立浪和義さん「“バンスロー”は“タンスにゴン”から来たんじゃないかなと思いますね」

■2020.04.26 サンデードラゴンズ

『レジェンド2人が選ぶ歴代助っ人外国人トップ3』

江田アナ：
立浪さんが選ぶ第3位はこの選手です！

─立浪和義の第3位はバンスロー！ 親子2代でメジャーリーグのオールスター出場を果たしたバンスローはシカゴ・カブスでレギュラーとして活躍していたが1990年ドラゴンズに入団。


　＜バンスロー選手＞
　私はパワーヒッターというより中距離打者だが、

　日本ではかなりホームランが出るんじゃないかな。

─来日1年目にも関わらず、メジャーと違う日本の野球に順応し、ホームランを連発！リーグ3位の29本塁打を記録した。ベストナインにも選出され翌年の活躍が期待されたが、惜しまれながら1年限りで退団した。


…

江田アナ：
いや～懐かしい名前が出てきましたね。

バンスロー選手、親子2代に渡ってメジャーリーグのオールスターに出場したバリバリのメジャーリーガーがドラゴンズにやってきたという選手でしたけども。

立浪さんこう振り返っています。

「本物のメジャーリーガーでジェントルマンであった」っていう事でしたけれども、立浪さんこれは？

立浪：
いや～もう性格が素晴らしかったですし、

何かやっぱり本当のメジャーリーガーだなというのを、

プレーもそうですし普段の立ち振舞もそうなんですけれども凄かったですね。

若狭アナ：
確かジャイアンツ戦のナゴヤ球場で頭付近にボールが来て、

ちょっと騒然とした時も結構クールな感じだったような気がします。

立浪：
だからそういう外国人がよく使うような汚い言葉というのは一切発しない、

それくらい紳士でしたね。

江田アナ：
そしてこんな都市伝説も我々見つけました。


日本での登録名ですが、本名はバンス・アーロン・ロー（Law)っていう名前なんですけども、

この“Law”、スペルは違うんですけども、打てないと”Low（＝低い）”というふうに言われてしまうため、

フルネームの”VANCELAW”で登録したのではないかということで、

実際写真も練習入団しばかりの時は”LAW”なんですよ。

ただシーズンが始まると”VANCELAW”なんで、

これ立浪さん聞いたことあります？


立浪：
これ初めて今日聞いたんですけれども（笑）

確かに”LAW”だと寂しいですよね。

まぁ「タンスにゴン」と一緒じゃないですかね。

若狭アナ：
あっ当時…「タンスにゴン」っていうのが流行っていたから、

”タンスにゴン”、”バンスロー”っていうこの語呂のリズム？

立浪：
そうです、多分そっから来たんじゃないかなと思いますね。


江田アナ：
また新しい都市伝説が生まれましたね。

若狭アナ：
（大爆笑）