーズン。そして恩師が亡くなった今年、改めてその思いを強くしています。
大島:
守備・走塁、やっぱり全部の面でできないと僕はいけないと思っているので、
そういった物を出していければと思います。
中日、10月に高木守道さん追悼試合を開催へ 高橋周平「活躍して恩返しできるように頑張りたいと思います」
井端弘和さん「主軸としてやってきてBクラスが続くチーム状況をどう見ていますか?」 中日・大島洋平「核心を突いてこられすぎて答えづらいですね…(笑)」
目指すは高木さんを超える2275安打! 偉大な恩師超え目指して頑張ってや…!