中日・平田良介選手、夏の甲子園中止に「どういう声をかけていいのか全然言葉が見つからないです…」

■2020.05.22 ドデスカ！

─およそ1ヶ月半ぶりにナゴヤドームに集まったドラゴンズの選手達。きのう1軍メンバーが午前と午後の2班に別れてチーム練習を再開しました。自粛期間中の自主練習に物足りなさを感じていたという平田選手。久しぶりの本拠地でフリーバッティングを行うなどじっくり汗を流しました。

平田：
久しぶりの広い球場、広い場所での練習だったので、

いつも以上に疲れが出ました。


まだまだ（バッティングに関しては）手応えとか、そういう段階ではないかなと思います。

まずはピッチャーの球に慣れることが大事なことかなと思います。

─今から15年前、夏の甲子園で活躍した平田選手。おととい発表された夏の甲子園中止決定について心境を明かしました。

平田：
春の甲子園も無かったじゃないですか。

練習の思い出も作れなかっただろうし、

特に最後の3年生っていうのは特別な思いがあったと思うんですね。

そこで1つの思い出を作れなかったというのは非常に残念ですし、

その思い出を作れなかった高校生たちに、

どういう声をかけていいのか、全然言葉が見つからないです。


今はやっぱりなかなか気持ちを切り替えられないとは思うんですけど、

もし切り替えられるようになったら、

前を見て1歩ずつ人生を歩んでいってほしいなというふうに思います。


─一方、6月中の開幕を目指しているプロ野球ペナントレース。試合を待つ、かけがえのないファンのために全力プレーを誓います。

平田：
準備が足りない中でも、

どうすれば今シーズンうまくいくのかっていうのを考えながら、

開幕に向けて練習していきたいと思います。