中日・山本拓実投手「やっぱりすごい野球って楽しい。打者と対戦するのがこんなに楽しかったんだな」

■2020.05.20 ドデスカ！

山本：
本当に1ヶ月、2ヶ月ぶりくらいにバッターを立たせてピッチングをしたんですけど、

やっぱり「すごい野球って楽しいな」っていうか、

本当に打者と対戦するのがこんなに楽しかったんだなっていうのは改めて思いましたし、


開幕が近づいているっていうのもあるんですけど、

改めて普通に野球ができる喜びっていうのを凄く最近は感じています。

─そう話をするのは昨シーズン3勝を挙げ、さらなる飛躍を目指す3年目の山本拓実投手。室内練習場で京田選手らを相手にバッティングピッチャーを努め、およそ40球の投げ込みを行いました。高卒3年目の山本投手、夏の甲子園の開催可否について複雑な心境を明かしました。

山本：
自分は甲子園まで行っていないので何とも言えないんですけど、

このニュースが出て自分も考える時間があって、

改めて高校生活を振り返ると、やっぱり甲子園を目指して頑張るというか、

みんなで一致団結をしたっていうのが凄い高校野球のいい所なので、

高校生の2年半があったからこそ、今こうやってドラゴンズで野球をさせてもらっていますし、


高校野球ってのは本当に一生の宝物なので、

自分はそんな発言する立場ではないですけど、

なんとか開催してほしいなという気持ちはあります。
（※中止が正式に決まる前日の代表取材）

─自身の経験、そして球児達への想い。プロとしての自覚を胸に秘め、山本投手は開幕に向け準備を進めています。

山本：
しっかり準備をしていってチームの勝利に少しでも貢献することが、

世の中を勇気づけることに繋がると思うので、

自分のできることを精一杯、一日一日後悔しないように開幕までやっていきたいと思います。