■2020.05.17 Full-Count
現代野球で更新は可能か? 84年の球史で“1人”しか達成していない偉大な打者記録
未曾有の事態となっている2020年だが、これまで長い歴史を紡いできたプロ野球84年では数々の偉大の記録が生まれてきている。この中にはもはや現代野球では到達不可能とも言える超人的な記録もある。そこで、84年のプロ野球の歴史で、ただ1人しか、その節目に到達できていない数々の偉大なる通算記録をクローズアップしてみたい。今回は野手編だ。
・3000安打(張本勲:3085安打)
・800本塁打(王貞治:868本塁打)
・5500塁打(王貞治:5862塁打)
・2000打点(王貞治:2170打点)
・2000四球(王貞治:2390四球)
・450二塁打(立浪和義 487二塁打)
1988年にPL学園から中日入りした立浪氏。プロ1年目から主力となると、そのシュアな打撃で特に二塁打を量産していった。1994年から12年連続で20二塁打以上を続けて打ち、通算487二塁打は歴代トップ。2位は福本豊氏の449塁打で38本の差をつけている。
・1000盗塁(福本豊 1065盗塁)
・500犠打(川相昌弘:533犠打)
“バントの名手”として知られる川相氏は1982年のドラフト4位で巨人に入団。7年目の1989年から出場機会を増やし“繋ぎ役”として活躍。9年連続で30犠打以上を決め、球史で唯一の500犠打を達成した。1994年には打率.302をマークしており、決して打てない打者だったわけではない。2位の平野謙氏が451犠打で、その差は82犠打。現役最多はソフトバンクの今宮健太で300犠打にあと1の通算299犠打。
84年の長いプロ野球の歴史でも、ただ1人しか達成していないこれらの記録。800本塁打など王氏の持つ記録や福本氏の1000盗塁など、現代のプロ野球ではおよそ不可能とも思える記録がある一方で、張本氏の3000安打や立浪氏の450二塁打、川相氏の500犠打などは更新の可能性もまだあるだろう。20年以上の長い現役生活でほぼ怪我なくコンスタントに出場を続け、その上で結果を出し続けることが必要ではあるが、こうした記録を打ち立てる選手の登場を期待したい。
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フォロワーさんの反応 / ネットの反応
素晴らしい記録
HRの記録は破れないだろうね
盗塁も厳しいかも
王さんもそうだし、イチローさんもそうだけど、トップを走り続ける中で怪我をしないということが本当に大事なんだなと改めて感じます
王さんの記録はアンタッチャブル
868発も凄いが、四死球の数も尋常じゃない
2位ノムさんと1000近く差がある
どれだけ強打者でどれだけ相手投手を震え上がらせたのかよく分かる
立浪の二塁打記録はおそらく……坂本勇人が更新してしまう気がしてびくびくしとる
↑ 坂本なら立浪も納得しそう
高校時代からの立浪ファンとしては永遠に残る記録になってほしいと願うばかりです
どんな記録でも過去のレジェンド抜き去るくらい凄い選手が出てきたらワクワクするけどね
いつか、生きてるうちに王さんのホームラン記録は抜く、あるいは抜きそうな選手が出てきたら楽しいだろうな
絶対は無いからいつかは更新するんじゃない
いつかは分からんけど
長いプロ野球の歴史で1人しか成し遂げていない偉大な記録の数々。素晴らしいですね。