■2020.07.21 スポスタ魂
─この男が「カメラ」を動かす!? そこに映し出されたのは百戦錬磨の名捕手ならではの「野球の見方」。元ドラゴンズ監督・谷繁元信がチェックしたのは7月15日(水)のDeNA戦。この試合まで3連敗中だったドラゴンズは序盤に先制点を奪うと投手陣がこのリードを守りきり2-1で快勝。しかし、その裏では…! 浮かび上がったドラゴンズの課題に厳しい意見も…。
『谷繁カメラを止めるな!』
…
─続いては注目のキャッチャー、アリエル・マルティネス! 日本球界では29年ぶりとなる外国人のスタメンマスクを勝ち取り、大きな衝撃を与えた。
スタッフ:
キャッチングの技術とかは?
谷繁:
(技術は)悪くないですね。
体の使い方も上手ですし。
打つわ、バウンドを止めるわ、セカンドで刺すわ、
彼が良いアピールして自分の力で勝ち取ったわけですし。
─この日の試合まで打率.500に迫る勢い。正捕手の手が届く存在に!
谷繁:
やっぱりチームの要になっていく選手じゃないですか、キャッチャーって。
ある程度先を見たチームのことを考えると、
例えばマルティネスがじゃあ日本で3年、
ドラゴンズで3年間とにかくずっと被ってくれる、
ずっといてくれる保証があるんだったらこれはありだと思います。
3年間ずっと守ってくれるのであれば。
─一方この日は出場がなかったキャッチャーの木下拓哉。谷繁が監督を務めた2015年にドラフト指名された。今年は開幕から好調キープし、ドラゴンズのキャッチャーの中では最も多くの試合に出場している。
谷繁:
木下に何が一番足りなかったかというと「試合に出る体力」がなかったんですよ。
だから例えば1試合やると、もう次の日には全然違う動きになってしまうというね。
5年目にしてやっと4年間で「プロとしての体」になったような感じがしますね。
2人の色があるんですよ。
これを1試合ごとに変えていくと相手のバッターからすれば嫌なんですよ。
そこはそこで傾向があまり出づらいから、そこはプラスのところですよね。
─この男が「カメラ」を動かす!? そこに映し出されたのは百戦錬磨の名捕手ならではの「野球の見方」。元ドラゴンズ監督・谷繁元信がチェックしたのは7月15日(水)のDeNA戦。この試合まで3連敗中だったドラゴンズは序盤に先制点を奪うと投手陣がこのリードを守りきり2-1で快勝。しかし、その裏では…! 浮かび上がったドラゴンズの課題に厳しい意見も…。
『谷繁カメラを止めるな!』
…
─続いては注目のキャッチャー、アリエル・マルティネス! 日本球界では29年ぶりとなる外国人のスタメンマスクを勝ち取り、大きな衝撃を与えた。
スタッフ:
キャッチングの技術とかは?
谷繁:
(技術は)悪くないですね。
体の使い方も上手ですし。
打つわ、バウンドを止めるわ、セカンドで刺すわ、
彼が良いアピールして自分の力で勝ち取ったわけですし。
─この日の試合まで打率.500に迫る勢い。正捕手の手が届く存在に!
谷繁:
やっぱりチームの要になっていく選手じゃないですか、キャッチャーって。
ある程度先を見たチームのことを考えると、
例えばマルティネスがじゃあ日本で3年、
ドラゴンズで3年間とにかくずっと被ってくれる、
ずっといてくれる保証があるんだったらこれはありだと思います。
3年間ずっと守ってくれるのであれば。
─一方この日は出場がなかったキャッチャーの木下拓哉。谷繁が監督を務めた2015年にドラフト指名された。今年は開幕から好調キープし、ドラゴンズのキャッチャーの中では最も多くの試合に出場している。
谷繁:
木下に何が一番足りなかったかというと「試合に出る体力」がなかったんですよ。
だから例えば1試合やると、もう次の日には全然違う動きになってしまうというね。
5年目にしてやっと4年間で「プロとしての体」になったような感じがしますね。
2人の色があるんですよ。
これを1試合ごとに変えていくと相手のバッターからすれば嫌なんですよ。
そこはそこで傾向があまり出づらいから、そこはプラスのところですよね。
谷繁元信さんが語る現在の中日正捕手争い「1番正捕手に近いのは…」
谷繁元信さん「育成だけをとるのか、チームの勝ちをとるのか。やっぱり両方とらなきゃいけない。今ドラゴンズはそういう時期」
A.マルティネス選手については外国人選手ということもあって将来的にも中日ドラゴンズでプレーし続けてくれるかという部分が気になるポイントになっているようですね。