■2023.03.25 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
『中日ドラゴンズ春季キャンプの話題』
若狭アナ:
目についた若手はいましたか?
平田:
僕は、
今、ケガ中ですよね、リハビリ中なんですかね、
田中選手は凄い良いなと思ったんですよね。
若狭アナ:
どこが?
平田:
「野球脳がありそうやな」というふうな感じが、
バッティングも良いし、守備も良いしというのがあるんですけど、
「なんか野球脳がありそうだな」というふうな感じが。
若狭アナ:
彼、右肩を脱臼しました。
平田:
帰塁ですよね。
若狭アナ:
これ、平田さんもそうでしたよね?
平田:
僕も牽制の帰塁で脱臼したんですよ。
若狭アナ:
大阪桐蔭時代もそうでしたよね?
平田:
はい。
若狭アナ:
プロに入ってもですか?
平田:
プロに入ってもやりましたね。
若狭アナ:
それ以来、平田さんの一塁牽制の帰塁は絶対に足からでしたよね?
平田:
絶対、足からやったんですよ。
落合監督に、
落合博満:
もう、お前は足から帰れ。
と言われたんですよ。
若狭アナ:
手から絶対戻るなと?
平田:
はい。
落合博満:
何回、同じことをやるんだ。
って。
若狭アナ:
これ、右肩の脱臼は癖になるんですか?
平田:
なります。
若狭アナ:
一般的に脱臼すると野球できるまでどれくらいかかるんですか?
平田:
半年は見たほうがいいですね。
若狭アナ:
ええっ!?
平田:
半年は見たほうがいいです。
若狭アナ:
田中幹也選手、今シーズン絶望ですか?
平田:
と、僕は思いますけどね。
あとは無理してやるかどうかだと思うんですけども、
今、たぶん田中選手ってシャワーを肩より上に持ってこれないと思うんですよ。
若狭アナ:
右手ではシャワーできないくらい?
平田:
できないと思います。
若狭アナ:
そんな感じになるんですか!?
平田:
はい。
もう本当に体が拒絶するんですよね、腕を上にあげることを。
若狭アナ:
どういう治療、リハビリが今後は続くんですか?
平田:
しばらくは本当に電気治療とか、鍼治療とかというふうになるんかなと思うんですよね。
しばらく経って、
ちょっと動かせられるようになったなというあたりから、
インナーマッスルのトレーニングを多めに入れたほうがいいのかなと思います。
若狭アナ:
はぁ~。
治ると、しっかり野球は十分できますか?
平田:
できます。
ただ、ちょっと投げ方は変えたほうがいいかもしれないですね。
若狭アナ:
どう変えました?
平田:
僕はテイクバックを短くしました。
短くというか小さくしましたね。
若狭アナ:
平田さんの、言われてみれば本塁送球などは、
テイクバックが小さかった。
あれは脱臼癖があったからということですか?
平田:
そうです。
僕は脱臼をしてから、
今のテイクバックの小さい投げ方に変わりました。
若狭アナ:
へぇ~。
遠投の距離、いわゆる肩の強さというのが、
短くなったり、弱くなったりすることはあるんですか?
平田:
遠投は投げられなくなります。
若狭アナ:
あっ、もう投げられなくなる?
平田:
はい。
距離は小さくなると思います。
脱臼をしてしまうと、
肩甲骨を後ろに持っていくという動きが、なんか引っかかりを覚えるんですよね。
だからテイクバックを小さくして投げる。
若狭アナ:
そうか。
引っかかりを無くす、小さくする?
平田:
はい。
1回引っかかった、テイクバックを大きくして「引っかった」となったら体が拒絶してしまうので、
やっぱりしっかり回転のかかったボールを投げられなくなるんですよね。
だからテイクバックを小さくして、
その変な感じを出ないようにして、しっかりとスピンの効いた変化球を投げる。
若狭アナ:
へぇ~。
その工夫で、
距離は短くなったけれども、アウトにすることはできますよということですね?
平田:
十分にできます、大丈夫です。
若狭アナ:
でも経験者が語ると重いですね。
半年かかるから、田中幹也の1年目は、
残念ながら我々も無いという覚悟をしておいていいくらいと?
平田:
だと思います。
時間はかかると思いますよね。
『若狭敬一のスポ音』
「スポ音」をお聞き頂き、ありがとうございました。ゲストは平田良介さんでした。ドラゴンズ開幕スタメン予想、ためになったアドバイス、大島選手との濃密野球談義、田中選手の右肩脱臼、苦手な投手、得意な投手など話は多岐に渡りました。radikoのタイムフリーでお楽しみください! pic.twitter.com/KA0WuoBrdR
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) March 25, 2023
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『中日ドラゴンズ春季キャンプの話題』
若狭アナ:
目についた若手はいましたか?
平田:
僕は、
今、ケガ中ですよね、リハビリ中なんですかね、
田中選手は凄い良いなと思ったんですよね。
若狭アナ:
どこが?
平田:
「野球脳がありそうやな」というふうな感じが、
バッティングも良いし、守備も良いしというのがあるんですけど、
「なんか野球脳がありそうだな」というふうな感じが。
若狭アナ:
彼、右肩を脱臼しました。
平田:
帰塁ですよね。
若狭アナ:
これ、平田さんもそうでしたよね?
平田:
僕も牽制の帰塁で脱臼したんですよ。
若狭アナ:
大阪桐蔭時代もそうでしたよね?
平田:
はい。
若狭アナ:
プロに入ってもですか?
平田:
プロに入ってもやりましたね。
若狭アナ:
それ以来、平田さんの一塁牽制の帰塁は絶対に足からでしたよね?
平田:
絶対、足からやったんですよ。
落合監督に、
落合博満:
もう、お前は足から帰れ。
と言われたんですよ。
若狭アナ:
手から絶対戻るなと?
平田:
はい。
落合博満:
何回、同じことをやるんだ。
って。
若狭アナ:
これ、右肩の脱臼は癖になるんですか?
平田:
なります。
若狭アナ:
一般的に脱臼すると野球できるまでどれくらいかかるんですか?
平田:
半年は見たほうがいいですね。
若狭アナ:
ええっ!?
平田:
半年は見たほうがいいです。
若狭アナ:
田中幹也選手、今シーズン絶望ですか?
平田:
と、僕は思いますけどね。
あとは無理してやるかどうかだと思うんですけども、
今、たぶん田中選手ってシャワーを肩より上に持ってこれないと思うんですよ。
若狭アナ:
右手ではシャワーできないくらい?
平田:
できないと思います。
若狭アナ:
そんな感じになるんですか!?
平田:
はい。
もう本当に体が拒絶するんですよね、腕を上にあげることを。
若狭アナ:
どういう治療、リハビリが今後は続くんですか?
平田:
しばらくは本当に電気治療とか、鍼治療とかというふうになるんかなと思うんですよね。
しばらく経って、
ちょっと動かせられるようになったなというあたりから、
インナーマッスルのトレーニングを多めに入れたほうがいいのかなと思います。
若狭アナ:
はぁ~。
治ると、しっかり野球は十分できますか?
平田:
できます。
ただ、ちょっと投げ方は変えたほうがいいかもしれないですね。
若狭アナ:
どう変えました?
平田:
僕はテイクバックを短くしました。
短くというか小さくしましたね。
若狭アナ:
平田さんの、言われてみれば本塁送球などは、
テイクバックが小さかった。
あれは脱臼癖があったからということですか?
平田:
そうです。
僕は脱臼をしてから、
今のテイクバックの小さい投げ方に変わりました。
若狭アナ:
へぇ~。
遠投の距離、いわゆる肩の強さというのが、
短くなったり、弱くなったりすることはあるんですか?
平田:
遠投は投げられなくなります。
若狭アナ:
あっ、もう投げられなくなる?
平田:
はい。
距離は小さくなると思います。
脱臼をしてしまうと、
肩甲骨を後ろに持っていくという動きが、なんか引っかかりを覚えるんですよね。
だからテイクバックを小さくして投げる。
若狭アナ:
そうか。
引っかかりを無くす、小さくする?
平田:
はい。
1回引っかかった、テイクバックを大きくして「引っかった」となったら体が拒絶してしまうので、
やっぱりしっかり回転のかかったボールを投げられなくなるんですよね。
だからテイクバックを小さくして、
その変な感じを出ないようにして、しっかりとスピンの効いた変化球を投げる。
若狭アナ:
へぇ~。
その工夫で、
距離は短くなったけれども、アウトにすることはできますよということですね?
平田:
十分にできます、大丈夫です。
若狭アナ:
でも経験者が語ると重いですね。
半年かかるから、田中幹也の1年目は、
残念ながら我々も無いという覚悟をしておいていいくらいと?
平田:
だと思います。
時間はかかると思いますよね。
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中日・立浪和義監督、ドラフト6位・田中幹也の手術の可能性について言及する
今季は難しいのではと語ります。