■2026.05.23 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』

…
若狭アナ:
試合中どう修正するのか。
引き出し問題。
吉見さん先週、1個の引き出しをパカッと開けて、
「おっ、直ったよ。よかった」という日もあれば、
「パカパカパカパカパカパカ、はい。直りませんでした」という時もある。
吉見:
むしろそっちのほうが多いかもしれない。
若狭アナ:
えっ、引き出しその1、
1塁までの全力疾走、
ならびに、もも上げ。
引き出しその2、イニングインターバルのキャッチボールでワンバン投げる。
他に、引き出しその3、
引き出しその4ってどんなのがあったんですか?
吉見:
なので僕はカーブ投げられないんですけど、
よく言うじゃないですか、「カーブで修正する」って。
若狭アナ:
松坂大輔さんとかそう言っていた。
吉見:
結構、多いんですよ。
カーブって縦回転じゃないと投げられないんで。
僕、投げられないんですけど、
ふわっと、カーブ投げるイメージで。
投げるイメージでね。
キャッチボールですよ、キャッチボール。
で、直す。
それはそこで直った、直っていないかは分からないんです、正直。
身体の使い方を変えてみるなんです、そこは。
それを直そうとする。
で、あとは基本的に僕は、
えっと、まぁさっき、先週、右膝が折れるって言いましたよね。
お尻が落ちる。
そこを少し、折れるんですけど、
ケツを落とさないように投げるとか。
あとは横の時間を長くしてみるとか。
若狭アナ:
あっ、横の時間。
よく吉見さん現役時代言っていたのは、
胸の中日ドラゴンズを、なるべく3塁側に見せて、見せて、見せて、見せて、
「あぁ、もう無理!」って投げる。
吉見:
そうそう、そうそう。
僕は「無理」で入れ替える時だけだったんで、身体を。
まさにその感じで(笑)
若狭アナ:
これ興味深いのは、右膝が折れるが悪いクセなんだけど、
右膝を折れないでおこうという意識では、実は直らなくて、
他のことを意識することで、
そこが勝手に直るようにしておかないと難しいというか、
意識で直るんだったらとっくに直ってるわっていう。
吉見:
なんか違うことやったら勝手に直ってることも結構ありましたし、
でもね、今、話しながら思ったんですけど、
「調子悪る~」と思ってマウンドにいても、
ピンチになると、
「調子悪る~」と思っている暇がないんですよ。
「やべぇ、大ピンチきた!」と思っているので、
で、調子の良し悪しを忘れているんですよ。
若狭アナ:
面白いですね。
吉見:
例えば、バッター、プレイボールってかかって、
パンパンって打たれてノーアウト1,2塁、
で、3番バッターじゃないですか、
もうバントなんか100ないじゃないですか。
バントしてくれたらいいのになぁとか思いながら、
2,3塁にして、
なんとか抑えればいい。
若狭アナ:
えっ?立ち上がりのノーアウト1,2塁、
3番のバントはありがたい?
吉見:
僕はバントしてアウト1個もらったほうがありがたいんで、
大ピンチですけど。
そこから4番をなんとか歩かせて、
5番でゲッツー取れたらいいかなみたいなこと考えてたら、
まぁ立ち上がりなんであれなんですけど、
それが中盤とか、まぁ2回とか3回で調子戻らなくて。
若狭アナ:
本日、吉見は調子が悪い、
3回いきなりノーアウト1,2塁のピンチ、パカパカきた。
吉見:
で、上位回ってくる、
若狭アナ:
回ってくる。
吉見:
これやべぇなって思って、調子悪いなと思っていた1回、2回、
3回になって、やべぇなこれどうしようかなぁとか思っていて。
バッターのこと考えたら逆に何か良くなるみたいな。(笑)
若狭アナ:
そこで「本日、吉見、調子悪い」はもうどっかいっちゃってる?
吉見:
バッター抑えなくちゃとか、
やべぇ、これ、これ出して、出て、ここまで行ったら、
えっ、ラミレス来るやんと思って、
ここまではなんとか抑えたいとか思ってると、
じゃあこれ、こうやろう、これ、
あわよくばゲッツー取れたら、
バントしてくれてゲッツー取れ、取れたらラッキーっていうことは、
右のインハイ投げてみようかな、
エンドラン入ってきたらどうしようかなとかって考えてたら、
もう、肘が下がってる、ケツが落ちてるなんか、忘れてるんですよ。
で、抑えた結果、なんか戻ってるみたいな時もありました。
4回、結局、乗るんですね、体がね。
気持ちが。
気持ちだけやんって思うかもしれないんですけど、
そうじゃなくて体が乗るんで。
で、なんか、あれ、すげぇ叩ける、みたいな。
あれ、今日いけるかもしれん、みたいな。
序盤うまく乗り切ったらうまくいく時も結構ありました。
若狭アナ:
そう考えると、
そこのピンチを迎えるところの分岐点って凄く大事なんだと思うのは、
そこで、やばい、今日の俺良くないからって、
全部、自分にベクトルが向いて、
じゃあここで肘を上げなきゃ、あそこを、あぁしなきゃっていうふうに
自分との戦いになってしまうと、
もう本当にドツボにハマりそうなんだけれども、
そこで、やっべぇから、とりあえず、やっつけなきゃいけないっていう方向にベクトルを持っていくかどうかで、
だいぶ違いますね。
吉見:
全然、違います。
だからそれができないのがピッチャーなんですけど。
だから、
できる時もあればできない時もあるんですよ、ベクトルをどう向けるか。
そんなの外から見たら、何でお前、自分と戦うや。
若狭アナ:
うん、よく言う!
吉見:
言えるじゃないですか。
だから、名前出したらダメかもしれないんですけど、
柳投手なんかは今年もバッターに凄くいっているじゃないですか。
もう今まではなんか、
なんかもう、丁寧に自分のボールを投げて、
ボール、ストライク、ボール?ストライクじゃないの?
みたいな感じでカウント悪くして、
自分で、自滅していくという。
でも今年はもう、どんどんいけてるじゃないですか。
若狭アナ:
抑えたら吠えまくるしね。
吉見:
そうそうそう。
で、エラーしたら、「はぁ?」みたいな顔しているし。
若狭アナ:
「ざけんな!ボケ!」みたいな。
吉見:
そうそうそう。
でも、そういうふうに乗ってるじゃないですか。
若狭アナ:
ノってる、ノってる。
吉見:
簡単、言えば簡単なんですけど、
あそこ立ったらできないんですよ、これが。
若狭アナ:
(笑)
吉見:
難しいんですよ。
若狭アナ:
マウンドじゃあできないのよ。
吉見:
できないんですよ。
「やれ!」と言うけど。
でもそれが、
できるできないで全然違うっていうことを分かっているんだけども、
なんか、あそこ立つと、
「うん?」となる。
だから僕は現役のときに最後のほうはそんな感じだったんですけど、
なんかそれを助言してくれる人、
もう簡単に言ったら「メンタルトレーナー」ですよね。
みたいな人がいたら、
「どうなんだろうな?」みたいなことは思っていました。
上手く方向性を、直してくれる人、普段から。
だからその直し方じは僕は分かんなかったんで、マウンド上で。
やべぇと思ったら、
もうやべぇのままだったんで。
だからそういう「方向性」って言葉が合ってるか分からないですけど、
思考の向き方というのを、教えてくれる人って僕、
めっちゃ必要だなと今、思っています。
中日ドラゴンズ、そういう人が入れたらいいのになと思って、
得点圏で点が入らない。
それは何なのっていうの正直、僕は分かんない。
だって技術だと思ってるの、
最後、あ、メンタルも大事だと思うんですけど、
技術、技術不足だと思ってるんですけど、
技術をしっかりと発揮するために
準備から、全てから
こうやってやっていくっていうのは自分たちは持っているかもしれないけれども、
コーチ陣も言えるかもしれないけれども、
もうちゃんとした専門職の人が
普段、日頃からそういう教育をしていけば、
「あっ、ラッキー」みたいな、
「あっ、俺これ2打点稼げるやん」みたいになれば、
いいじゃないですか。
阪神の森下くんなんかはもう「俺にチャンスで回ってこい!」しか思っていないらしいですよ。
回ってこい、チャンスで回ってこいとしか思っていないんです。
若狭アナ:
だから、あんなに打つの、やっぱり。
吉見:
分からないですよ。
でも、ドラゴンズのバッターの気持ちも分からないですけども、
結果としてはなんか凄いネガティブじゃないですか。
若狭アナ:
まぁここで、もし凡退したらとか、
まぁ最低限これはしなきゃとか、
なんか色々と背負いながら、だから技術はあるんだろうけど、
その技術を100%発揮できるようなメンタルというか、
そこの準備の心構えが、だいぶ違うのかもしれないですよね。
吉見:
だからね、
例えば今日試合で、こういう気持ちで行けよって、
分かっているけど、
やっぱり訓練が必要なんで、
1年間でもかけて、オフでもかけて、
そういう人を僕は入れればいいのになと思う。
若狭アナ:
野球のコーチは、きっとその人たちの経験上、このメンタルで行けばいいですよ、
だから、このメンタルで行けよは言えるけど、
いや、それは分かっているんですと、
そうならないから困っているんですと。
さっきの吉見さんのマウンドもそうだけど、
いや、そんなのバッターに向かって行けよ、
いやいやいや、それ正解なのは分かっているんですよ。
分かっているんですけど、
ごめんなさい、あそこ行って本当に1アウト2,3三塁になったら、そうならないんですよ。
でも、ちょっと待てと。
で、そこに普段から、野球とは別のトレーニングをしておいて、メンタルの?
吉見:
そう、そう、そう。
若狭アナ:
で、それがそのピンチになった時にすーっと思い出せるような、
身体にしておくことが大事だと。
吉見:
だから普段日頃からそういうふうな思考に持っていくような、
例えば必ずもうその人と会話するとか、
試合前に必ずなんか2人で話をして、こういうふうにやっていく、
何のために野球するの、何でもいいんですけど、
今日のあなたの目標は何?
これです、勝つことです。
じゃあ勝つために何するの?
バッターを抑えることです。
バッターを抑えるためにどうするの?
しっかり準備することです。
じゃあ準備って何?
バッターの情報入れることですとか。
何でもいいんです、今、思いつきで言っているだけなんですけど。
そういうふうに、やっていったら、
そういう訓練をしておけば、マウンド立って、
例えば、誰でもいいんですけど、
ダルベックかという感じで来て、
あ、こんな感じか、
調子いいな今、調子悪いな、こうやってやってみよう、っていうふうに。
若狭アナ:
そっか、バッターの情報をもう1回整理して。
吉見:
そう。
だから、抑える、打たれる、だけなんですけども、
その中の過程で、
自分のやるべきことをやる、できればいいと思うんです。
できなければ、それはもう技術不足だし。
それを、それ以前の問題に、やべえな、とか、
ストライク入るかな、って思っていたらそれは勝負にならないし、
バッターだったら、
これ打たなくちゃって思ったらそれは打てるわけないですよね、
ピッチャーのほうが有利だし、断然に。
でも、ここで俺のバッティングをするだけだと思うだけでも、
結果は出ないかもしれないけれども、
確率で言うと出るんじゃないかなと。
僕は野球やめて思う。
若狭アナ:
吉見さんは結局、現役時代にそのメンタルアドバイザーみたいな存在はいなかったんですか。?
吉見:
いなかった。
だから、僕も直し方が分からなかったんで、
イケイケの時はいいんですよ。
でも、イケイケじゃない時のに、
自分にベクトルが矢印が向いちゃうんで、
あー、と思って、
「どうやって直すんだろう?」みたいなことは本読んだりしていましたけど、
でも、読むだけじゃ知識だけなんで、いかないし、訓練していないから。
だから、そういうの必要だなって僕は思って。
若狭アナ:
これ阪神は入れているのかな。
吉見:
DeNAとか入れているって聞きますよね。
若狭アナ:
また来週です。
『若狭敬一のスポ音』

明日の「スポ音」コラムは「落合英二二軍投手コーディネーターと話して現代のコーチの難しさ、荒木雅博球団本部長補佐と話して座学の必要性を感じた」と題して語ります。先程、バンテリンドームで落合コーディネーターに「今日からまた一軍ですか?」と尋ねると、「ガッツリな」と一言。
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) May 22, 2026
…
若狭アナ:
試合中どう修正するのか。
引き出し問題。
吉見さん先週、1個の引き出しをパカッと開けて、
「おっ、直ったよ。よかった」という日もあれば、
「パカパカパカパカパカパカ、はい。直りませんでした」という時もある。
吉見:
むしろそっちのほうが多いかもしれない。
若狭アナ:
えっ、引き出しその1、
1塁までの全力疾走、
ならびに、もも上げ。
引き出しその2、イニングインターバルのキャッチボールでワンバン投げる。
他に、引き出しその3、
引き出しその4ってどんなのがあったんですか?
吉見:
なので僕はカーブ投げられないんですけど、
よく言うじゃないですか、「カーブで修正する」って。
若狭アナ:
松坂大輔さんとかそう言っていた。
吉見:
結構、多いんですよ。
カーブって縦回転じゃないと投げられないんで。
僕、投げられないんですけど、
ふわっと、カーブ投げるイメージで。
投げるイメージでね。
キャッチボールですよ、キャッチボール。
で、直す。
それはそこで直った、直っていないかは分からないんです、正直。
身体の使い方を変えてみるなんです、そこは。
それを直そうとする。
で、あとは基本的に僕は、
えっと、まぁさっき、先週、右膝が折れるって言いましたよね。
お尻が落ちる。
そこを少し、折れるんですけど、
ケツを落とさないように投げるとか。
あとは横の時間を長くしてみるとか。
若狭アナ:
あっ、横の時間。
よく吉見さん現役時代言っていたのは、
胸の中日ドラゴンズを、なるべく3塁側に見せて、見せて、見せて、見せて、
「あぁ、もう無理!」って投げる。
吉見:
そうそう、そうそう。
僕は「無理」で入れ替える時だけだったんで、身体を。
まさにその感じで(笑)
若狭アナ:
これ興味深いのは、右膝が折れるが悪いクセなんだけど、
右膝を折れないでおこうという意識では、実は直らなくて、
他のことを意識することで、
そこが勝手に直るようにしておかないと難しいというか、
意識で直るんだったらとっくに直ってるわっていう。
吉見:
なんか違うことやったら勝手に直ってることも結構ありましたし、
でもね、今、話しながら思ったんですけど、
「調子悪る~」と思ってマウンドにいても、
ピンチになると、
「調子悪る~」と思っている暇がないんですよ。
「やべぇ、大ピンチきた!」と思っているので、
で、調子の良し悪しを忘れているんですよ。
若狭アナ:
面白いですね。
吉見:
例えば、バッター、プレイボールってかかって、
パンパンって打たれてノーアウト1,2塁、
で、3番バッターじゃないですか、
もうバントなんか100ないじゃないですか。
バントしてくれたらいいのになぁとか思いながら、
2,3塁にして、
なんとか抑えればいい。
若狭アナ:
えっ?立ち上がりのノーアウト1,2塁、
3番のバントはありがたい?
吉見:
僕はバントしてアウト1個もらったほうがありがたいんで、
大ピンチですけど。
そこから4番をなんとか歩かせて、
5番でゲッツー取れたらいいかなみたいなこと考えてたら、
まぁ立ち上がりなんであれなんですけど、
それが中盤とか、まぁ2回とか3回で調子戻らなくて。
若狭アナ:
本日、吉見は調子が悪い、
3回いきなりノーアウト1,2塁のピンチ、パカパカきた。
吉見:
で、上位回ってくる、
若狭アナ:
回ってくる。
吉見:
これやべぇなって思って、調子悪いなと思っていた1回、2回、
3回になって、やべぇなこれどうしようかなぁとか思っていて。
バッターのこと考えたら逆に何か良くなるみたいな。(笑)
若狭アナ:
そこで「本日、吉見、調子悪い」はもうどっかいっちゃってる?
吉見:
バッター抑えなくちゃとか、
やべぇ、これ、これ出して、出て、ここまで行ったら、
えっ、ラミレス来るやんと思って、
ここまではなんとか抑えたいとか思ってると、
じゃあこれ、こうやろう、これ、
あわよくばゲッツー取れたら、
バントしてくれてゲッツー取れ、取れたらラッキーっていうことは、
右のインハイ投げてみようかな、
エンドラン入ってきたらどうしようかなとかって考えてたら、
もう、肘が下がってる、ケツが落ちてるなんか、忘れてるんですよ。
で、抑えた結果、なんか戻ってるみたいな時もありました。
4回、結局、乗るんですね、体がね。
気持ちが。
気持ちだけやんって思うかもしれないんですけど、
そうじゃなくて体が乗るんで。
で、なんか、あれ、すげぇ叩ける、みたいな。
あれ、今日いけるかもしれん、みたいな。
序盤うまく乗り切ったらうまくいく時も結構ありました。
若狭アナ:
そう考えると、
そこのピンチを迎えるところの分岐点って凄く大事なんだと思うのは、
そこで、やばい、今日の俺良くないからって、
全部、自分にベクトルが向いて、
じゃあここで肘を上げなきゃ、あそこを、あぁしなきゃっていうふうに
自分との戦いになってしまうと、
もう本当にドツボにハマりそうなんだけれども、
そこで、やっべぇから、とりあえず、やっつけなきゃいけないっていう方向にベクトルを持っていくかどうかで、
だいぶ違いますね。
吉見:
全然、違います。
だからそれができないのがピッチャーなんですけど。
だから、
できる時もあればできない時もあるんですよ、ベクトルをどう向けるか。
そんなの外から見たら、何でお前、自分と戦うや。
若狭アナ:
うん、よく言う!
吉見:
言えるじゃないですか。
だから、名前出したらダメかもしれないんですけど、
柳投手なんかは今年もバッターに凄くいっているじゃないですか。
もう今まではなんか、
なんかもう、丁寧に自分のボールを投げて、
ボール、ストライク、ボール?ストライクじゃないの?
みたいな感じでカウント悪くして、
自分で、自滅していくという。
でも今年はもう、どんどんいけてるじゃないですか。
若狭アナ:
抑えたら吠えまくるしね。
吉見:
そうそうそう。
で、エラーしたら、「はぁ?」みたいな顔しているし。
若狭アナ:
「ざけんな!ボケ!」みたいな。
吉見:
そうそうそう。
でも、そういうふうに乗ってるじゃないですか。
若狭アナ:
ノってる、ノってる。
吉見:
簡単、言えば簡単なんですけど、
あそこ立ったらできないんですよ、これが。
若狭アナ:
(笑)
吉見:
難しいんですよ。
若狭アナ:
マウンドじゃあできないのよ。
吉見:
できないんですよ。
「やれ!」と言うけど。
でもそれが、
できるできないで全然違うっていうことを分かっているんだけども、
なんか、あそこ立つと、
「うん?」となる。
だから僕は現役のときに最後のほうはそんな感じだったんですけど、
なんかそれを助言してくれる人、
もう簡単に言ったら「メンタルトレーナー」ですよね。
みたいな人がいたら、
「どうなんだろうな?」みたいなことは思っていました。
上手く方向性を、直してくれる人、普段から。
だからその直し方じは僕は分かんなかったんで、マウンド上で。
やべぇと思ったら、
もうやべぇのままだったんで。
だからそういう「方向性」って言葉が合ってるか分からないですけど、
思考の向き方というのを、教えてくれる人って僕、
めっちゃ必要だなと今、思っています。
中日ドラゴンズ、そういう人が入れたらいいのになと思って、
得点圏で点が入らない。
それは何なのっていうの正直、僕は分かんない。
だって技術だと思ってるの、
最後、あ、メンタルも大事だと思うんですけど、
技術、技術不足だと思ってるんですけど、
技術をしっかりと発揮するために
準備から、全てから
こうやってやっていくっていうのは自分たちは持っているかもしれないけれども、
コーチ陣も言えるかもしれないけれども、
もうちゃんとした専門職の人が
普段、日頃からそういう教育をしていけば、
「あっ、ラッキー」みたいな、
「あっ、俺これ2打点稼げるやん」みたいになれば、
いいじゃないですか。
阪神の森下くんなんかはもう「俺にチャンスで回ってこい!」しか思っていないらしいですよ。
回ってこい、チャンスで回ってこいとしか思っていないんです。
若狭アナ:
だから、あんなに打つの、やっぱり。
吉見:
分からないですよ。
でも、ドラゴンズのバッターの気持ちも分からないですけども、
結果としてはなんか凄いネガティブじゃないですか。
若狭アナ:
まぁここで、もし凡退したらとか、
まぁ最低限これはしなきゃとか、
なんか色々と背負いながら、だから技術はあるんだろうけど、
その技術を100%発揮できるようなメンタルというか、
そこの準備の心構えが、だいぶ違うのかもしれないですよね。
吉見:
だからね、
例えば今日試合で、こういう気持ちで行けよって、
分かっているけど、
やっぱり訓練が必要なんで、
1年間でもかけて、オフでもかけて、
そういう人を僕は入れればいいのになと思う。
若狭アナ:
野球のコーチは、きっとその人たちの経験上、このメンタルで行けばいいですよ、
だから、このメンタルで行けよは言えるけど、
いや、それは分かっているんですと、
そうならないから困っているんですと。
さっきの吉見さんのマウンドもそうだけど、
いや、そんなのバッターに向かって行けよ、
いやいやいや、それ正解なのは分かっているんですよ。
分かっているんですけど、
ごめんなさい、あそこ行って本当に1アウト2,3三塁になったら、そうならないんですよ。
でも、ちょっと待てと。
で、そこに普段から、野球とは別のトレーニングをしておいて、メンタルの?
吉見:
そう、そう、そう。
若狭アナ:
で、それがそのピンチになった時にすーっと思い出せるような、
身体にしておくことが大事だと。
吉見:
だから普段日頃からそういうふうな思考に持っていくような、
例えば必ずもうその人と会話するとか、
試合前に必ずなんか2人で話をして、こういうふうにやっていく、
何のために野球するの、何でもいいんですけど、
今日のあなたの目標は何?
これです、勝つことです。
じゃあ勝つために何するの?
バッターを抑えることです。
バッターを抑えるためにどうするの?
しっかり準備することです。
じゃあ準備って何?
バッターの情報入れることですとか。
何でもいいんです、今、思いつきで言っているだけなんですけど。
そういうふうに、やっていったら、
そういう訓練をしておけば、マウンド立って、
例えば、誰でもいいんですけど、
ダルベックかという感じで来て、
あ、こんな感じか、
調子いいな今、調子悪いな、こうやってやってみよう、っていうふうに。
若狭アナ:
そっか、バッターの情報をもう1回整理して。
吉見:
そう。
だから、抑える、打たれる、だけなんですけども、
その中の過程で、
自分のやるべきことをやる、できればいいと思うんです。
できなければ、それはもう技術不足だし。
それを、それ以前の問題に、やべえな、とか、
ストライク入るかな、って思っていたらそれは勝負にならないし、
バッターだったら、
これ打たなくちゃって思ったらそれは打てるわけないですよね、
ピッチャーのほうが有利だし、断然に。
でも、ここで俺のバッティングをするだけだと思うだけでも、
結果は出ないかもしれないけれども、
確率で言うと出るんじゃないかなと。
僕は野球やめて思う。
若狭アナ:
吉見さんは結局、現役時代にそのメンタルアドバイザーみたいな存在はいなかったんですか。?
吉見:
いなかった。
だから、僕も直し方が分からなかったんで、
イケイケの時はいいんですよ。
でも、イケイケじゃない時のに、
自分にベクトルが矢印が向いちゃうんで、
あー、と思って、
「どうやって直すんだろう?」みたいなことは本読んだりしていましたけど、
でも、読むだけじゃ知識だけなんで、いかないし、訓練していないから。
だから、そういうの必要だなって僕は思って。
若狭アナ:
これ阪神は入れているのかな。
吉見:
DeNAとか入れているって聞きますよね。
若狭アナ:
また来週です。
吉見一起さん「結果として、阿部がよく打った。阿部を出した采配が当たった。これが正解」「僕としては石川昂弥に…」
吉見一起さん、マウンドでのプレートの使い方について明かす
吉見一起さんが力説です。













コメント欄で「ようやっとる」が押された主な意見
忘れるなよ
チェスト!
荒木が球団本部長補佐として戻ってきたのが今年1月
スカウト部長は広報部から移動してきた堀中さんが昨シーズン途中に就任
チーフスカウトはロッテから引き抜いた永野さんが今年1月に就任
フロントを代えろという意見は多いが実は代わったばかりだったりする
他球団を参考に改革に取り組んでるという朝田さんにはぜひメンタルコーチを雇ってほしいね