吉見一起さん、2012年に最初に中日・大野雄大投手を自主トレに誘った理由は…「『あっ、この子ちょっと間違った方向に行くな』と思って（笑）」

■2020.12.27 Spoken!年末SP

『吉見一起×大野雄大師弟関係』

吉見一起さん、2012年に最初に中日・大野雄大投手を自主トレに誘った理由は…「『あっ、この子ちょっと間違った方向に行くな』と思って（笑）」

Q.1番思い出に残っている事は？

大野雄大：
やっぱり1番最初に連れて行ってもらった2012年の1月かな、

あのことを1番覚えていますけど。

1年目の僕の成績が1試合だけの登板で、

ジャイアンツ相手に4回7失点食らったピッチャーを自主トレにまず誘って連れて行ってくださったんですけど、

なんでまず「僕を誘ったんかな？」というのも当時思っていましたし、

「何で俺なんやろ？」と思って、

めちゃくちゃ嬉しかったですけどもちろん、

「やばい！吉見さんと自主トレに行ける！」みたいな、

何で誘いはったんですか、僕のこと？

吉見：
えっとね、

まずチェンがアメリカに行くって決まっていたんだけど、ほぼ、

チェンのあとはやっぱりまずは大野だろうなと思っていたのが1つの理由。

あとは2011年、1年間ずっと一緒にいたわけじゃないんだけれど、

たまに見る大野雄大の姿を見て、

まだ自分若かったけど、こんなこと言うのもあれかもしれんけど、

「あっ、この子ちょっと間違った方向に行くな」と思って（笑）

大野雄大：
あっ、本当っすか（笑）

吉見：
でも凄いボールを投げる、

将来絶対エースになれる、

でも間違った方向に行くと「この子、損するな」っていうのが自分の中にあって、

あとはケガをして入団した、

これは自分も一緒なんやけど、

色々ダブる、放っておけない自分がいて誘いました（笑）

まぁでも今は本当に凄いピッチャーになったね（笑）

大野雄大：
（笑）

吉見：
いや本当にもう、

10年目？

大野雄大：
10年目が終わりました。

吉見：
ちょっと厳しく言うと、

ちょっと遅いんじゃないかなと、活躍するのが。

やっぱり5年目くらいにはもうジャイアンツの菅野くんみたいな成績を残せる能力はあったと思うし、

でも今年の成績は本当に凄いと思う。