■2020.08.09 サンデードラゴンズ
…
『ドラゴンズの課題“得点力不足” 谷繁元信が提言!』
若狭アナ:
さぁ今日は「ドラゴンズの打線、点が入らない問題」を谷繁さんに斬って頂きたいと思います(笑)
こちらの数字から確認しておきましょう。
得点にまつわるリーグワースト記録ということで、
こちらにズラズラっと得点、打率、ホームランなど、
これを5位のチームと比べてみても、かなり差があるんですが、
谷繁さんが気になるのはポイントはどこでしょうか?
(8月9日 試合開始前)
谷繁:
まぁやっぱり出塁率と得点圏打率、
この2つですね、僕が気になるのは。
若狭アナ:
チーム打率よりも得点圏打率の方が下回っているんですよね。
谷繁:
というのは普通あまりないんですよ。
普通の選手、まぁ僕クラスでも打率が.240でも得点圏打率は.250くらいとかで多少上がっていくんですけども、
チーム打率よりも低いっていうところにもやっぱり問題があるなと。
あとは出塁率ですね。
若狭アナ:
主砲のビシエド選手、当たりが止まっているんですが、
谷繁さん、どのあたりが原因と分析されますか?
谷繁:
まぁちょうど(開幕から)1ヶ月半、ちょうど疲れが来る頃、
あとはチームの状態、打線の状態があまり良くないんでね、
彼はどうしても責任感が強いですから、
「自分が何とか打たなきゃ」とかそういう焦った気持ちっていうのが、
バッティングを崩しているんじゃないのかなと思いますね。
若狭アナ:
そうですか。
さぁドラゴンズの打線、これからの反撃についてのポイントを谷繁さんに書いて頂きました。
どうぞ!
谷繁:
「体現」
若狭アナ:
おっ!「体現」。
これはどういうことでしょう?
谷繁:
準備はですね、必ずやっているんですよ。
だから試合前にも相手のピッチャーを分析しますし、
打席に入る前もちゃんと準備をして入るんですけども、
その準備したことを今度は打席の中で体現していく、
これはずっと課題にはなっているんですけども、
そろそろそれが出来るようにならきゃいけない選手が多いということですね。
若狭アナ:
これはネクストバッターズサークルでは配球の読みもクリアなのに、
打席ではやっぱり迷いが出るんですか?
谷繁:
どうしても打席に入ると、
「あっ!こっちも来るんじゃないか」「このボールも来るんじゃないか」ってちょっとやっぱり迷うんですよ。
そこをどこかで腹をくくってですね、
自分が準備してきたことを、そのまま打席でやってみるというね。
若狭アナ:
「違う球が来たらごめんなさい」くらいの割り切りも大事になってくる?
谷繁:
もちろんです。
全部打てるわけじゃないですから、良いバッターでも3割ですから、
得点圏打率も良くても3割ちょっとですから。
若狭アナ:
そういうことなんですね。
そういった「割り切り」、これも大事なのかも知れません。
12:54〜サンデードラゴンズ!
— ドラゴンズまとめ@CBC公式 (@DragonsCBC) August 9, 2020
きょうは首位ジャイアンツに連勝!夏の逆襲の様子をたっぷり!
谷繁元信さんはリーグワーストの「得点力」アップのカギを解説!
そして正捕手を狙うアリエル・マルティネス選手に単独インタビューを決行!知られざるその素顔とは?#サンドラ #サンデードラゴンズ pic.twitter.com/JE0fKZgZRK
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『ドラゴンズの課題“得点力不足” 谷繁元信が提言!』
若狭アナ:
さぁ今日は「ドラゴンズの打線、点が入らない問題」を谷繁さんに斬って頂きたいと思います(笑)
こちらの数字から確認しておきましょう。
得点にまつわるリーグワースト記録ということで、
こちらにズラズラっと得点、打率、ホームランなど、
これを5位のチームと比べてみても、かなり差があるんですが、
谷繁さんが気になるのはポイントはどこでしょうか?
(8月9日 試合開始前)
谷繁:
まぁやっぱり出塁率と得点圏打率、
この2つですね、僕が気になるのは。
若狭アナ:
チーム打率よりも得点圏打率の方が下回っているんですよね。
谷繁:
というのは普通あまりないんですよ。
普通の選手、まぁ僕クラスでも打率が.240でも得点圏打率は.250くらいとかで多少上がっていくんですけども、
チーム打率よりも低いっていうところにもやっぱり問題があるなと。
あとは出塁率ですね。
若狭アナ:
主砲のビシエド選手、当たりが止まっているんですが、
谷繁さん、どのあたりが原因と分析されますか?
谷繁:
まぁちょうど(開幕から)1ヶ月半、ちょうど疲れが来る頃、
あとはチームの状態、打線の状態があまり良くないんでね、
彼はどうしても責任感が強いですから、
「自分が何とか打たなきゃ」とかそういう焦った気持ちっていうのが、
バッティングを崩しているんじゃないのかなと思いますね。
若狭アナ:
そうですか。
さぁドラゴンズの打線、これからの反撃についてのポイントを谷繁さんに書いて頂きました。
どうぞ!
谷繁:
「体現」
若狭アナ:
おっ!「体現」。
これはどういうことでしょう?
谷繁:
準備はですね、必ずやっているんですよ。
だから試合前にも相手のピッチャーを分析しますし、
打席に入る前もちゃんと準備をして入るんですけども、
その準備したことを今度は打席の中で体現していく、
これはずっと課題にはなっているんですけども、
そろそろそれが出来るようにならきゃいけない選手が多いということですね。
若狭アナ:
これはネクストバッターズサークルでは配球の読みもクリアなのに、
打席ではやっぱり迷いが出るんですか?
谷繁:
どうしても打席に入ると、
「あっ!こっちも来るんじゃないか」「このボールも来るんじゃないか」ってちょっとやっぱり迷うんですよ。
そこをどこかで腹をくくってですね、
自分が準備してきたことを、そのまま打席でやってみるというね。
若狭アナ:
「違う球が来たらごめんなさい」くらいの割り切りも大事になってくる?
谷繁:
もちろんです。
全部打てるわけじゃないですから、良いバッターでも3割ですから、
得点圏打率も良くても3割ちょっとですから。
若狭アナ:
そういうことなんですね。
そういった「割り切り」、これも大事なのかも知れません。
川上憲伸さんが『中日ドラゴンズの先発ピッチャー早く交代させすぎじゃないか問題』を語る!「メリハリが必要なんですよ」
谷繁元信さんから見た中日・A.マルティネスの評価は? キャッチャーの併用についてはどう考えている…?
ある程度割り切って、まずはしっかり自らが準備してきたことを体現することも大切という谷繁元信さんからの提言でした。