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中日育成ドラフト4位・川上理偉「自分のバッティング、どうですか?」 → 内川聖一さんがアドバイス

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■2023.12.26 中日スポーツ


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雲の上の存在・内川の助言で覚醒…中日育成4位の川上理偉 紆余曲折の“子連れルーキー”がNPB入り叶えるまで
中日育成ドラフト4位・川上理偉「自分のバッティング、どうですか?」 → 内川聖一さんがアドバイス

 「頑張れば、NPBもいける」。1年目から遊撃でレギュラーをつかんだが、そんな思いも散りかけた。底に突き落とされたのは、キャプテンを任された2年目の昨季。夏場に打撃不振に陥った。守備でもチームの勝利がかかった試合の9回に平凡な打球を大暴投。「投げられないし、打てない。しんどすぎて、野球道具を持ったら手も震えてました

 不振はシーズン終了まで続いたが、家族の存在が支えになった。昨季開幕前の2月に夢海(ゆうみ)さんと結婚し、6月に長男・愛斗くんが誕生。「家族のために頑張ろう」。夢海さんのサポートもあり、野球と子育ての両立をこなしていた優しいパパは心機一転。「ラストのつもり」と3年目の今季へと向かった。

 売りの守備だけでなく、打撃も磨きたい―。導かれるようなタイミングで、地元出身の内川聖一(元横浜、ソフトバンクなど)がチームメートになった。バットコントロールに度肝を抜かれると、すぐに近寄った。「自分のバッティング、どうですか?」。雲の上の存在は「トップの位置が動きすぎているよ」と一言。以降も継続的にアドバイスをもらうと、打席での粘りや打球の速さ…着実に成果は出た。今季はリーグ打点王に輝き、NPB入りをかなえた。

 「僕には妻も子どももいる。一日でも早く支配下に上がりたい」。まずは2桁の背番号をつかむための勝負の日々。夢は大きく、子連れルーキーが歩み出す。=おわり

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内川聖一さんの言葉をプロ入りに繋げました。

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