中日ドラフト5位・加藤翼投手、ドラフト指名直後に見せた涙の理由とは…？

■2020.11.15 サンデードラゴンズ

『地元・帝京大可児高校の加藤翼投手の素顔に迫る！！』

─ドラフト前の取材で赤星さんは…

赤星：
おわ～っ！

ボールの回転が、スピンが結構いいので、

バッターからすると結構速く感じるんじゃないのかなっていう。

ちょっと想像以上というか、びっくりしていますね。


─岐阜県下呂市出身。最速153km/hのストレートを軸に4種類の変化球を操る本格派右腕！ 指名直後には…。なぜ涙を浮かべたのか？実はその裏で…


帝京大可児高校野球部・田口聖記監督：
（ドラフトの）途中、ちょっと不安だった時に、

加藤の方には申し訳なかったんですけど、

「お前、指名漏れも覚悟しとかなアカンぞ…」と隣でチラッと言っちゃいましたけど…（笑）


加藤：
自分自身も凄い「やばいんじゃないか…」と思ったので、

選ばれた瞬間はホッとしたというのが率直な感想ですね。


加藤投手の父・通臣さん：
皆さんから愛されて、

可愛がってもらえる選手になってくれれば。

加藤投手の母・千代子さん：
地元の皆に愛される選手になって欲しいなと思います。

─小学2年で野球を始めた加藤投手。中学校までは体も小さく平凡な野球少年だった。しかし、高校に入ると3年間で球速がおよそ25km/hアップ！ 甲子園には出場していないにも関わらず、複数球団のスカウトが注目する投手になったのだ！ それを支えたのは「ユウキ」の登録名でスワローズなどで活躍した元プロ野球選手、田中祐貴コーチの存在。

帝京大可児高校野球部・田中祐貴コーチ：
（最初は）ちょっと肘を抜く癖だったり、

ストライクゾーンに球が行かないことが多かったので、

（ボールを）叩けるように左手の使い方を意識させたりだとかはしました。

プロのバッターが待っていても打たれないストレートを目指してもらって、

最終的にはやっぱり世界で戦えるような投手になって欲しいなと思います。


加藤：
高校生活でも「日本一の真っ直ぐ」っていうのを目標にやってきたので、

まずは「打者が分かっていても打てない真っ直ぐ」っていうのをを作り上げていきたいなと思います。