■2023.09.28 東海テレビ
「契約切れる」との思いもあったか…中日レビーラ音信不通 キューバ本国の経済悪化で米国への不法入国者が急増中
キューバ 経済悪化でデモや暴動が頻発
レビーラ選手は2023年のシーズン、一軍昇格はなかったうえ、二軍での打率が2割に達しないなど成績が上がらず、今季限りでドラゴンズの契約が切れ、帰国しなくてはいけないという考えもあったかもしれない。
キューバ本国からアメリカへ不法入国する人が急増している。アメリカ税管・国境警備局の調べでは、2020年は約1万5000人だったのが、2021年には約5万4000人、2022年には約31万人となっている。
キューバ情勢に詳しいアジア経済研究所の山岡加奈子主任研究員は「コロナ禍で観光客が来なくなり、外貨や物資が手に入らなくなるなど、国内経済が急速に悪化していて、生活の困窮によりアメリカに脱出する人が急増している」と説明している。
また、京都外国語大の牛島万(たかし)准教授は「コロナ禍以降、キューバ国内の社会状況が不安定になり、これまではなかった政府に対するデモや暴動が起きていて、そのような不満が国外への脱出につながっている」としている。
(東海テレビ)
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キューバ本国の事情について言及です。