■2021.10.02 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
若狭敬一のスポ音 | CBCラジオ | 2021/10/02/土 12:20-13:57
…
お便り「Q.山井投手引退ですね。数年前にCBC1スタで開催された竜党トークライブ、落合英二さんがゲストでした。若狭さんとそして大谷ノブ彦さんと3人で話をしておりましたが、しれっと最後列で山井投手があのライブに参加されていたのには驚きました」
若狭アナ:
そうそう。
事前に連絡があってね、
「若狭さん、隅っこの方でいいので3人のトーク聞かせてもらってもいいですか?」。
聞いてくれていました。
最後、呼んだんですけどね、山井投手もね、舞台にね。
本当に気さくで、明るくて、楽しくて、そして野球に熱心で真面目で、
僕は大好きな選手の1人ですね。
毎年、豊田でイベントを山井投手とやるんですが、
山井投手が声をかけると、みんな喜んで来るんですよ。
大体トークショーというのは私、MCでよくやりますがMAX選手3人なんですよ。
3人が限界なんですよ、1時間半とか2時間半とかトークを回すのも。
でも山井投手、みんなに好かれていますから「山井さん、今年は豊田のイベント無いんですか?」、
もう選手のほうから「呼んでくれ、呼んでくれ」というふうに目を潤ませて、
キャンキャンキャンと山井投手のところに毎年来るんですよ。
いつぞや私含めて13人という時がありましたからね、どう回すのこのイベント(笑)
13人ですよ、13人!(笑)
確か新婚旅行に行く前日の小熊投手まで来ましたからね(笑)
「えっ!?小熊くん、明日ハワイでしょ?」っていうのに、「いや~、これは来たくてしょうがなかったんです」って。
それだけ皆さんに好かれている山井投手ですよね。
山井投手に関してはYouTubeで吉見さんや浅尾コーチが、
彼らと収録した時にも「とにかく若い頃、山井さんが怖かった」と。
吉見さんはもっとハッキリ言っていたかな、
「山井さん、うるさかった」、「なんやこの先輩」と。
どういうことかというと、
野球以外のこと、社会人になっての常識、礼儀、挨拶、
そして雑用、あるいは食事の席での立ち居振る舞い、
そういったことをとにかく山井さんは口酸っぱく言ってくれたと。
最初はそれが鬱陶しかったんだけども、
今、思ったら山井さんのおかげでちゃんと社会人生活を進めることができた、横道に逸れることもなかった。
で、山井投手について浅尾拓也コーチは「今、現役の選手で唯一、青い血が流れている人」と表現しました。
これはやっぱりドラゴンズに脈々と受け継がれる「自分に厳しく、そして人にも厳しく」なんですよね。
チームというのはプロの集団ですから、一人ひとり甘えは許されない。
ちょっと抜いた野球への取り組み、
そして遊ぶ時には遊べばいいんですけども、やる時はやるというそういうそのメリハリ。
こういうきちっきちっとしたところを踏み外すような事があると厳しく指導する、これがとっても大事なこと。
「青い血が流れている」、
ひょっとしたら他球団からすると「ドラゴンズは暗い」とか「ちょっと厳しい」とか言われるかも知れないけれども、
それがドラゴンズの良いところだという認識なんですよね。
それを山井投手は未だに青い血を流しながら後輩達に指導しているということは、
やっぱり無くてはならない存在だったんじゃないかなと思いますよね。
本当に明るい、楽しい人ですよ。
ただ、言うべきことは言う、
全然、自分が嫌われても構わない。
「嫌われた監督」の話をしましたが、
ひょっとしたらね、ある意味、“嫌われた選手”だったかもしれない。
でもやがて時間が経って、山井投手にみんな感謝している。
だから山井投手が声をかけてのイベントはみんな来るんですよね。
僕、本当に良い指導者になると思います。
現役生活は今年で終わりますが、
僕はぜひ山井投手にはプロ野球に、そしてドラゴンズにずっと関わってほしいなと思う選手の1人ですね。
『若狭敬一のスポ音』
若狭敬一のスポ音 | CBCラジオ | 2021/10/02/土 12:20-13:57
12時20分からは「スポ音」をお聞きください。10月からもよろしくお願いします!「ドラゴンズハイライト」では1週間のドラゴンズの戦いを振り返ります。「大谷ノブ彦のキスころ濃縮版」では話題の本「嫌われた監督」を取り上げます。お楽しみに! #スポ音 pic.twitter.com/l5zKi1N3zw
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) October 2, 2021
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お便り「Q.山井投手引退ですね。数年前にCBC1スタで開催された竜党トークライブ、落合英二さんがゲストでした。若狭さんとそして大谷ノブ彦さんと3人で話をしておりましたが、しれっと最後列で山井投手があのライブに参加されていたのには驚きました」
若狭アナ:
そうそう。
事前に連絡があってね、
「若狭さん、隅っこの方でいいので3人のトーク聞かせてもらってもいいですか?」。
聞いてくれていました。
最後、呼んだんですけどね、山井投手もね、舞台にね。
本当に気さくで、明るくて、楽しくて、そして野球に熱心で真面目で、
僕は大好きな選手の1人ですね。
毎年、豊田でイベントを山井投手とやるんですが、
山井投手が声をかけると、みんな喜んで来るんですよ。
大体トークショーというのは私、MCでよくやりますがMAX選手3人なんですよ。
3人が限界なんですよ、1時間半とか2時間半とかトークを回すのも。
でも山井投手、みんなに好かれていますから「山井さん、今年は豊田のイベント無いんですか?」、
もう選手のほうから「呼んでくれ、呼んでくれ」というふうに目を潤ませて、
キャンキャンキャンと山井投手のところに毎年来るんですよ。
いつぞや私含めて13人という時がありましたからね、どう回すのこのイベント(笑)
13人ですよ、13人!(笑)
確か新婚旅行に行く前日の小熊投手まで来ましたからね(笑)
「えっ!?小熊くん、明日ハワイでしょ?」っていうのに、「いや~、これは来たくてしょうがなかったんです」って。
それだけ皆さんに好かれている山井投手ですよね。
山井投手に関してはYouTubeで吉見さんや浅尾コーチが、
彼らと収録した時にも「とにかく若い頃、山井さんが怖かった」と。
吉見さんはもっとハッキリ言っていたかな、
「山井さん、うるさかった」、「なんやこの先輩」と。
どういうことかというと、
野球以外のこと、社会人になっての常識、礼儀、挨拶、
そして雑用、あるいは食事の席での立ち居振る舞い、
そういったことをとにかく山井さんは口酸っぱく言ってくれたと。
最初はそれが鬱陶しかったんだけども、
今、思ったら山井さんのおかげでちゃんと社会人生活を進めることができた、横道に逸れることもなかった。
で、山井投手について浅尾拓也コーチは「今、現役の選手で唯一、青い血が流れている人」と表現しました。
これはやっぱりドラゴンズに脈々と受け継がれる「自分に厳しく、そして人にも厳しく」なんですよね。
チームというのはプロの集団ですから、一人ひとり甘えは許されない。
ちょっと抜いた野球への取り組み、
そして遊ぶ時には遊べばいいんですけども、やる時はやるというそういうそのメリハリ。
こういうきちっきちっとしたところを踏み外すような事があると厳しく指導する、これがとっても大事なこと。
「青い血が流れている」、
ひょっとしたら他球団からすると「ドラゴンズは暗い」とか「ちょっと厳しい」とか言われるかも知れないけれども、
それがドラゴンズの良いところだという認識なんですよね。
それを山井投手は未だに青い血を流しながら後輩達に指導しているということは、
やっぱり無くてはならない存在だったんじゃないかなと思いますよね。
本当に明るい、楽しい人ですよ。
ただ、言うべきことは言う、
全然、自分が嫌われても構わない。
「嫌われた監督」の話をしましたが、
ひょっとしたらね、ある意味、“嫌われた選手”だったかもしれない。
でもやがて時間が経って、山井投手にみんな感謝している。
だから山井投手が声をかけてのイベントはみんな来るんですよね。
僕、本当に良い指導者になると思います。
現役生活は今年で終わりますが、
僕はぜひ山井投手にはプロ野球に、そしてドラゴンズにずっと関わってほしいなと思う選手の1人ですね。
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プロとしてのメリハリをしっかり、時には厳しく。長年ドラゴンズを支えてきた大ベテランです。