■2024.06.21 中日スポーツ
なぜ中日は九州の無名投手と“相思相愛”に…中田賢一の獲得成功は『ウワサ』の効果か 他球団の横やり少なく#中日 #中田賢一 https://t.co/hMfUNRWNsI
— 中日スポーツ (@chuspo) June 21, 2024
■2024.06.21 中日スポーツ
なぜ中日は九州の無名投手と“相思相愛”に…中田賢一の獲得成功は『ウワサ』の効果か 他球団の横やり少なく
◇中田宗男の「スカウト虚々実々」
…
以前に書きましたが、神奈川・横浜高の涌井秀章を1巡目候補として評価しており、そのためには自由枠を使うわけにいかなかったのです。涌井をほしい。中田も絶対に譲れない。さて、どうするか。あれは夏ごろ。某記者からこんな質問を受けました。
「北九州市大の中田選手って、中田さんの遠縁なんですか?」
存在を知ったいきさつからもわかるように、同姓なのはたまたまです。しかし、無名だった九州の投手に、なぜか中日がいち早く調査に動き、これまたなぜか本人も入団を望んでいる。これは私と血縁関係があるからでは…。この“虚”をこちらから積極的に流したかどうかはここでは書きません。しかし、私はこの質問に対してあいまいに答えることで“実”も隠しました。このウワサの効果はわかりませんが、広まったこと、そして、警戒したほどは他球団が横やりを入れてこなかったことは確かです。
通算100勝。1550イニング1/3を投げ、621個もの四球を与え、暴投も70。「コントロールに難がある」という見方もあるでしょうが、どんなに四球を出してもストライクを取りにいかない、いわゆる置きにはいかないのが中田の強みでした。大学4年の優勝決定戦でも、300球以上投げながら球威は最後まで落ちませんでした。まさしく無尽蔵のスタミナ。落合監督は「暴れ馬」と呼んでいましたが、私は褒め言葉だと思っています。いい打者ほど、中田のような的を絞れない投手を嫌がるもの。大きな故障もなく、存分に暴れてくれた“名馬”でした。(中日ドラゴンズ・元スカウト)
記事全文を読む
元中日スカウト・中田宗男さん「縁が無かった『幻の1位』が18年後にやってくる。私にとっては非常に感慨深いトレード成立です」
吉見一起さん「仲地礼亜投手が柳裕也投手に似ているという情報を貰ったんだけど違うなと思ったね。全然違うと思った。誰かなぁ? めっちゃ失礼な言い方だけど…」
中田宗男さんが語ります。