■2024.01.12 Number Web
落合博満の中日“じつは今より打てないチーム”で優勝…立浪和義に森繁和が語る「あの“米騒動”への本音」「キーマンは中田翔か龍空か」(柳川悠二)#プロ野球 #NPB #dragons #中日ドラゴンズ #立浪和義 #落合博満 #PL学園 #NumberWeb https://t.co/DO3KlRy2vh
— Number編集部 (@numberweb) January 12, 2024
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落合博満の中日“じつは今より打てないチーム”で優勝…立浪和義に森繁和が語る「あの“米騒動”への本音」「キーマンは中田翔か龍空か」
落合時代“じつは低打率で”優勝
参考にすべきは、森が投手コーチを務めた落合監督時代に、リーグを連覇した2011年シーズンだろう。森が驚きのデータを明かした。
「シーズンを通して打てなかった2023年シーズンの打率(.234)よりも、2011年シーズンの打率(.228)の方が下回っている。当時は8月の段階で東京ヤクルトに10ゲームの差をつけられて、落合監督や私らコーチはクビを宣告された。そこからの奮起で、リーグ優勝し、クライマックスシリーズも勝ち進んだんだが(笑)、この時も打率はリーグ最下位。一発が期待できるブランコがいたのはもちろん大きいが、基本的にはスコアリングポジションに走者がいる数少ないチャンスで、確実に1点を獲りに行く戦い方をしていた。落合監督が当時、チャンスの場面になると『ゲッツーになってもいいからまず1点を取れ』と言っていたことを思い出す。だからセーフティスクイズもよくやったし、そういう小技ができる選手がいたからできた戦い方だった。当時と同じぐらいの戦力は、今の中日にもあると思います」
カット打法・龍空が軸もあり?
そこでキーマンとなるのが龍空のような選手だ。独特なカット打法で、昨季は13球も粘って四球を選んだ打席もあった。
「だけどその龍空に対して、来季のポジションは『白紙』と話している報道を見た。2022年、2023年と2年連続で取った新人と競わせるつもりだろうが、龍空の打率がせめて2割5分ぐらいにまで上がって来たら、ショートであれ、セカンドであれ、定位置を確保できるだろう」
エラーの多さもまた、阪神の「85」、広島の「82」に次ぐ「79」で、指揮官を苦しめた。
「人工芝のバンテリンドームで戦っていて、どうしてこんなにエラーが多いのか。守備練習にだけ問題があるとは思えない」
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中日・土田龍空、体重が激増していた
平田良介さん「初詣で多賀大社で並んでいたら、『なんか若いヤンキーみたいな子がおるなぁ』と思っていたんですよ。『誰かな?』と思ったら、向こうからバーっと近づいてきて…」
「龍空の打率がせめて2割5分ぐらいにまで上がって来たら」と語ります。