■2020.05.14 ベースボールキング
プロ野球・12球団最後の「最優秀中継ぎ投手」は…?
タイトルホルダーを多数輩出するチームもあれば、部門によっては長らく遠ざかっているチームも…。今回取り上げるのは『最優秀中継ぎ投手』。
▼ セ・リーグの歴代『最優秀中継ぎ』
巨 スコット・マシソン(2016年/49HP)
De 加藤武治(2006年/35HP)
神 桑原謙太朗(2017年/43HP)
広 なし
中 ジョエリー・ロドリゲス(2019年/44HP)
ヤ 近藤一樹(2018年/42HP)
昨季、中日のジョエリー・ロドリゲスがタイトルを獲得したセ・リーグでは、広島が「タイトルホルダーなし」という結果に。近年ではフランスア、ジャクソンなど、優秀なセットアッパーが在籍している印象もあるが、『最優秀中継ぎ』設置から24年間、一度もタイトルに手が届いていない。
先行基準が統一された2005年以降では、長身右腕のマイク・シュルツが2009年に40ホールドポイントを挙げたが、巨人の山口鉄也に4ポイント及ばず2位フィニッシュ。球団最多の通算135ホールドポイントを誇る今村猛は、2012年のリーグ3位が最高位だった。
その他5球団のなかで最長ブランクはDeNA。横浜時代の2006年を最後にタイトルから遠ざかっているが、ここ3シーズンは三上朋也、スペンサー・パットン、エドウィン・エスコバーといったリリーバーたちがタイトルレースの上位にランクインしており、14年ぶりのタイトルホルダー誕生に期待したいところだ。
なお、旧制度時代も含めて、球団別のタイトル獲得回数では、中日と阪神が8度で並んでトップタイ。スコット・マシソンと山口鉄也の活躍が記憶に新しい巨人が6度で続き、以下DeNA(3回)、ヤクルト(2回)、広島(0回)となっている。
▼ パ・リーグの歴代『最優秀中継ぎ』
西 増田達至(2015年/42HP)
ソ 岩嵜 翔(2017年/46HP)
楽 なし
ロ 川崎雄介(2008年/31HP)
日 宮西尚生(2019年/44HP)
オ 佐藤達也(2014年/48HP)
セ・リーグ同様、こちらも「該当者なし」の球団がひとつ。2005年に誕生した楽天は、いまだ中継ぎタイトルと縁がない。
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プロ野球12球団、最後の『盗塁王』 最も遠ざかっている球団は…?
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な し
なしってw
ジャクソンとフランスア辺りが取ってそうだけど意外になしなんだ
最優秀中継ぎ賞ってもっと評価されていいよね
抑えと違って7、8回と固定されてないし、6回に出てくる人もいる
翌年に壊れてしまう投手も多いし、それでもその年にフル回転してくれるその投手をもっと讃えたいよね
中日の受賞者8回のうち5回は中日中継ぎのレジェンド的存在になっている、岩瀬と浅尾
星野監督時代にセットアッパーをやっていた落合、あとなぜか存在が忘れ去られそうになっている岡本
中継の充実=チームの強さというのがわかるね
JFKに浅尾、岩瀬がいたから、そら阪神と中日が受賞回数多いわな
ドラゴンズは早い段階で投手分業制に取り組んで継続してるしね
中継ぎでMVPを獲った浅尾の凄さ
中日ドラゴンズは日本プロ野球で最も早く「投手分業制」を取り入れ始めた球団ということもあり、名リリーフが多い印象。タイトルになった1996年以降も絶対的セットアッパーとして活躍した投手達が数多くいますね。