中日ドラフト1位・中西聖輝、大学入学して間もなく訪れた“試練”　病院で検査すると…

■2025.12.15 中日スポーツ

中日1位・中西聖輝「こんなんでプロに行っても無理よな」大学進学決意も…入学直後に試練、長いリハビリを経て「周りの力を借りる大切さ学んだ」【連載・下】


　入学して間もなく試練が訪れた。室内のブルペン投球では球が全く走らない。病院で検査すると肘の靱帯（じんたい）はボロボロで、手術を勧められた。「病院で肘がやばいと聞いて、どうしようって」と不安いっぱい。息子から早朝の連絡で肘の状態を告げられた父・あざみさんは「リハビリ期間で人生変わるぞ、とは呪いのように言いました」と、とにかく励ました。

　肘にメスを入れ、長期のリハビリが始まった。普段は家族のライングループで既読スルーを多発するが、肘の曲げ伸ばしなどリハビリの映像はこまめに送った。母・典子さんは「心配でしたけど、うれしい報告はしてくれました」と息子の復帰を信じた。

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大学入学当初の出来事です。

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