■2021.11.13 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
お便り「Q.柳投手が飛躍しました。何が要因ですか?」
若狭アナ:
柳投手も2桁勝ちました。
阿波野:
自分の生きる道というのを明確になったという。
若狭アナ:
と言いますと?
阿波野:
どこかやはりスピードとか、そういうものにちょっと力任せの球を投げてみたりとか、
2段モーションをすることによって投球フォームの間ができて、
なおかつ今年はちょっとチェンジアップ気味のボールを完全に自分のモノにしまして、
それが奪三振への手助けになったと思いますよ。
あとは本当に悔しい思いをして、オープン戦で物凄く打ち込まれたんですよ。
あのあと本当にそばまではいっていませんけど、ちょっと距離をおいて見ていたんですけど、
本当に何でしょうかね、
「泣いているんじゃないか」ぐらいな、
たぶん泣いてはいないと思うんですけどそれぐらい…。
若狭アナ:
滅入っていたわけですね。
阿波野:
そうですね。
もう次の日の練習、その次の日の練習というのも、
ちょっと近寄りがたいところもあって。
若狭アナ:
はぁ~!
阿波野さんは現役時代、オープン戦の出来とシーズンの出来というのは比例していましたか?
リンクしていましたか?
阿波野:
ストレートに関してはやはりそこから急に良くなるというのはあまりないんですよ。
オープン戦である程度、自分のキレというのは、
僕は球速というよりキレを意識するほうだったので、
その辺は「今年ちょっと仕上がってきたな」とかいうのはあるんですけど。
若狭アナ:
面白いですねぇ!
阿波野:
あとはあえて真ん中に投げたりだとかできる立場というのがあるんですよ、オープン戦でも。
ウチで言うと、ウチと言うかドラゴンズで言うと大野雄大などはオープン戦で仮に何点取られようが調整段階、
そういう人があえてど真ん中にちょっとキレの良いボールを投げて、内野フライになってシメシメと思ったりとか。
若狭アナ:
はぁ~!
ただ、今年の柳投手に関していうと、そこまでの立場ではなかったということですね。
オープン戦では必死に結果を求めにいった。
上手くいかなくてちょっと滅入っていたと。
阿波野:
そうですね。
ちょっとプレートの位置を変えたり自分でやはり工夫したり、
「変えたな」という形で見守っていて、
それが開幕の2戦目から初戦はちょっと。
若狭アナ:
マツダでやられました。
阿波野:
その2戦目からは完璧じゃないですか。
若狭アナ:
そうですね。
『若狭敬一のスポ音』
「スポ音」をお聞き頂き、ありがとうございました。第1部のゲストは中日ドラゴンズ前一軍投手コーチの阿波野秀幸さんでした。阿波野さんのサイン色紙の当選者はPNサジタリアスボーイさん、PN津島のけんさんさん、PN16番さんです。おめでとうございます! #スポ音 pic.twitter.com/l7EcKqJ3t7
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) November 13, 2021
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お便り「Q.柳投手が飛躍しました。何が要因ですか?」
若狭アナ:
柳投手も2桁勝ちました。
阿波野:
自分の生きる道というのを明確になったという。
若狭アナ:
と言いますと?
阿波野:
どこかやはりスピードとか、そういうものにちょっと力任せの球を投げてみたりとか、
2段モーションをすることによって投球フォームの間ができて、
なおかつ今年はちょっとチェンジアップ気味のボールを完全に自分のモノにしまして、
それが奪三振への手助けになったと思いますよ。
あとは本当に悔しい思いをして、オープン戦で物凄く打ち込まれたんですよ。
あのあと本当にそばまではいっていませんけど、ちょっと距離をおいて見ていたんですけど、
本当に何でしょうかね、
「泣いているんじゃないか」ぐらいな、
たぶん泣いてはいないと思うんですけどそれぐらい…。
若狭アナ:
滅入っていたわけですね。
阿波野:
そうですね。
もう次の日の練習、その次の日の練習というのも、
ちょっと近寄りがたいところもあって。
若狭アナ:
はぁ~!
阿波野さんは現役時代、オープン戦の出来とシーズンの出来というのは比例していましたか?
リンクしていましたか?
阿波野:
ストレートに関してはやはりそこから急に良くなるというのはあまりないんですよ。
オープン戦である程度、自分のキレというのは、
僕は球速というよりキレを意識するほうだったので、
その辺は「今年ちょっと仕上がってきたな」とかいうのはあるんですけど。
若狭アナ:
面白いですねぇ!
阿波野:
あとはあえて真ん中に投げたりだとかできる立場というのがあるんですよ、オープン戦でも。
ウチで言うと、ウチと言うかドラゴンズで言うと大野雄大などはオープン戦で仮に何点取られようが調整段階、
そういう人があえてど真ん中にちょっとキレの良いボールを投げて、内野フライになってシメシメと思ったりとか。
若狭アナ:
はぁ~!
ただ、今年の柳投手に関していうと、そこまでの立場ではなかったということですね。
オープン戦では必死に結果を求めにいった。
上手くいかなくてちょっと滅入っていたと。
阿波野:
そうですね。
ちょっとプレートの位置を変えたり自分でやはり工夫したり、
「変えたな」という形で見守っていて、
それが開幕の2戦目から初戦はちょっと。
若狭アナ:
マツダでやられました。
阿波野:
その2戦目からは完璧じゃないですか。
若狭アナ:
そうですね。
CBC・若狭敬一アナ「どさくさ紛れに変なことを聞きますが又吉はFAで出ていきますか?」 中日前投手コーチ・阿波野秀幸さん「ほんと、いきなり何を聞いてくれるんですか、若狭さん(笑)」
中日前投手コーチ・阿波野秀幸さんが3年間の中で悔しかった試合は“あの試合”「みなさん覚えていると思うんですけど…」
オープン戦防御率7.88からセ・リーグ最優秀防御率へ。素晴らしい修正でした。