■2021.09.13 CBCラジオ
『ドラ魂キング』
『バンテリンドーム試合前練習レポート』
若狭アナ:
大谷さん、ツイッターに呟いていただきまして、ありがとうございました。
大谷ノブ彦さん:
気になったんです。
荒木コーチがノックをやっていて、
高松選手には左右に振り分けるノックをしていたのに、土田選手には正面のノックしかしていなかった。
若狭アナ:
そうなんですよ。
大谷ノブ彦さん:
これが実は根尾くんもそうだったんですよね。
若狭アナ:
そうなんですよね。
今年シーズン序盤、根尾選手が1軍に帯同しておりましたが、
その時の試合前のノックを見ても根尾選手には正面しか打たなかったんですよね。
昨日2失策、2三振で途中交代の土田選手に対して、
「どのようなノックを打つのかな」というふうに見ていたんですが、
やっぱり正面のノックをひたすら打っているわけですよ。
私が熱視線を本当に初めて野球観戦に訪れた少年のように、そのノックの姿に対して熱視線を送っていましたら、
気づいちゃったんでしょうね、荒木コーチ。
ノックを打ち終えた後に、
荒木コーチ:
若狭さん、お久しぶりです。
なんて声をかけられたものですから、
「荒木さん、一言だけ教えて!なんで土田は正面だけ打っていたの?」と聞くと一言こう返してくれました。
荒木コーチ:
お城と一緒です。
と。
「えっ!? なんだこれは? お城一緒? あの日本のお城と一緒?」、
「あっ、これは!」と思ったのが私、荒木コーチと以前、お話した時に、
荒木コーチ:
コーチの仕事で一番大事なのは、
お城の石垣を一緒に選手と造ること。
と言っていたんですよ。
荒木コーチ:
どれだけ雨が降ろうが、風が吹こうが、地震が来ようが、
絶対崩れない基礎工事をすることがコーチの仕事である。
石垣さえしっかりしていれば、上モノ、お城は派手なものを造りたければ派手なものを造ればいいし、
地味なものでよければ地味なものでいい。
どんな選手になりたいかなんてコーチは聞く必要がないし、
まだ分からない明確になっていない選手は未来像なんて思い描く必要はない。
ただ、ひたすらコツコツと基礎工事を一緒にやればいいんだ。
と。
大谷ノブ彦さん:
基礎の動きをもう1回掴めと?
若狭アナ:
そういうことなんです。
大谷ノブ彦さん:
高松はじゃあなぜ左右なんですか?
若狭アナ:
ひょっとしたら荒木コーチ的には、
その基礎工事は少しもうクリアしている段階なのかもしれませんね。
大谷ノブ彦さん:
球際が今度は高松の課題である。
若狭アナ:
そうなんですよ。
一所懸命、土田には、
そしてシーズン前半には根尾なんですけども正面のノックをじっくり打っていた。
荒木さん自身が現役時代にコーチによく「お前は将来、どんな選手になりたいんだ?」と聞かれたそうなんですが、
荒木コーチ:
全然、そんな2000本打つとかゴールデングラブとか全く想像つかなかった。
ただひたすら色々なコーチに基礎を教わった。
現役を終わった時に振り返れば、あの基礎があったからこそ2000本が打てたし、
300盗塁ができたし、ゴールデングラブ賞が受賞できた。
だから若い選手にはとにかく将来のことなんか聞かない。
一緒に基礎工事をしたい。
石垣作りをしたいという思いの一端が今日の正面のノックだったんですね。
大谷ノブ彦さん:
いや~、良い話だな。
キャッチボールに戻るといいますもんね、どの選手も。
若狭アナ:
そういうことなんです!
『ドラ魂キング』
現在、ドラゴンズが練習中!私はラジオ実況の担当です。解説は川上憲伸さん。ゲストは野球YouTuberのトクサンとライパチさん。今夜は抽選で8名様にドラゴンズ選手のサインボールが当たるプレゼント企画もあります。5回裏終了後に発表されるキーワードをお聞き流しなく! #スポ音 pic.twitter.com/NTaLEUe40y
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) September 13, 2021
高松と一緒にたっぷりとセカンドでノックを受けた土田。ノッカーは荒木コーチ。高松の時はある程度左右に振っていましたが、土田には正面しか打たなかった荒木コーチ。思えば、根尾にノックを打つ時もほぼ正面でした。ゴールデングラブ賞の常連だった荒木コーチに意図を聞きたいものです。 #スポ音 pic.twitter.com/NUbstrgmyn
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) September 13, 2021
いいレポートっすね
— ダイノジ大谷 (@dnjbig) September 13, 2021
これ
本当に
あとで答え合わせしたい
ドラ魂で聞いてもいいですか?
最後繋いだとき https://t.co/qhvRbhlWkV
大谷さん!ぜひ、語らせてください。というのも、私が初めて野球観戦に来た少年のようにネット越しに熱視線を送っていたら、ノックを打ち終えた荒木コーチが「お久しぶりです!」と話しかけてくれました。「なぜ土田には正面ばかり?」と聞くと、一言だけ返してくれました。それをお伝えします!
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) September 13, 2021
『バンテリンドーム試合前練習レポート』
若狭アナ:
大谷さん、ツイッターに呟いていただきまして、ありがとうございました。
大谷ノブ彦さん:
気になったんです。
荒木コーチがノックをやっていて、
高松選手には左右に振り分けるノックをしていたのに、土田選手には正面のノックしかしていなかった。
若狭アナ:
そうなんですよ。
大谷ノブ彦さん:
これが実は根尾くんもそうだったんですよね。
若狭アナ:
そうなんですよね。
今年シーズン序盤、根尾選手が1軍に帯同しておりましたが、
その時の試合前のノックを見ても根尾選手には正面しか打たなかったんですよね。
昨日2失策、2三振で途中交代の土田選手に対して、
「どのようなノックを打つのかな」というふうに見ていたんですが、
やっぱり正面のノックをひたすら打っているわけですよ。
私が熱視線を本当に初めて野球観戦に訪れた少年のように、そのノックの姿に対して熱視線を送っていましたら、
気づいちゃったんでしょうね、荒木コーチ。
ノックを打ち終えた後に、
荒木コーチ:
若狭さん、お久しぶりです。
なんて声をかけられたものですから、
「荒木さん、一言だけ教えて!なんで土田は正面だけ打っていたの?」と聞くと一言こう返してくれました。
荒木コーチ:
お城と一緒です。
と。
「えっ!? なんだこれは? お城一緒? あの日本のお城と一緒?」、
「あっ、これは!」と思ったのが私、荒木コーチと以前、お話した時に、
荒木コーチ:
コーチの仕事で一番大事なのは、
お城の石垣を一緒に選手と造ること。
と言っていたんですよ。
荒木コーチ:
どれだけ雨が降ろうが、風が吹こうが、地震が来ようが、
絶対崩れない基礎工事をすることがコーチの仕事である。
石垣さえしっかりしていれば、上モノ、お城は派手なものを造りたければ派手なものを造ればいいし、
地味なものでよければ地味なものでいい。
どんな選手になりたいかなんてコーチは聞く必要がないし、
まだ分からない明確になっていない選手は未来像なんて思い描く必要はない。
ただ、ひたすらコツコツと基礎工事を一緒にやればいいんだ。
と。
大谷ノブ彦さん:
基礎の動きをもう1回掴めと?
若狭アナ:
そういうことなんです。
大谷ノブ彦さん:
高松はじゃあなぜ左右なんですか?
若狭アナ:
ひょっとしたら荒木コーチ的には、
その基礎工事は少しもうクリアしている段階なのかもしれませんね。
大谷ノブ彦さん:
球際が今度は高松の課題である。
若狭アナ:
そうなんですよ。
一所懸命、土田には、
そしてシーズン前半には根尾なんですけども正面のノックをじっくり打っていた。
荒木さん自身が現役時代にコーチによく「お前は将来、どんな選手になりたいんだ?」と聞かれたそうなんですが、
荒木コーチ:
全然、そんな2000本打つとかゴールデングラブとか全く想像つかなかった。
ただひたすら色々なコーチに基礎を教わった。
現役を終わった時に振り返れば、あの基礎があったからこそ2000本が打てたし、
300盗塁ができたし、ゴールデングラブ賞が受賞できた。
だから若い選手にはとにかく将来のことなんか聞かない。
一緒に基礎工事をしたい。
石垣作りをしたいという思いの一端が今日の正面のノックだったんですね。
大谷ノブ彦さん:
いや~、良い話だな。
キャッチボールに戻るといいますもんね、どの選手も。
若狭アナ:
そういうことなんです!
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現役時代はGG賞6回の守備の名手・荒木コーチ、現在は高卒ルーキーの基礎工事中です。