■2023.10.20 中日スポーツ
2人の教え子と迎えるドラフト 中日などで活躍した大学コーチが指名待つ右腕に見せる『親心』
「まずはしっかり選手を観察すること。野球はもちろんだが性格も。性格が違えば、伝わり方も違う」。選手の個性を把握することを念頭に、一人一人と向き合う。そんなスタンスはプロでの経験が随所に生きていた。「森(繁和)さんや近藤(真市)さんは『無理やりやれ』ではなかった。自分で考えてというのがやりやすかった」。指導者の押しつけは厳禁。選手主体の行動を大事にして、「本人たちが求めているときの方が話が入りやすいと思う」とあくまでサポート役として必要に応じて助け舟を出す。
そのうえで、プロを志す教え子には自分の経験を惜しみなく伝える。「(プロに)行かないと分からなかったことがたくさんある。難しかったことや自分が体験してプラスになったことを伝えられたら、よりスムーズにプロ野球の生活を送れるのかなと…」。教え子たちの未来を見据える親心をのぞかせた。
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