■2021.05.19 東海ラジオ
『源石和輝!抽斗(ひきだし)!』
…
『盗塁の話題』
大澤アナ:
現在、ドラゴンズのチーム盗塁数の合計は21。
大島と京田が5、高松が4、滝野が3、平田、福田、高橋周平、木下拓哉が1つずつ、
33回盗塁企画して成功が21、成功率は.636で、
現在セ・リーグで1番盗塁が多いのは阪神の33、巨人30、ヤクルト24ということで上位3チームは順位通りということになっていますね。
源石アナ:
中日も引けを取らないくらい走れているんじゃないかなと思うんですが大西さん、いかがですかね?
大西:
僕はやっぱり京田選手のスチールの数というのがちょっとまだ物足りないと思いますね。
源石アナ:
この1ヶ月で4つ積み上げましたけど、まだいけるんじゃないかと?
大西:
1ヶ月で4つ積み上げているのは良いと思いますけど、
トータル的に盗塁王争いをしてもらわなきゃ困る選手だと思いますから、
そういった意味では塁に出た時の姿がやっぱり走りそうな雰囲気ではないですよね。
例えばそれに関して根尾選手もそうですよね。
リードした時の姿が二塁に行こうとする姿には見えない。
どちらかといいますと戻ろうとしているようなね、牽制球でアウトになっちゃダメだというね。
上から解説者として見させてもらっていると、やっぱり行こうとする姿勢がある中で戻れるようにならないと、
やっぱりそこがまだちょっと物足りないという部分に感じるかなと思いますね。
源石アナ:
だから「走る走った」という結果ではなくて、
「走るぞ」という姿勢が相手のピッチャーを惑わせてバッターが有利になるとかそういうことも考えて?
大西:
例えば、走りそうにない状況で走るならまだいいと思います。
でも走らないのに最初から走ろうとする雰囲気がないとなると絶対走らないですものね。
となるとピッチャーはある程度クイックさえしておけば「キャッチャーに任せておけば大丈夫」みたいな、そう思いますね。
源石アナ:
楽させちゃいますよね。
大西:
例えば他で言いますと近本選手であったりとか、
ジャイアンツの今で言いますと増田選手もそうですけど、若林選手であったり松原選手、重信選手いろいろいるんですけどね、
やっぱりその選手たちが出た時ってピッチャーは絶対牽制しますもんね。
しかも、しつこく。
阪神で言ったら植田選手であったり熊谷選手。
大澤アナ:
この間の熊谷選手、ドラゴンズ戦は見事でしたよね。
2試合とも1球目で走りましたもんね。
大西:
ですから、その域にやっぱり1人,2人が達していって欲しいなというのがありますね。
源石アナ:
となるとドラゴンズでいうと高松、滝野辺りはどうですか?
盗塁の数は増やして来ていますが。
大西:
高松選手はそういう選手になっていかなきゃダメですよね。
ただ、まだ場数が少ない分、そこまでのランナーにはなりきれていない、
しょうがないと思うんですよね。
ですから今年1年間、しっかりと色々なピッチャーを経験してね、
ピッチャーが出てくる前に、試合前にしっかりとそのピッチャーのクイックの速さであり、
牽制球がどれぐらいの速さの牽制球がくるのかということもしっかりと頭に入れていると、
このピッチャーの牽制だったらもうちょっとリード出ていても大丈夫だとか、
そういったものをやっぱり頭の中に入れてやりだすと、もうちょっと行けるんじゃないかなとは思いますけどね。
源石アナ:
今、何人かのドラゴンズの選手の名前を出してきましたけど、
それ以外も含めて大西さんが今のドラゴンズのメンバーの中で「この選手はもっと走れるだろう」と期待できる選手は?
大西:
やっぱり京田選手ですよ。
源石:
やっぱりまだいけると。
大西:
まだ5個でしょ?
源石アナ:
そう、通算5個なんですよ。
大西:
今、盗塁、セ・リーグだと10個くらい走っているんじゃないですか?
源石アナ:
そうですね。
1番走っている人は2桁いっていますね。
大西:
ということは半分もいっていないということじゃないですか。
源石アナ:
そうですよね。
去年の8個はいくらなんでも少なすぎるとしても、まだまだいけるだろうと?
大西:
見ていて牽制がくるんじゃないかなという感じでリードに出ているような、
やっぱり良いランナーというのは7割,8割以上は「行く!」という気持ちの中から牽制で戻れると思いますから、
そこにやっぱり、まだ恐怖というか、まだ怯えているような気がしますね。
源石アナ:
トラウマでもあったんでかね?
大西:
いやこれは本当に荒木コーチが一塁にいますけど、
1回アウトになるとやっぱり怖いんですよ。
その怖さをやっぱり自分で取っ払って、そうしないとスチールというのはなかなかできないです。
源石アナ:
取っ払うのはやっぱり成功体験なんですか?
大西:
あとは自分が腹をくくって絶対に戻れる、
牽制球の速いピッチャーの時はそんなに大きく出る必要はないじゃないですか。
そんなピッチャーばかりじゃないですから、
それを頭に入れて「大丈夫、俺は戻れるんだ、スタート切れる!」という自信にするには、やらないといつまで経ってもできないですからね。
源石アナ:
そこの思い切りが1つの課題なるんですね。
大西:
重要ですね。
『源石和輝!抽斗(ひきだし)!』
ドラの抽斗!
— 東海ラジオ源石和輝!抽斗! (@hikidashi1332) May 19, 2021
大西崇之さん⚾️
今日のドラゴンズ戦は中止☂️
大西さんご自身の「ハマスタの思い出」を抽斗ます!(ひきだします!)#東海ラジオ #ひきだし#源石和輝 pic.twitter.com/6umQ4aGpLC
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『盗塁の話題』
大澤アナ:
現在、ドラゴンズのチーム盗塁数の合計は21。
大島と京田が5、高松が4、滝野が3、平田、福田、高橋周平、木下拓哉が1つずつ、
33回盗塁企画して成功が21、成功率は.636で、
現在セ・リーグで1番盗塁が多いのは阪神の33、巨人30、ヤクルト24ということで上位3チームは順位通りということになっていますね。
源石アナ:
中日も引けを取らないくらい走れているんじゃないかなと思うんですが大西さん、いかがですかね?
大西:
僕はやっぱり京田選手のスチールの数というのがちょっとまだ物足りないと思いますね。
源石アナ:
この1ヶ月で4つ積み上げましたけど、まだいけるんじゃないかと?
大西:
1ヶ月で4つ積み上げているのは良いと思いますけど、
トータル的に盗塁王争いをしてもらわなきゃ困る選手だと思いますから、
そういった意味では塁に出た時の姿がやっぱり走りそうな雰囲気ではないですよね。
例えばそれに関して根尾選手もそうですよね。
リードした時の姿が二塁に行こうとする姿には見えない。
どちらかといいますと戻ろうとしているようなね、牽制球でアウトになっちゃダメだというね。
上から解説者として見させてもらっていると、やっぱり行こうとする姿勢がある中で戻れるようにならないと、
やっぱりそこがまだちょっと物足りないという部分に感じるかなと思いますね。
源石アナ:
だから「走る走った」という結果ではなくて、
「走るぞ」という姿勢が相手のピッチャーを惑わせてバッターが有利になるとかそういうことも考えて?
大西:
例えば、走りそうにない状況で走るならまだいいと思います。
でも走らないのに最初から走ろうとする雰囲気がないとなると絶対走らないですものね。
となるとピッチャーはある程度クイックさえしておけば「キャッチャーに任せておけば大丈夫」みたいな、そう思いますね。
源石アナ:
楽させちゃいますよね。
大西:
例えば他で言いますと近本選手であったりとか、
ジャイアンツの今で言いますと増田選手もそうですけど、若林選手であったり松原選手、重信選手いろいろいるんですけどね、
やっぱりその選手たちが出た時ってピッチャーは絶対牽制しますもんね。
しかも、しつこく。
阪神で言ったら植田選手であったり熊谷選手。
大澤アナ:
この間の熊谷選手、ドラゴンズ戦は見事でしたよね。
2試合とも1球目で走りましたもんね。
大西:
ですから、その域にやっぱり1人,2人が達していって欲しいなというのがありますね。
源石アナ:
となるとドラゴンズでいうと高松、滝野辺りはどうですか?
盗塁の数は増やして来ていますが。
大西:
高松選手はそういう選手になっていかなきゃダメですよね。
ただ、まだ場数が少ない分、そこまでのランナーにはなりきれていない、
しょうがないと思うんですよね。
ですから今年1年間、しっかりと色々なピッチャーを経験してね、
ピッチャーが出てくる前に、試合前にしっかりとそのピッチャーのクイックの速さであり、
牽制球がどれぐらいの速さの牽制球がくるのかということもしっかりと頭に入れていると、
このピッチャーの牽制だったらもうちょっとリード出ていても大丈夫だとか、
そういったものをやっぱり頭の中に入れてやりだすと、もうちょっと行けるんじゃないかなとは思いますけどね。
源石アナ:
今、何人かのドラゴンズの選手の名前を出してきましたけど、
それ以外も含めて大西さんが今のドラゴンズのメンバーの中で「この選手はもっと走れるだろう」と期待できる選手は?
大西:
やっぱり京田選手ですよ。
源石:
やっぱりまだいけると。
大西:
まだ5個でしょ?
源石アナ:
そう、通算5個なんですよ。
大西:
今、盗塁、セ・リーグだと10個くらい走っているんじゃないですか?
源石アナ:
そうですね。
1番走っている人は2桁いっていますね。
大西:
ということは半分もいっていないということじゃないですか。
源石アナ:
そうですよね。
去年の8個はいくらなんでも少なすぎるとしても、まだまだいけるだろうと?
大西:
見ていて牽制がくるんじゃないかなという感じでリードに出ているような、
やっぱり良いランナーというのは7割,8割以上は「行く!」という気持ちの中から牽制で戻れると思いますから、
そこにやっぱり、まだ恐怖というか、まだ怯えているような気がしますね。
源石アナ:
トラウマでもあったんでかね?
大西:
いやこれは本当に荒木コーチが一塁にいますけど、
1回アウトになるとやっぱり怖いんですよ。
その怖さをやっぱり自分で取っ払って、そうしないとスチールというのはなかなかできないです。
源石アナ:
取っ払うのはやっぱり成功体験なんですか?
大西:
あとは自分が腹をくくって絶対に戻れる、
牽制球の速いピッチャーの時はそんなに大きく出る必要はないじゃないですか。
そんなピッチャーばかりじゃないですから、
それを頭に入れて「大丈夫、俺は戻れるんだ、スタート切れる!」という自信にするには、やらないといつまで経ってもできないですからね。
源石アナ:
そこの思い切りが1つの課題なるんですね。
大西:
重要ですね。
中日・荒木雅博コーチ「盗塁企画数を増やすだけでなく、成功率も大事になる。走ればいいという訳ではない」
中日・高松渡、劇的に盗塁が上手くなり始める
高松選手や京田選手を中心に「走ろうとする雰囲気」で徹底的に警戒されてプレッシャーをかけられる域まで達してほしいということのようですねぇ。