■2021.11.28 吉見一起さん (@yoshimikazuki19) / Twitter
吉見一起からの激励「令和の若き竜たちにドラゴンズの未来を託す!」 中日ドラゴンズ復活論 | ワニブックス ニュースクランチ https://t.co/XlpyXdbp9n #吉見一起
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■2021.11.28 WANI BOOKS NewsCrunch(ニュースクランチ)
吉見一起からの激励「令和の若き竜たちにドラゴンズの未来を託す!」
※本記事は、吉見一起:著『中日ドラゴンズ復活論 -竜のエースを背負った男からの提言-』(ワニブックス:刊)より一部を抜粋編集したものです。
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根尾が二刀流に挑戦すればチームの魅力も高まる
根尾という選手は、ファンの皆さんもご存じのとおり、本当に真面目で練習熱心。あれだけの若さで自分を律することができる姿は本当に感心します。とにかく、その才能、ポテンシャルの高さも誰もが認めるところでしょう。
岐阜県飛騨市出身の根尾は、すでに中学校3年生時に最速146キロを計測し「スーパー中学生」と呼ばれていたそうです。
名門の大阪桐蔭高校では1年夏からベンチ入り。2年春からは主力となり、投手・遊撃手・外野をこなし、3年夏まで4季連続で甲子園の土を踏みます。そのうち2年春、3年春、3年夏では全国優勝を果たすなど、千葉ロッテマリーンズにドラフト1位で入団した藤原恭大らとともに、“大阪桐蔭最強世代”の一角として、いや、日本中が注目する“甲子園のスター”として君臨したのです。
2018年のドラフトでは中日ドラゴンズ、北海道日本ハムファイターズ、読売ジャイアンツ、東京ヤクルトスワローズの4球団が1位指名。与田剛監督の強運で交渉権を獲得すると「遊撃に専念」を公言してプロの扉を叩きました。
その根尾ですが、今季は開幕から1軍に定着し、外野での出場機会も与えられています。ただ、今後はどう使っていくべきでしょうか。僕は、このまま外野で起用し続けていくなら、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平のように二刀流に挑戦してもらいたいのです。
今、国内で二刀流の可能性を持つ選手といえば、根尾以外にはすぐに思い浮かびません。速球は今でも150キロ近くを計測するはずですし、まだプロの肉体に変貌を遂げているとは言い難いのですが、その身体能力の高さに関しては、誰もが認めるところでしょう。
僕は選手として「中から見る中日ドラゴンズ」と、解説者として「ネット裏から見る中日ドラゴンズ」が、こんなに違うものかと今、実感しています。ネット裏の解説者という立場から見れば、興行面への意識がおのずと高くなるので、今の中日ドラゴンズは「魅力」や「話題」という視点で他球団と比べると、少し見劣りしてしまうのが本音です。
その意味でも、根尾が二刀流に挑戦すれば全国区の話題になるのは確実。具体的にいえばオープナー(本来、中継ぎや抑えの投手が先発し、短いイニングをつないでいく起用方法)の試合をつくり、そこに根尾を当てはめていけばいいと考えます。ファンからすれば、これほど魅力的なことはありませんよね。
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中日・根尾昂&岡林勇希がナゴヤ球場のマウンドからのピッチングを披露! 根尾の快速球に仁村徹2軍監督も「全然違うな~」【動画】
中日・立浪和義監督、来季から外野専念となる根尾昂は「打てればレギュラーとして考えますし。内野も上手くなっているが、外野で勝負した方が肩であったりが活きる。中途半端になってはいけない」
吉見一起さんは根尾選手に二刀流のスーパースターとしての可能性を感じているようですねぇ。