![松木平優太](https://dnomotoke.com/wp-content/uploads/1722416467-0fccb8c05e119365f2f6615a72f00578.jpg)
■2025.02.07 Full-Count
■2025.02.07 Full-Count
“強制送還”告げられ「俺、なんかしました?」 勝ち取った吉報…糧にする1軍での恐怖
2勝を挙げるも見えた弱さ「気持ちで負けていました」
2試合目の先発となった昨年7月31日のヤクルト戦(バンテリンドーム)で、6回4安打無失点の好投を見せて念願の1軍初勝利。10月にかけて8先発のチャンスをもらったが、終わってみれば2勝4敗、防御率3.70。8月以降は大量失点も続いた。最初はファームでの勢いそのままに、ただがむしゃらに腕を振れば結果は出た。しかし、少しずつ考える隙間ができてくると、松木平の心に弱気が芽生えた。
「気持ちで負けていました。打たれたらどうしよう、2軍行きだというマイナスな考えが出てきました。ファームの時は『来いよ』って感じで強気で投げられたのですが、1軍では相手打者も有名な人ばかり。そこで怖いなと思ってしまったんです。それが良くなかったですね……」
メンタルの未熟さに気づかされた。だからこそ春季キャンプでは自らを追い込むことに決めた。キャンプ第2クールに入った2月6日、午前中と午後の2度ブルペン入りし、合計95球を投げ込んだ。指には血豆もできていたが、それでも自分の気持ちに負けぬよう投げ続けた。
今季の目標は「己に勝つ」。帽子のつばには「真向勝負」の4文字を刻む。絶対に逃げず、強い心で臨み、支配下を勝ち取った時以上の喜びを重ねていく。
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松木平投手が思いを語りました。