■2020.07.26 セ・リーグ公式戦「中日vs.阪神」
【東海ラジオ ガッツナイタースペシャル 中日×阪神】
解説:権藤博
実況:村上和宏
…
村上アナ:
権藤さん、この3連戦を振り返ってみますと、
3つともドラゴンズが勝てた試合を終わってみれば1勝2敗、負け越しですよね。
権藤:
だから、あ~だこ~だと言う前に、
まぁ一言、継投のポリシーが無い!っていう。
「これで行きます!」っていうのが無いもんですから、
もう勢いが相手に行ってしまって取っ替え引っ替えしたんじゃガタガタになってしまうんですよ。
村上アナ:
ということですね。
権藤:
まぁ全部完封とは言いませんけど、
ピタッピタッと3人くらい使っていって終わるという、
その自分のチームのやっぱり勝ちパターンっていうのが作られていないですよね。
村上アナ:
そうですよね。
権藤:
ここだけですよ。
村上アナ:
まぁ去年からそうなんですけれど、
やっぱり勝ちパターンとかリードされてる展開ではこの人とか関係なくどんどんピッチャーを使うという。
権藤:
その場しのぎでやるよりやっぱりね、
確立していかなきゃいけないわけですよ、適材適所に。
この人はここに、この人はここに、で随意に替えていくっていうね。
そこをやっぱりこう作らなきゃいかんのですよ。
村上アナ:
終わってみれば今回のこの3連戦、先週は甲子園球場で阪神に3連敗、3タテをくらいましたので、
何とかその借りをというところではあったんですが、
そのチャンスがありながらみすみす結局1勝2敗となってしまったそのような感もある、
非常にドラゴンズファンにとっては何とも後味の悪いと言いますか、
何かスッキリしないそんな幕切れの今日のゲームでした。
権藤:
始まったばっかりなんですけどね。
何か順位が決まって終わりがけのゲームかって感じになってくるんですよ。
まだこれからなんですよ、始まったばっかりで。
村上アナ
そうですよね。
ですから今年はコロナウイルスの影響で3月20日の開幕が6月19日に大幅にずれ込みましたから、
これ普段で言ったらまだゴールデンウィークに入るか入らない頃ですものね。
権藤:
試合減ったと言っても120試合やるわけですから、
今ぐらいから自分のところの陣容が決まりらないっていうのはね。
…
村上アナ:
権藤さん、ドラゴンズは今度は移動してマツダスタジアムでカープ。
そして移動日無しで戻ってきてヤクルトと。
またこれかなり打つ方が強力なチームとの6連戦ですね。
権藤:
そうですね。
だけどね、やっぱり勢いのあるチームと無いチームというのはそれぞれあるわけですよ。
今やっぱり勢いがあるのは、巨人、横浜、ヤクルト、広島なんですよね。
で、一番勢いが無いのは中日と阪神ですけど、
阪神だと言っていてもこうやって一旦チャンスを作って乗ると、
一気に5点打と2点打、7点も取っているんですよね。
だからそれはドラゴンズにも言えるんですよ。
2点、1点とって3点とったときには、
これ勢いに乗ってやっと“らしい”点になるかなと思うと、
相手に先にやられちゃうとこんな感じ。
勝負事ってそんなもんですけどね。
まぁ勝負事は勢い合戦ですから、いかに勢いよく戦うかってことですよ。
勝ち負けは最後に決まるだけで。
村上アナ:
その勢いはどうやったらドラゴンズは…?
権藤:
まぁベンチワークしかないですよやることは。
まぁやるのは選手ですから。
権藤博さん
— ゆうのす (@YS758) July 26, 2020
「継投のポリシーが無い」
東海r
【東海ラジオ ガッツナイタースペシャル 中日×阪神】
解説:権藤博
実況:村上和宏
…
村上アナ:
権藤さん、この3連戦を振り返ってみますと、
3つともドラゴンズが勝てた試合を終わってみれば1勝2敗、負け越しですよね。
権藤:
だから、あ~だこ~だと言う前に、
まぁ一言、継投のポリシーが無い!っていう。
「これで行きます!」っていうのが無いもんですから、
もう勢いが相手に行ってしまって取っ替え引っ替えしたんじゃガタガタになってしまうんですよ。
村上アナ:
ということですね。
権藤:
まぁ全部完封とは言いませんけど、
ピタッピタッと3人くらい使っていって終わるという、
その自分のチームのやっぱり勝ちパターンっていうのが作られていないですよね。
村上アナ:
そうですよね。
権藤:
ここだけですよ。
村上アナ:
まぁ去年からそうなんですけれど、
やっぱり勝ちパターンとかリードされてる展開ではこの人とか関係なくどんどんピッチャーを使うという。
権藤:
その場しのぎでやるよりやっぱりね、
確立していかなきゃいけないわけですよ、適材適所に。
この人はここに、この人はここに、で随意に替えていくっていうね。
そこをやっぱりこう作らなきゃいかんのですよ。
村上アナ:
終わってみれば今回のこの3連戦、先週は甲子園球場で阪神に3連敗、3タテをくらいましたので、
何とかその借りをというところではあったんですが、
そのチャンスがありながらみすみす結局1勝2敗となってしまったそのような感もある、
非常にドラゴンズファンにとっては何とも後味の悪いと言いますか、
何かスッキリしないそんな幕切れの今日のゲームでした。
権藤:
始まったばっかりなんですけどね。
何か順位が決まって終わりがけのゲームかって感じになってくるんですよ。
まだこれからなんですよ、始まったばっかりで。
村上アナ
そうですよね。
ですから今年はコロナウイルスの影響で3月20日の開幕が6月19日に大幅にずれ込みましたから、
これ普段で言ったらまだゴールデンウィークに入るか入らない頃ですものね。
権藤:
試合減ったと言っても120試合やるわけですから、
今ぐらいから自分のところの陣容が決まりらないっていうのはね。
…
村上アナ:
権藤さん、ドラゴンズは今度は移動してマツダスタジアムでカープ。
そして移動日無しで戻ってきてヤクルトと。
またこれかなり打つ方が強力なチームとの6連戦ですね。
権藤:
そうですね。
だけどね、やっぱり勢いのあるチームと無いチームというのはそれぞれあるわけですよ。
今やっぱり勢いがあるのは、巨人、横浜、ヤクルト、広島なんですよね。
で、一番勢いが無いのは中日と阪神ですけど、
阪神だと言っていてもこうやって一旦チャンスを作って乗ると、
一気に5点打と2点打、7点も取っているんですよね。
だからそれはドラゴンズにも言えるんですよ。
2点、1点とって3点とったときには、
これ勢いに乗ってやっと“らしい”点になるかなと思うと、
相手に先にやられちゃうとこんな感じ。
勝負事ってそんなもんですけどね。
まぁ勝負事は勢い合戦ですから、いかに勢いよく戦うかってことですよ。
勝ち負けは最後に決まるだけで。
村上アナ:
その勢いはどうやったらドラゴンズは…?
権藤:
まぁベンチワークしかないですよやることは。
まぁやるのは選手ですから。
権藤博さん「中日の課題は抑えと捕手の固定化。いまもなおポスト岩瀬、ポスト谷繁といったフレーズが使われることが7年連続Bクラスに直結している」
レジェンド・岩瀬仁紀さん「祖父江大輔、福敬登が疲れてきた時が問題。負けゲームで我慢して使わせないようにして行くことが今後大事になってくる」
いわゆる“勝利の方程式”を決めて、自チームの勝ち方をしっかり決めるのが大切という権藤さんからの提言でした。