
■2025.06.21 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』

若狭アナ:
金丸夢斗投手です。
関西大学からドラフト1位で4球団競合の末、
中日ドラゴンズが交渉権を獲得し、入団いたしましたサウスポー、22歳。
今シーズンは5試合に登板しまして、0勝2敗、防御率2.37。
プロ初勝利はまだです。
気になること、ズバリ!
「好投しているのに勝ちがついていないことをどう思っていますか?」。
単刀直入に聞きました。
開口一番、
金丸:
悔しいです。
と。
しかし、すぐにこう続けました。
金丸:
プロ1年目から良い経験をさせてもらっています。
と。
当然ね、勝ちがついていないことというのは、
勝負事として勝てていないという事実があります。
このことについて、悔しい。
そういう感情はある。
ただ、プロ1年目から良い経験をさせてもらっている。
1軍の舞台に立たせてもらっている。
そして先発として起用されておりますので、
勝敗を左右する大きな役割を与えられていることにも感謝している。
さらには良いピッチングでも、
ここぞの場面で打たれると、やっぱりプロの1軍は許してくれない。
負けてしまうんだということ、
この全てが良い経験だと感じているんですね、金丸投手は。
私、念を押しました。
ファンの中には「金丸くん、可愛そう。とっくに初勝利を挙げていてもおかしくないのに」と思っている方も多いと思ってるんですが、
また、くどいようですが、未だに勝ちがついていないことはどうですかと、
いやらしい質問をまたしましたよ。
すると、きっぱり、
金丸:
全く気にしていません。
僕は子供の頃から、
良い時も悪い時も切り替えが早く、
すぐに次の準備に取り掛かるタイプでした。
と。
私みたいな凡人はですね、
良いことがあると長く余韻に浸るんです(笑)
悪いことがあると、引きずっちゃうんですよ、これはね(笑)
ところが、彼は違う。
子供の頃から良い時も悪い時も、すぐ次の準備に取り掛かる。
あまり、その結果というものを引きずらないということだったんですね。
金丸:
大学4年間でも、1-0や2-0や2-1の試合ばかりでしたし、
打線の援護がないこと自体、全く気にしていません。
と。
とってもサバサバした表情で、
時折ね、笑みも浮かべながら話してくれました。
金丸:
それよりも反省すべきところを反省して、
次に向かうことのほうが大切だと思っています。
と。
「じゃあその反省すべき点というのはどこですか?」
金丸:
打たれている球は、やはり全部甘いです。
最初から、僕の投球はきわきわを狙ってしまって、
最後に甘くなるケースが多い。
本来は、その逆でなければならない。
追い込むまではアバウトに、
追い込んでから、きわきわに投げるように気をつけていきたいです。
と。
『若狭敬一のスポ音』

若狭アナ:
金丸夢斗投手です。
関西大学からドラフト1位で4球団競合の末、
中日ドラゴンズが交渉権を獲得し、入団いたしましたサウスポー、22歳。
今シーズンは5試合に登板しまして、0勝2敗、防御率2.37。
プロ初勝利はまだです。
気になること、ズバリ!
「好投しているのに勝ちがついていないことをどう思っていますか?」。
単刀直入に聞きました。
開口一番、
金丸:
悔しいです。
と。
しかし、すぐにこう続けました。
金丸:
プロ1年目から良い経験をさせてもらっています。
と。
当然ね、勝ちがついていないことというのは、
勝負事として勝てていないという事実があります。
このことについて、悔しい。
そういう感情はある。
ただ、プロ1年目から良い経験をさせてもらっている。
1軍の舞台に立たせてもらっている。
そして先発として起用されておりますので、
勝敗を左右する大きな役割を与えられていることにも感謝している。
さらには良いピッチングでも、
ここぞの場面で打たれると、やっぱりプロの1軍は許してくれない。
負けてしまうんだということ、
この全てが良い経験だと感じているんですね、金丸投手は。
私、念を押しました。
ファンの中には「金丸くん、可愛そう。とっくに初勝利を挙げていてもおかしくないのに」と思っている方も多いと思ってるんですが、
また、くどいようですが、未だに勝ちがついていないことはどうですかと、
いやらしい質問をまたしましたよ。
すると、きっぱり、
金丸:
全く気にしていません。
僕は子供の頃から、
良い時も悪い時も切り替えが早く、
すぐに次の準備に取り掛かるタイプでした。
と。
私みたいな凡人はですね、
良いことがあると長く余韻に浸るんです(笑)
悪いことがあると、引きずっちゃうんですよ、これはね(笑)
ところが、彼は違う。
子供の頃から良い時も悪い時も、すぐ次の準備に取り掛かる。
あまり、その結果というものを引きずらないということだったんですね。
金丸:
大学4年間でも、1-0や2-0や2-1の試合ばかりでしたし、
打線の援護がないこと自体、全く気にしていません。
と。
とってもサバサバした表情で、
時折ね、笑みも浮かべながら話してくれました。
金丸:
それよりも反省すべきところを反省して、
次に向かうことのほうが大切だと思っています。
と。
「じゃあその反省すべき点というのはどこですか?」
金丸:
打たれている球は、やはり全部甘いです。
最初から、僕の投球はきわきわを狙ってしまって、
最後に甘くなるケースが多い。
本来は、その逆でなければならない。
追い込むまではアバウトに、
追い込んでから、きわきわに投げるように気をつけていきたいです。
と。
中日ドラフト1位・金丸夢斗、中日ドラゴンズの雰囲気について問われると…
中日ドラフト1位・金丸夢斗、新人王への思いを語る「やはり勝ち星と防御率は必要だと思います。なかなか今は厳しい状態ですけど、後半戦で“ある人”を追いかけていきたいです」
金丸投手が語ります。