中日ドラフト2位・櫻井頼之介、小学生の時からの"夢"

■2025.12.17 中日スポーツ

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中学2年生の時、告げられた母のがん…やんちゃだった野球少年・桜井頼之介は「行動も顔つきも変わった」【連載・上】https://t.co/Ns3fsXJEXl #桜井頼之介 #中日ドラゴンズ
— 中日スポーツ (@chuspo) December 17, 2025

■2025.12.17 中日スポーツ

中学2年生の時、告げられた母のがん…やんちゃだった野球少年・桜井頼之介は「行動も顔つきも変わった」【連載・上】

　桜井には夢があった。兵庫県尼崎市出身。小学生のときから「寮がある環境、甲子園を目指せる高校に行きたい」と言い続けてきた。選んだのは、愛媛・聖カタリナ学園高。野球部は創部まもなく、まだ甲子園出場がなかった。麻衣子さん、父・寿章さん（56）も「これから自分たちでチームを強くして、甲子園を目指していけばいいやん」と背中を押した。

　「親元を離れ、愛媛県まで行く。野球に懸けた彼の気持ちは、私たちの想像をはるかに超えていたと思います」と佐藤監督。桜井の思いは現実になる。高校3年生になる2021年春のセンバツ。聖カタリナ学園高は、創部5年目で春夏通じて初めての甲子園出場を果たした。聖地のマウンドに最速145キロのエース・桜井が立っていた。　

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