■2020.01.18 中日スポーツ
「じじい」との陰口にも「ワシは何とも思わんよ」懐が深かった高木守道さん…あのベテランたちは今何を思う
答えはシンプルだった。高木さんの第2次政権2年目の2013年。采配を疑問に感じる複数のベテラン選手がベンチ内で「じじい」と陰口をたたいた。1度や2度ではない。指揮官はどう受け止めたか。シーズン終盤、聞いてみたことがある。
「ベテランの声が聞こえてるかって? そりゃ丸聞こえ。隠してないもん。ワシは何とも思わんよ。ベテランというのは、そういうもんなんだわ。何かに文句言いたくなる生きもの。アイツらには『何言ってもいいから結果出せ』としか思わん」
懐が深い。記者が予想した「けしからん」なんてこれっぽっちも思っていなかった。
もともと、現役時代には怒りに任せて試合中に帰宅したエピソードを持つ激情の人だ。しかも立場が監督となれば、選手を押さえ付けたくなるのが人情というもの。なのに高木さんは、目に余るベテランの振る舞いを許容していた。
記事全文を読む
フォロワーさんの反応 / ネットの反応
ただただ凄いなぁ…
そんなに瞬間湯沸かし器ってわけじゃなかったんだね
本当に人柄が良かったんだな
若造に陰口叩かれて、これはなかなか出来ないと思う
星野や落合の後、しかもゴタゴタした中で監督をしてるからね
中日最大の功労者なのに、監督になるタイミングは恵まれてないよね
その年ベテラン多すぎる
にしても懐広いなぁ
誰が言ったかより自分と置き換えて考えていたんだなぁ…
不器用でも一生懸命に生きた人
私はこう言う熱い野球も有って良いと思う
選手想いで素晴らしい人ですよね
— のもとけ (@gnomotoke) 2020年1月18日