■2024.02.26 デイリースポーツ
中日OB 山本昌氏が明かす転機 4時間半の罰走後に待っていた星野監督の通達「殴られるのかなと思ったら優しいんです」https://t.co/R3IHbEmpkA #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) February 26, 2024
■2024.02.26 デイリースポーツ
中日OB 山本昌氏が明かす転機 4時間半の罰走後に待っていた星野監督の通達「殴られるのかなと思ったら優しいんです」
通算219勝で、50歳で現役を引退したレジェンド。だが、高卒からプロ入りして4年間は伸び悩み、「4年間、1軍登板4試合、防御率19点台ですよ。そう考えると僕の立場分かる。クビ寸前でしょ」と振り返った。
5年目のシーズン。「星野さんの話が入ってくるでしょう。このへんからコンプラ的にやばくなってくるんですよ」と苦笑いしたが、この年が自身の飛躍するきっかけとなった。
山本氏はこの年、オープン戦の開幕投手を任されたが、大洋相手に1回7失点KO。キャンプ地に帰ると、星野監督から「死ぬまで走っとけ!」と言われたという。「(午後)4時から、ひとり黙々と400メートルトラックを。真っ暗になって『ほんとに一晩中走んのかな』と思いながら真面目に走ってた。馬鹿みたいに、休みもせず。4時間半走った頃、8時半に遠くから車が来て。マネジャーが『もういいよ』と。多分100周くらい走ったんです。フルマラソン一回分くらい」と、過酷な“罰走”を明かした。
ただ、これで終わりではなく、マネジャーからは「星野監督の部屋に行け」と指示。「え?4時間半走ってもまだ殴られるのか?」と思いながら部屋に行くと、「星野監督、優しいんです急に。やられると思うじゃないですか」と様子が違ったという。
星野監督から「お前今年どうしたいんや?」と聞かれ「1軍で頑張りたいです」と伝えると、3月の米国キャンプへの帯同が決定。ただ、「その代わり、お前は11月の終わりまで野球をしておれ」と言われたという。
言われた直後は意味が理解できなかったが、後にこれがドジャースへの野球留学と分かり落胆。「冗談じゃないですよ。最後のつもりでやってクビかもしれないのに、11月の終わりまでアメリカってもう…」と、オフの戦力外を覚悟した。
続けて、「監督のところに行って、『クビにしてください』と言おうかと思った、本当に。でも、そんなことも言えないし怖くて。それでアメリカ行く事になったんですが、これが正解だったんですよね」と語った山本氏。マイナーリーグで新球を習得するなどして、飛躍のきっかけをつかんだことを語った。
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レジェンド・山本昌さんが考える“中日ドラゴンズレギュラー争い”
Q.「開幕ローテに絶対にこの投手は入ってほしい」という方はどなたですか? → レジェンド・山本昌さんが名前を挙げたのが…
当時のことを明かしました。