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「大丈夫です」 中日・大島洋平がドラフト5位で獲得できた理由

大島洋平

■2023.08.15 中日スポーツ



■2023.08.15 中日スポーツ

なぜ下位で獲得できたのか…名門・日本生命から5位指名で中日へ 大島洋平のドラフトイヤーに“最大の障害”【中田宗男のスカウト虚々実々】
「大丈夫です」 中日・大島洋平がドラフト5位で獲得できた理由

 もちろん中日も徹底マークを続けていましたが、ネックは前年の1位が野本圭だったこと。同じ左の外野手で、大島の駒大の1年先輩。こういう「かぶり」は、プロではなくアマ側が嫌がるのです。しかし、いいものはいい。指名に迷いはなかったのですが、最後にして最大の障害がその年の6月に起こりました。

 都市対抗大会の予選で右手首を骨折。一般的な完治とアスリートの完治は意味合いが違います。手術で入れたボルトは、今も入ったまま。パフォーマンスは元には戻らないのではないか…。大卒の社会人は即戦力が大前提。撤回も頭をよぎりましたが、「大丈夫です」と言ったのが担当の米村明(現スカウト部シニアディレクター)でした。

 スカウトには選手の力量を見極める眼力を表とするなら、裏の能力も求められます。それは調査力。故障状況はもちろん、必要とあらば素行や家族関係などの個人情報まで調べ上げるのが仕事です。米村は大島の前に右肘故障の吉見一起、翌年には左肩不安の大野雄大らも担当。名前は出せませんが、やんちゃが過ぎたある候補者の実情まで、それこそ「病院や警察に忍び込んだのか!」というほど正確な情報を上げてきました。

 そんな米村の「大丈夫です」が確認できたのが9月の視察でした。日本生命グラウンドでの練習試合。捕球する姿にも違和感はなく、何よりも左中間へのすばらしい二塁打を見せてくれました。その場で米村と「よし、絶対に取ろう」とうなずいたのを覚えています。

 あの骨折がなければ上位だったと思います。逆に言えば、他球団が撤退した理由もあの骨折。5位で指名できたのは、米村の抜群の調査力のたまものです。そして、大企業は大事な選手の下位指名には難色を示すことがあります。ましてや妻子のいた大島には安定を選ぶ道もあった。それでも獲得できたのは大島の強い意欲だけでなく、日本生命が快く送り出してくれたからです。


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元中日スカウト・中田宗男さん「実際に指名する選手は原則、複数回視察します。選手にとっては一生を左右することですし、球団にとっても契約金を用意するのですから当然ですね。ところが、一度きりの視察で指名した例外がいます。それが…」


中日・米村明シニアディレクターが絶賛した高校生ドラフト候補が…?


大島選手の獲得経緯を明かしました。

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