■2024.07.01 中日スポーツ
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■2024.07.01 中日スポーツ
中日・田中幹也、連敗止めた先制2点適時打 「このチャンスしかない」自分とチームを救った殊勲打
自分を、そしてチームを救った。二塁へ滑り込むと、右の拳を握り締め、ほえた。均衡を破り、チームの連敗を止める殊勲打。二塁上で竜党の大歓声を受けていたのは、田中だ。「このチャンスしかないと思っていた。決められてよかった」
両チーム無得点の7回2死二、三塁。「真っすぐに自信がある投手。真っすぐだけ待っていた」とカウント1―1からDeNA・徳山の真ん中低めの148キロをコンパクトに振り抜く。ライナーで中前へと運ぶ先制の2点適時打だ。この一打をきっかけに11試合ぶりの3得点。1956年に記録した球団ワーストの11試合連続2得点以下に並ぶ寸前で止めてみせた。
ただ、ヒーローインタビューでは本音がポロリ。「皆さんは『代打出せよ』と思ったはず。期待に応えられてよかった」。7回までは先発・ケイのカットボールにてこずり無安打。「ノー感じ過ぎた。僕も『代打出してくれ』と思ったくらい」と明かして場内を沸かせた。
ファンの前では笑い事で済ませたが、内心は弱気。リーグ戦再開前の月間打率は1割4分3厘だ。交流戦で対戦したパ・リーグの速球投手に対応しようとするあまり、振りが大きくなる。11日の日本ハム戦(エスコンフィールド北海道)で左翼席へ放った2号2ランも歯車を狂わせた。
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中日・田中幹也、“投手陣の負担”について語る「ここ最近1点しか取れていない試合が続いて、投手陣に…」
中日・村松開人、田中幹也は「亜細亜のキャプテンだったので、バチバチでちゃんとしていると思っていたんですけど…」
田中幹也選手が語ります。