中日・涌井秀章「宏斗のタイトルもかかっているので、援護できるような投球ができればよかったです」

■2024.09.16 中日スポーツ

中日・涌井秀章、2カ月ぶり1軍マウンドは後輩思い奮投　躍進遂げた高橋宏斗のタイトル獲得に『援護』のピッチング


　後輩のことも思いながら腕を振った。約2カ月ぶりとなる1軍マウンドだった中日の先発・涌井秀章は5イニング6安打3失点。「宏斗のタイトルもかかっているので、援護できるような投球ができればよかったです」。リーグトップの14勝を誇る菅野とのマッチアップを振り返った。

　初回については、「自分の波に乗る前に2点を取られました」。先頭の丸に中前打を浴び、1死二塁から吉川の中前適時打で先制を許した。さらに、2死一、二塁から浅野に中堅フェンス直撃の適時二塁打を浴びて、2点目を入れられた。

　最も反省していたのは「余計な1点でした」という3点目。3回1死で吉川にカウント3ボール1ストライクからの144キロ直球を右翼席に運ばれた。「（カウントが）ワンスリーだったので、シングル、フォアボールOKの攻めももう少しできたんじゃないかなと思います」と振り返った。

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